校内で秘密の恋愛..♡(new)

…外に人が居たのにな?(根は生真面目な相手の事、さぞ心臓が高鳴ったに違いないが自分の口付けには夢中で居た事にどうしても嬉しさが心の中で生まれてしまい、未だに余韻に浸る様に反応が遅い相手を見ては微笑みを隠せずにいて。言い訳の様に言葉を紡ぐ相手をからかう様に上述を述べるが大して答えも期待せずに、相手が自分に夢中で居てくれれば其れでいいらしくて。戸惑う様に言葉を探す相手を再び抱き寄せては落ち着かせようと背中をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと子供をあやす様な手付きで軽く撫でて)

……しかけてきたの、亮じゃん。
(自分に向けて優しく微笑む相手の姿に一瞬見とれてしまい。彼のことだ、先ほどの女生徒には営業スマイルしか向けたことがないだろうが、きっと彼女はそれで満足してるに違いない、そう考えれば自然と優越感と喜びで笑みが零れ、同時に相手がどれだけ好きかを再認識し。その後の彼の言葉には羞恥心を煽られたが、それとは対照的な優しく背中を撫でる相手の手に自然と落ち着きを取り戻し、漸くまともな返答を返しては思わず笑ってしまい。)

ああいうのは反応するより無言で流した方が何も無くていいだろ。(余り向こうに構いに行くと自分も相手も折角一緒に居れるのに時間を割く事になってしまう挙げ句本当の怪我人なら未だしもどう考えても先程の女生徒はｻﾎﾞり。それならばあれくらいの対応くらい構わないだろうとさして気にしても居ない様で、目の前で素直に笑みを浮かべる相手に頬を緩ませて。「…其れに御前の照れたり恥ずかしがる姿は何度見ても飽きないからな。」とｸｽｸｽ笑い乍らも悪戯っぽく呟いて)

まぁ、そこは否定しないけど。
…私の亮だしね。
(相手の言葉にすんなり納得して頷き。その上明らかに相手に好意を寄せているゆえに来ただけの健康優良児。それを思い出せば少なからず嫉妬の気持ちが再び湧き上がり、ぼそっと独占欲とも取れる発言を付けたして。悪戯っぽく笑う相手には妙に煽られた感覚となり頬赤らめながら「〜っ、もう！意地悪！」と言い返し。我ながらこの人の発言でこうも自分の表情がころころ変わるものかと内心不思議にさえ思い。)

ほぉ、じゃあ俺は御前の所有物と言う訳か。(独占欲を察しするも可愛いらしい相手がここ迄言うのも珍しく又相手の発言の方向が存外面白く、笑いを堪え筒も相手の発言を楽しんでるようで混ぜ返すように呟き。自分も相手が好きであり、相手も周りから人気者故に嫉妬心を仕方なく抑える時もあるが逆になって見ると違った風にも思えて。「俺は元からこういう性格だ、諦めろ。」と頬赤らめる相手に平気で返し拗ねる様な怒る様なその機嫌を直そうと顔を上げれば相手の額に唇を寄せ)

んー…まぁ？
だって私は亮のもの、でしょ？
(相手の笑みに冗談ぽく上述話しては「あれ？違った？」と付け加えてはふっと小さく笑み。実は今まで相手以外の男性を愛した経験はなく、人を好きになったらこうも喜怒哀楽が左右され自制がきかなくなるものかとなるものかと内心自分でも驚いているがそれは決して表には出さない。「ん…、分かってる、分かってて好きになったんだもん」額にキス受けては少し気恥ずかしそうにその箇所を押さえながらもなんとなく相手には敵わない気がして本音を言い。)

(/遅れてすみません;;
平日はこんな感じのリズムになると思います、)

よく分かってる様で何よりだ。(冗談っぽく返されるも決して外れでは無い其の答えに何処か満足げに頬を緩ませては褒める様に相手の髪をくしゃりと撫でて。学校でﾓﾃる部類に入ってしまう相手を独占している優越感に浸り乍らも相手の反応が新鮮でつい意地悪を言ってしまう。「良い子だ。…授業終わったらどうする?」慣れない様に額を押さえる相手に微笑み乍ら前述を呟けばふと時計に視線を向け。授業が終わる迄時間は未だ有るが授業が終わったら建前上風邪っぽい相手はどうするだろうか、と相手に視線を戻し)

( / 自分もこんな感じですので余りお気になさらずに!)

