ー*ﾐｶｻとｴﾚﾝ【非募】

エレン！ごめんなさい…(こっそり覗き

お前だったんだな、良かった…
なんか、悪かったな。本当は俺と二人なんか嫌じゃ無かったか？

違う、嫌じゃない。こうなるつもりで立てたわけでもない。けど、エレンとあっちで話して、いいなって思っていた。何だか迷惑かけてしまったみたいで…申し訳ない…

ミカサがそんなつもりで立てたんじゃ無い事位解ってるからな。それは気にすんな…（頭を撫でてやり）いいなってお前…照れるだろ！あと謝るな、な？

俺もフルネームにしとくな！

うん…けど、きっとあそこの皆はそう思っている。クリスタに関しては、それしか喋っていない…(苦笑
本当に思ったから、言った(自分も少し恥ずかしくなり頬を染め
ありがとう、謝らないように気をつけよう(コクリと頷き

まぁ、でも…クリスタのお陰だと思えばいいだろ（此方も少し苦笑いして）
向こうはお前が自分で家族欲しくて立てた場所だから俺と二人になるのは嫌かと思ってたけど、そうじゃ無いなら安心だな
そ、そうか。有り難うな（カーッと顔が赤くなり、目を反らして）ミカサ…これから宜しくな？

…うん、そうしよう。クリスタはやはり女神(真顔で言い切り)
皆と話したくて立てた。けど、エレンのことを待っていたのも間違いではない…
エレン、顔が赤い(頬にそっと触れ)宜しく…お願いします…っ！(変に緊張して思い切り勢いよく頭を下げ

確かに女神だな…クリスタ可愛いしな！（此方も真顔で頷きながら。頬に触れられピクっとして）おおっ、そんな勢い付けて頭下げんなよ（笑って頭を起こしてやり）

か…可愛い……(複雑な顔をして黙り込み
悪かった、エレンが照れているから緊張した(恥ずかしさから顔を両手で覆い

どうした？（黙り込む姿を見て不思議がり顔を覗き込み。顔を覆う手を掴んで）なんだよー、お前も照れんなよ…俺まで恥ずかしいだろ（掴んだミカサの両手を優しく包んで）

エレンの口から可愛いなんて、初めて聞いた…(拗ねるように顔を背け)エレンが照れているから、私も恥ずかしくなった…ので、エレンが悪い(両手はそのままにジッと相手の目を見て

クリスタの事可愛いって言ったの、気にしてんのか？（背ける顔を覗き込むようにして）俺が悪いのかよ…ご、ごめんな？（手を包んだまま）

っ！気にしていない……私も金髪にしよう(顔を見られまいと俯き)嘘、エレンは悪くない。謝らなくていい…(包まれた手を握り返し

気にして無かったら何で金髪にするんだよ。ミカサは黒髪が似合うんだからそのままで居ろよ！勝手な事すんなよ？（片手を伸ばして顔を此方に向けて）な？（ジーッと見つめて。）んー…そう言えばお前、向こう行き辛くないか？大丈夫か？

私は言われたことがないから…(目線だけ逸らし)…エレンがそう言うなら、このままにしておこう(頬を染め目を泳がせ)
ありがとう、心配ない…けど、行き辛い気持ちもなくは無い…

お前も充分可愛いだろ、ｼﾞｬﾝがいつも言ってるぞ？良かったな！（ニコリと笑って頭をポンとして）おう、そのままのミカサで居ろよ？俺はそのままのお前が良いから。…って、やっぱりそうだよな（心配そうな顔で）俺にも責任あるからなー…行く時は言えよ？一緒に行ってやるから！俺と一緒なら行き辛さも少しは減るだろ？

エレンでなくては意味が無い(頭に置かれた相手の手を掴み)
エレンがこのままがいいと言うなら、このままにしよう。エレンがクリスタを可愛いと言うなら金髪にしよう…(掴んだ手にグッと力を入れ
ありがとう、エレンは優しい。でもエレンに責任はない…私に気を遣わなくていい(手を掴んだまま下ろすとそっと両手で包んで離し

ｼﾞｬﾝ可哀想だな…（と言いつつも笑いを堪えて）確かにクリスタは可愛いけど、俺はお前のがいいけどなー（サラッと答え乍、無意識にミカサの髪の毛を触って。手をパッと繋いで）でもお前が辛い思いすんのは見たく無いぞ、俺は。頼りたかったら、ちゃんと頼れよ？な？

仕方が無い、私はエレンに言われたい(悪びれもせず真顔で言い)…エレンはよく考えずにそういうことを言う…(頬を染めてマフラーに顔を埋めボソリと呟き)
ありがとう。本当に辛い時は、貴方を頼る。だから、今は心配ない。