2014-08-25 18:30:25 |
![]() |
通報 |
..にゃ-、
( 眠たげに目をパチパチ瞬かせていたが不意に聞こえた自転車の止まる音に小さく反応し。近づいてくる足音にどんな人か分からないため警戒心を剥き出しにするも、抱き上げられじっ、と見詰めてくる相手を此方も見詰め返して。特に悪い人には見えないと判断したのか抵抗することなく上記小さく漏らし。捨て猫だと伝えたいのは山々だが生憎猫が返答しても相手には理解できるわけもなく、地面に下ろされ相手の足元をうろつけば「にゃにゃ-....」と拾ってというように思いを込めながら鳴き声を発して。 )
( /ほ、本当ですか!?( クワッ ← / もう全然暴走とかwelcomeですよ!!(( / 此方こそ不束者ですが、宜しくお願いしますね! )
猫って、じゃがいも食べんのかな。
( 可愛い鳴き声と共に足元をうろつく猫。お腹でも空いてるのか、そう思えば頭をポフりと撫でながら上記を呟いて。今直ぐにでも持って帰りたい衝動に駆けられるが万が一に此の猫が飼い猫だったらと考えれば眉を寄せて。何かを伝えたい事は何となく分かるのだが猫の話す言葉が分かるような超能力は無いわけで、「..なるほど、全く分かんない。」と淡々とした声で言い。 )
( / 本当ですよ..!( むふ / 黙 ) / わああああ嬉しいです血吐きそうでs(、 / では本体は一度どろん致しますねー、なにかあれば何なりとバシバシ仰って下さいませ!! ← )
........。
( 頭を撫でられ心地良さげに目を細めるも、頭上から聞こえた言葉にジャガイモとは何かと食べたことがないため小首を傾げ。やはり相手には伝わらなかったようで、他に方法はと黙り込み。だが全く思いつかなかったのか、元からサバサバした性格なため伝わらないのなら鳴き声をあげたところで意味がないと相手に背を向けて蹲り。 )
( /よ、良かったです!血吐いちゃったらハンカチ貸すのでいってくだs(( / 分かりました、此方もドロンです! )
.......?
( 鳴くのを止めた相手を凝視するも背を向けられては嫌われたか、と少しショックを受けてたり。無言の猫に此方も無言になるしかなく如何しようかと視線を泳がせて。立ち上がり自転車を留めた所へ歩み籠に入れていたスーパーの袋を肩に掛けてたリュックに無理矢理押し込めば籠を空けて。「..入るかな、おいで。」と猫に向かって手招きしては苦笑を零し。 )
...にゃ-....?
( そう簡単に誰でも拾ってくれるわけではないことは承知の上なため、無理につきまとったりという気にはなれず。相手にも事情というものがあるし、等とモンモンと考えつつこれからどうしようかとぼんやりしていれば不意に相手が動いた気配がし。もう帰るのかと少々心細く感じるが立ち上がって近くをうろうろしようとすれば相手が手招きをしているのに気づき。軽く首を傾げ少し警戒しながらもゆっくり近づいていき。 )
..ね、大丈夫かな。
( 多少の警戒心を感じ取るも特に気にする事無く近付いてきた相手を抱き上げて。モフモフとした感触に無自覚ながら頬が緩むも籠に相手を入れ上記。見た目問題無さそうだが嫌なら猫だし降りるだろ、なんて暫く相手の様子を伺って。緩みきった頬に気付けばパシりと自身の頬を叩きふう、と一息吐いてサドルに跨ればハンドルに手をかけ。 )
......?