ふふっ、そりゃ亮の彼女ですから？
(相手の返答と髪を撫でる手に褒められたと感じればどこか得意げに口角上げて小首傾げて相手を見上げ。普段真面目な優等生を気取っている手前褒められるのは日常茶飯事だが全く喜びなんて感じたことがない。しかしその点も相手にされるのだけは別物で。「…あ、そっか」相手からの問い掛けで急に現実に引き戻されたような気分になる。先程‘自制する’と言ってしまった手前教室に戻るのが自然な流れだろうが…「…離れたくないな」心の声が漏れでてしまった。)

(/ありがとうございます！)

良く出来た彼女だ、御前は。(得意げに笑う相手に愛おしさが込み上げては自然と相手に顔を寄せ親愛の意味も込めて相手の頬に唇を寄せ。普段はこんなんでもないのだが相手に対してはどうしても意地悪と同時に甘やかしたくもなるらしい。「…下校時間になったら今日は俺が送ってってやる。」離れたくないのは自分も同じ、然し此の儘授業が終わっても此処に引き止めて置く事は出来ない事は自分が良く知っていて。少し考えた末に出した提案はささやか乍らも全授業が終わった後の二人での時間の意味も入って)

んっ…へへっ、でしょ？
(頬に口付けられれば若干頬を赤らめながらも表情は相変わらずで。こんなに素直に喜怒哀楽が顔に出てしまうのもやはり相手の前だけ。「初彼なんだけどね、亮が」と、聞こえるが聞こえないかの微妙な声の大きさで呟き。「ほんと？…なら残りの授業頑張ってくる」相手からの申し出に心底嬉しそうに笑っては単純なもので授業へのやる気も出てきて。んーっ、と組んだ両手を上げて背伸びすれば、とりあえずは今はここに居られるわけで、その時間を大切に過ごそうと考えて。)

…言いたい事は素直に言った方が良いぞ?(つられる様に自分も穏やかな笑みを浮かべていればﾎﾞｿﾎﾞｿと呟く相手の言葉。聞こえそうで聞こえない其の言葉にやや首を横に傾けては相手の顔を覗き込み乍らもう一度言えとばかりに尋ね。「よし。…寝るか?今なら添い寝してやるが。」単純にも見える相手の嬉しそうな笑顔に満足げに頷いては自分達の乗っているﾍﾞｯﾄを指差して休息ついでにと相手に微笑みかけ乍ら聞いて)

折角小さい声で言ったのに、
…亮が初彼だって言ったの。
(わざわざ初彼だなんて、聞かれることも妙にくすぐったく感じるからあえて小声で言ったというのにそれをもう一度言えとばかりに尋ねる意地悪な相手。とはいえ隠し通すこともできないかな、なんて考えればすぐに白状するもやはり気恥ずかしくて顔を逸らし。「うん♪…あ、でもいいの？一緒に寝ちゃって」添い寝してくれると聞き無邪気ともとれる笑顔を浮かべて頷き。しかしよくよく考えればそんな所を見られでもしたら…と少し心配になり一応小首傾げながら尋ねて。)

へぇ…、可愛い可愛い風紀副委員長なら他にも寄ってたかる男なら山の様にいるのかと。(真実では有り相手に言い寄る男子生徒や男性教師が多いのは把握済み。それでも此処迄可愛らしい彼女を手放すつもりは毛頭なく、上述はほんの冗談混じりに述べただけで。嫌味ったらしくも片口端を上げて此方から顔を背ける相手を見詰め。「嗚呼、じゃあこうするか。」一応は入り口から直には見えない場所では有るが念の為、と一度立ち上がればｼｬｯと軽い音を立ててﾍﾞｯﾄの周りのｶｰﾃﾝを引いて)

