バチスタ*速水募集*

あげるよ〜

なんか用か？白鳥。
(白衣のポケットに手を突っ込み、いつもの棒付きキャンディを口に咥えて現れ。)

速水...!(相手の姿を見るやいなや即隣へ行き。「いや。最近仕事が忙しくてさ会えてなかったもんね-ちゃんと、ご飯食べてる？」なんてお母さんのようなことを喋りだし

俺の心配するなんてどういう風の吹き回しだ？(珍しい相手の言動に怪訝な表情をしながら、何企んでんだ？と言いたげに返してみて)

嫌だな-企んでなんかないよ(張り付けられたような満面の笑みを浮かべ。センター部長室へ入るといつも相手が座っている椅子へと深くどす、と座って

…どうだか。
医学部時代からお前と関わるとロクなことないからな。(半ば呆れたように返事するも、椅子を取られたことに関しては言及せず、舐め終えた棒付き飴の棒をゴミ箱に投げ入れて)

こんな、モニターとばっか向き合ってるからそんな友達出来ないんだよ(いつものように嫌味ったらしく言うも己も友達が少ない方なのだが。自分がロクでもないと言われたことはスルーし

お前にそれを言われるか、俺も終わりだな。(はん、と鼻で笑いながらモニターに視線を移し。特に異常は無さそうだと判断すれば、机の上から次の棒付きキャンディを手に取って包みを外し、口に咥えて。)
…で？俺に何か用でもあったんじゃないのか？

>速水
なにそれ、まるで僕に友達がいないみたいじゃない(相手の言葉に不満そうな表情をすると椅子をくるくるとまわし。「用事っていうか、頼まれたんだよ。君の部下に、速水せんせーがご飯をちゃんと食べないからどうにかしろ、ってね」やれやれと言う動作をして。感想は？とでも言ったように相手を見上げ

事実だろ？お前に合わせてくれるような物好き、お人好しの田口先生くらいなもんだ。(相手を横目に自分は机にもたれて腕組みし。その体制のまま相手の用件を聞けば一瞬呆気に取られて、)
…よりによってお前にそれを頼むか、彼奴ら。(照れ臭いような、呆れたような表情で呟き。「分かったよ、飯食えばいいんだろ？付き合え、白鳥」と半ばヤケクソの様子で誘い)

ぐっちーはぐっちーだから(と訳のわからない理由を述べるも犬のように懐く田口を思い浮かべ、つい頬が緩み。「どこに食べに行く？高級ビーフ？あ、速水の舌には合わないか」あれこれと料理店を出して

この際食えれば何でもいい。
お前に任せる。(自分にそこまでの食へのこだわりはなく、今回も自分の部下や白鳥の話に合わせて行くだけなわけで。白衣を脱いでいつものラックにかけ、代わりに私服の上着を羽織れば早くもそれで準備は万端で)

>速水
じゃあ、庶民的な速水の舌に合わせて回転寿司でも行ってみる？(何処でもいいと言われれば己もまだ昼なので堅苦しいところには行きたくないので寿司を提案して。

あぁ、それでいい。(庶民的、と一言多い相手の言葉にも慣れっこで。すんなり了承すれば「さっさと行くぞ」といわんばかりに先導して部屋を出る。出る直前にちらりとモニターを確認する様子からは、やはり仕事人間だという様子が伺えて)

はいはい、仕事の事は忘れる！(モニターを横目で確認した相手の気をそらすように数回手を叩き。「てか、なんで速水がが先導握ってるの」不満そうに呟くも、廊下に出れば相手の隣へと歩を進め

あぁ、悪い。とっとと済ませて戻ってこようと思ってな。(悪い、とは言うものの口角を上げたその様子は全く悪いと思っていなさそうで。救命の性かもしれないが、急患の可能性を考えると病院を長く空けたくはなく、つい上記を)

そうだね(とっとと済ませたいと呟いた相手の言葉に若干悲しそうな顔をするも、すぐにいつもの表情に戻り。「こっち」と寿司屋へと歩いてゆき

…勘違いするなよ？
別にお前と出掛けんのが嫌だって訳じゃない。(付き合いが長いせいなのかほんの一瞬とはいえ相手の表情の変化を見逃さず。相手の隣を歩きながら、顔は真っ直ぐ前を向いたまま上記。)

....!速水！(ツンデレとも取れる相手の言葉にみるみる表情は明るくなってゆき。「ま、速水と付き合っていける人間も数少ないよね」と鼻で笑い返し

お前、田口先生とちょっと似てきたな。(明らかに以前に比べ、感情が表情に出やすくなった相手を見て田口を思い出せばふっと口角上げ。続いた憎まれ口に対しては「お前よりはましだ」と減らず口で返し。)