キド 2013-12-14 12:08:02 |
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さむ....。
(部屋に行くのが面倒だとはいえリビングで寝るのは無理があった。眠気で今にも閉じかけている瞼を拳で擦ってはソファを降り足取り重く自室へ向かう為にリビングを出て。そういえば先程彼女は目が覚めたと言っていた、朝ご飯の用意を毎日の様に行っている彼女が遅くまで起きているのは体調不良に繋がると考えては自然と足は彼女の部屋の前に。流石に勝手に覗くのは気が引けるが起こしてしまうのは申し訳無いと思い静かにゆっくりと其の扉を開けて。)
__ひいぃッ...!
( 相変わらず幽霊を寄せ付けないためか『怖くない』という祈祷を言い続け、寧ろ幽霊様達にとっては面白がって寄り付きそうな程の涙流し状態な様だが、突然開いたドアに上記の如く悲鳴と大きな震えを一瞬させて。いくら最大の音量で聴いてるとは言えども流石に気づき、両手で耳を抑える。それでも勇気を振り絞って恐る恐る開いたドアの方向へ目線を向ければ、彼の姿が目に入り。安堵の溜め息と共に全身が力抜けて。←)
えっと..、キド?
(何が起きたというのだろうか。思わず此方が驚く様な悲鳴が耳に入ったと思えばふっと声が止んで、室内は暗く相手の表情は見えないが恐らく己が物音を立てまいと扉を開けたのが原因なのは明白だろう。苦笑い浮かべ頬を搔き乍ベッドに近付けば如何やら只事では無い様子で。「あっちゃー、そういえばお化け苦手なんだっけ。」案の定己を幽霊だとでも思ったのだろう、相手のベッドに腰掛けては綺麗な緑の髪をくしゃっと撫でて。)
んだよ...、ノックぐらいしろアホ...!
( 睡眠中だと思い込み己を起こさせないためにノックをしなかった、という相手の気遣いを知ることもなく喉が震えて上手く回らない口を懸命に動かしながら強気な口調で上記を述べ。恐らく彼は己が横になっているベッドに腰を掛けたのであろう、ベッドからやや軋んだ音が響くと同時に撫でられたのを感じつつ、「ち、違う...少し驚いただけだ...」と顔を伏せながら一向に滲んでくる涙をなるべく気づかれないようシーツで拭い。)
ごめんごめん、寝てると思ってさ。
(ムキになる相手を落ち着かせる様にと両手を前に出しては苦笑い其の侭上記述べる。顔を伏せている為表情を読み取る事は未だに出来ないが、声が若干震えているのは涙が出ているからなのだろう。幽霊が苦手なのは変わらないな、とクスクス笑い乍相手の髪に指を通していれば強気な発言に思わず吹き出して、「..ふーん。眠れないの?」彼女の事だ、怖くて寝れないとかそんな理由で起きていたのだろうと問い掛けて。)
そ....そうか、なら良いが...
( 相手の説得が利いたのか、曲げた指で涙を拭い際いつもの如くクール振った雰囲気を漂わせ、少々目が赤くなっているが勿論能力を使っているわけでもなく。笑い声が彼の口元から流れれば、ムッとあからさまに苛立ちを覚えるも「...まぁな....、昨日の昼結構寝たのが原因かもしれん」後半は己自身に言っているかのような呟き声だが、上記を返答しつつ触れられている頭にやや意識をしてしまい、目を泳がせて。)
( / 今日は落ちさせて頂きますねー;;
お相手感謝でした!)
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