その台詞そのまま返します、モテモテの保険医さん？
(相手の言う通り、自分を口説いて物にしようとする男は捨てるほどいる。どちらかというとそういうことには鈍い自分でもそれは嫌でも自覚してしまうもので。とはいえ相手に比べれば微々たるもの、と勝手に思ってしまえば自分も冗談ではあるけれど負けじと言い返してみて。ただ、その強気な言葉とは裏腹に未だ相手を直視できずにいて。「あ、そっか」ここは保健室。当たり前だけど家のとは違いカーテン付きのベット。それを引いてしまえば完全に死角になるわけで。それに気付かなかった自分はまぬけなのかと密かに肩を竦めた。)

そういうのは面と向かって言った方が効果的だぞ。(否定も肯定もしない辺り相手らしいが一応は自覚している様子。自分も自分で女生徒にﾓﾃない訳ではないかもしれないが先程の対応と同じ様に目の前の相手以外は”女”というよりは”生徒”な為にそう言った意味では大して眼中にもない。未だに気恥ずかしさ故か此方に眼を向けない相手の頬にするりと片手で触れては強引ながらも此方に顔を向けさせて。「なんだ、気がつかなかったのか。」今気付いたと言わんばかりに呟く相手の元へ歩み寄り再び腰掛けては先に枕を頭に乗せる様にして寝転がり、自分の片腕を横に伸ばして「…来るか?」とだけ問い掛けて)

ちょっ！……、
(半ば強引な相手の手によって相手と視線が絡んでしまう。別に嫌で逸らしていた視線ではないため、この状況下でわざわざ再び目を逸らす、なんてことはしないわけで。だからといって決して平気なわけもなく、「べ、別に効果なんていらないもん、」と頭がいい割に中途半端な減らず口を叩いてみながら結局視線は相手の目から少し下に下げてしまい。「いく♪」相手の短い問い掛けににこりと笑って此方も短く返答し。そのまま相手の腕に頭を預けて横に並べば寄り添うようにくっついて。外からは体育の授業に勤しむ生徒達の元気な声が響いており、こことはまるで別世界で。)

ずる賢いかと思えば純粋だったり…、やっぱり面白いな。(顔を此方に向けさせているのに未だに恥ずかしそうに目線を落とす相手に不満げにするどころか寧ろ相手の反応を楽しげに見詰めては顔を近づけ、額同士をこつんとくっつけて。此方に嬉しそうに寝転び己の腕に頭を預けては身を寄せて来る相手に穏やかに目を細めては相手が頭を乗せている方の手の指で相手の前髪を払って遣り筒ゆっくりと指先で髪を撫でて。普段ならこんなにのんびりはしないのだが随分と穏やかな時間が流れて)

お、おもちゃにしないでよ、
(”面白い”という相手の言葉に一応言い返すように悪態つくも先程までより更に接近した相手の顔とくっついた額に、言葉とは裏腹に照れ臭そうな表情を浮かべておずおずと相手を見つめてみて。髪を撫でる相手の手に、くすぐったそうな安心したような穏やかな表情を浮かべ。時間が止まったようにさえ感じるこの幸せな時間がずっと続けばいいと望みながら相手の腰付近に腕を回して緩く抱き着くようにして。)

玩具にはしてない、純粋に面白いだけだ。(ｸｽｸｽと密かに笑えば悪態づく相手に平気で返し、此方を漸く見詰め返した相手にﾌｯと目元を緩ませ。普段は遠目から見てもしっかりとしているのに自分の前ではすっかり変わる相手に興味が尽きない。「…今日は随分と甘えるな。」相手から緩りと腕を回して抱きついて来られれば少し体の向きを変え相手と迎え合う様にし、空いた方の片腕を相手の背中に回しては幼子をあやす手付きでﾎﾟﾝﾎﾟﾝと背中を撫で、静かに囁いて)

もう…、亮ってばいっつも余裕だよね、
(笑いながら再度自分を面白いと言う相手。その様子からは自分とは違って余裕が見られ、そういえば相手が余裕を無くしたとこなんて見たことがないことに気付き。気付いた途端恨めしそうな視線を向けながら上述を述べ。「だめ…？」背を撫でられながらもう少し身体を密着させて前述を尋ね。勿論だめだなんて言われることはないと思う。それでもなんとなくその質問をしてしまえば自然と上目遣いになりながら相手を見つめて返答を待ち。)