( 抱き上げられ何をされるのかと少々手足を動かすが、籠に乗せられ。これは拾ってもらえたと思っていいのだろうかと状況を冷静に理解しつつ、相手の方を向いて再度悪い人ではないかと確かめるように見詰め。自分の頬を叩く相手に吃驚したのか小さくビクつけば狭い籠の中だが動ける程度に数歩下がり。大人しく籠の中で縮こまれば小さく欠伸をして。 )
( 特に嫌がる事なく籠の中で丸くなった猫を見遣り、小さく笑みを浮かべ。ハンドルを握り締めてペダルに足掛ければ「_しゅっぱーつ。」と間延びした声で発し漕いで。向かい風に双眸細めつつ安全運転を心掛けて。自分もそろそろ車の免許を取るべきかなんて色々考えている内に住み慣れた極普通のアパートが見えてくればスピードを少し上げて。 )
にゃ.....
( 不意に動き出したことに閉じかけていた目を開き、だが不思議と恐怖心はなく涼しげに目を細め。どこに連れて行かれるのか分からないためまだ警戒心は解けていないが、特に相手を威嚇するということはせずただ前を見ており。少し速くなったスピ-ドに上記小さく漏らせば落ちないようギュッと端っこに寄って。 )
...ん?
( スピードを上げた所で隅に寄った相手を見れば小さく笑みを浮かべつつ少し怖かったかなー、なんて。アパートの駐輪場へ着くなり徐々にブレーキを踏んでは其の侭駐輪。「到着ー..」とサドルから降りて籠を覗き込み微笑んで。さて、と猫を抱き抱えて1階にある自室へ向かい。機嫌が良いのか何時もの事なのか何故か童謡を口遊みポケットから鍵を取り出してはカチャとの音の後に扉を開けて。「ようこそ。」なんて。 )
( 徐々にスピ-ドが遅くなっていくのを感じつつゆっくり瞬きをすれば止まったことについたのかと周りを見回し。覗き込んだ相手の笑みに分かりにくくはあるが、薄く笑めばされるがままに抱き抱えられ。初めての場所に少々落ち着きなくキョロキョロすれば口遊む相手に合わせてポンポンと相手の手を叩き。「..にゃにゃ-」開いた扉に中を覗いてから相手に視線を向けて。 )
えっと、..俺の家ーだから、これからはお前の家にもなるね。
( 随分と人懐こい猫のようで、嬉しそうに笑みを浮かべては上記。何とか足の踏み場のあるリビングへと向かって。部屋の汚さは気にせず電気を点けてソファへと相手を下ろしてはリュックを其処らに投げて自身もソファへ座り背凭れに凭れ掛かっては深く溜息を吐いて。「あ、じゃがいも入れてたんだった。」投げたリュックの中身を思い出せば面倒臭そうに再度溜息を零して。 )
( これが相手の家かと見回しながら下ろされたソファに丸まり。前の主人の部屋よりも散らかっている相手の部屋に掃除が苦手なのかただの面倒くさがりのどちらかなのだろうと一人納得し。隣の相手の膝に飛び乗れば眠たいのか何度か瞬きしてから小さく欠伸を零し、相手に擦り寄りつつうとうと、と目を閉じていき。 )
......!
( 膝に飛び乗り擦り寄る猫の姿をじー、と見ていれば可愛くて可愛くて言葉も出ず。眠り始めた相手に動くのも悪いかとポケットから携帯を取り出せば暫く弄り。頭にぽふりと手を乗っけては静かに撫でて。携帯の画面から視線を外さない侭双眸細め。「あー、にゃん太郎くんモフりたい。」猫好きの為のホームページ等でよく名前が上がる"にゃん太郎くん"。写真を見るなり上記をボソりと小声で呟けば浅く溜息。_ぐるる、とお腹が鳴れば苦笑を零して。..腹減った。 )
( 膝の上だと安心できるのか目を瞑って眠りにつき。たまに頭を撫でられる感覚に身動ぎをするが、心地良いのかそのまま眠り続け。少しして近くから聞こえたぐるる、という音にピク、と反応すれば目をゆっくり開いて顔を上げ。何の音かと軽く周りを見回せば一度相手を見て小首を傾げて。 )
トピック検索 |