-主- 2014-05-17 11:09:26 |
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>青くん
そりゃ良かった
(相手の弾んだ声音に笑みを溢すと、材料を順に混ぜていき。「ま、慎重になるのは悪いことじゃねーよ。俺はなんつーか……いい加減なところもあるしな」いい人、と言われれば照れくさそうに頬を掻き。それから、ボウルの中で山を成している砂糖を見ると、泡だて器を持っていた手を数秒止め。「そっか。なら良かった」その後の相手の口調や態度から、どうやら間違えて入れてしまったのではないようだと判断すると、止めていた手を再び動かして「青くん、かなりの甘党なんだな」と呟くように笑い)
>灰さん
そうは見えないが…。いい加減であることは時に時間の無駄を無くすことができる。俺も少し見習わねばならないな(照れ臭そうにする相手を見てはやはり何故だろうと思いつつ更に相手を持ち上げるようなことを言って。砂糖を入れたことを本気でばれていないと思っていて相手が己のことを甘党だと指摘したことに驚くと否定をすることはなく「なぜ、わかったんだ?俺はなにも言っていない」と言いつつ糖尿病を疑うほど再び砂糖を投入して
>青くん
ああーっ! もう、俺そんな大層なもんじゃねーから!
(普段素直に褒め慣れていないせいか、片手で顔を覆うようにしてそう言ってから、照れを誤魔化すようにペチンと自分の頬を叩き。「や、ばれるし! 入れ過ぎだし! 食べる前に蜂蜜とかチョコとかかけていいから、とりあえず砂糖はおしまい! な!」しれっとした様子で砂糖を追加する相手からボウルを奪うようにすると、とりあえず液に触れていない砂糖を袋に戻し、混ぜきると早々に焼いてしまおうとフライパンにそれを流し込み)
>灰さん
すまない。照れているのは分かっていたが悪いことではないと判断したんだ。そんなに嫌だったとは。
(落ち込んでいるようなそうでないような声色で言いつつ、こんなことを言ってはまた面倒だと思われると思い相手が頬を叩いた後その頬を撫でてみて「…知っている。砂糖を入れすぎるとだれてしまって上手く固まらないんだろ?…ならばもっと粉を入れて量を増やせば問題ない」要するに量が食べたいのだが素直にそれを言えるだけの性分ではないため回りくどく言うが人の良い相手だから怒らないだけかもしれないと思い「わがままを言ってすまないな」とフライパンに流し込まれる生地を興味深げに見ながら謝罪の言葉を
>青くん
嫌じゃなくて! ……別に嫌じゃ、ねーよ。ただ、言われ慣れてねぇだけ
(相手の声音に慌てて振り向くと、頬を撫でられ声がすぼみ。「ああ、なるほど。ま、ホットケーキばっかりでも飽きるだろ。まだ足りなかったら、そうだな……あ、たしかアイスがあったから、それのっけるか」生地を流し終えるとフライパンに蓋をして。「んなもん、わがままの内に入んねーから気にすんな」と相手の肩を軽く叩き)
>灰さん
嫌じゃない。それが本当ならよかった。しかし戸惑わせたのは事実だからな、悪いことをした。痛くなかったか?(頬を叩いたのは自分を痛め付けたのだと変な勘違いをすれば心配そうに撫で続け「気が利くんだな。やっぱり、灰さんは優しい。俺はなにで恩を返せば良い?」柔らかく微笑めば相手の目線に合わせるように腰を屈めて顔を覗き「では何がわがままになるのだろう」と問いかける訳でもなく独り言をそのまま呟いて
>青くん
え、あぁ。こんなの痛くねーよ
(頬を撫でられている理由が分かれば、へらりと笑ってみせて。「んー……。美味そうに食ってくれりゃそれで良いよ」恩なんて言われてしまうと、そんな大げさなものではないと手を振って。「相手のことを考えないのがわがままなんだ。相手のことを考えてるうちは、わがままなんてできねーな」と、視線の合った相手の呟きに笑っては、ぽんぽんと頭を撫で。それから、片面が焼けたのを見計らうとひっくり返し、その程よい色付きを見ては頷いて)
>灰さん
本当か?思い上がっている訳ではないが、気を使っているなら…いや、灰さんが大丈夫というなら大丈夫だよな(思えば頬を叩いたのは照れ隠しであり彼自身気分を変えるためのものであって何でもないのだと己の中で勝手に答えを出すと己の性格を恥じつつ謝って「それは得意だ。一口でいける。任せておけ」なんでも丸のみ故にそれが己の美味しいそうな食べ方なのでズレているとは気付かず得意気に言って「なるほど。分かりやすい説明だ。灰さんは、食べないのか?」納得したように頷くが心中己がそれに当てはまるのかは疑問で、それでも口には出さずにもうすぐ焼き上がりそうなホットケーキに思いを馳せながら相手は空腹ではないのかと
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