苦味に甘味。(nl)

うるせー、
(頬をふくらませながら目で訴える相手にそう言って、相手がくすりと笑って言うと、「心が冷たいからな」といつからある迷信なのかそう言って、学校に着くと「それじゃあな」と自分の靴箱へと向かうため相手の手を離して

ふふ、
(未だに止まらない笑いを耐えるように口に手を添えて、我慢する。｢確かに、冷たいかも。｣と、いじわるを返すように悪態を吐くと悪魔な笑みを浮かべる。てが離されると｢あぅ。｣と、惜しみがちに先輩の後ろ姿を見つめる。学校のバカ!!

ふ～…
(靴からスリッパに履き替え、三年の教室に行って自分の席に座ると「あー、やべ、今顔赤いかも…」と心の中で呟き、先ほど一緒に登校していた友達にいじられると「なんであん時逃げんだよー」などと雑談を初めて

(時間スキップします？あとオチますね

あ、おはよ-!!
(同学年の友達と玄関で会えば仲良く教室まで一緒に歩いていき。｢先輩と手、繋いでたよね-!!｣とか、｢ついには、恋人!?｣と冷やかされる、｢ち、違うよ-、ほ、ほら寒かったから!!｣と誤魔化す。

(( / はい、放課後にｽｷｯﾌﾟしましょう!! 了解です。)

んじゃ、帰りましょうかー、
(午後のHRが終わり、バッグを持って友達に一緒に帰ろうと問いかけると「な～に言ってんだよ、彼女がいるだろ」などと茶化されると「うるっせ、無効が勝手にきただけだっつーの」と言うが信じてもらえず友達はそそくさと帰り仕方がないとひとりで靴箱に向かい

急がなきゃ、先輩帰っちゃう!!
(2年生の教室は2階にある、3年生の教室は1階に有るから急がないと先輩が玄関を出てしまう、｢皆、ばいばい｣と、友達に手を振ればﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯと階段を急いで駆け降りる。｢先輩、先輩･･･｡｣と、玄関に入れば先輩の姿を探す。

ふ～…って…
(靴箱から出ようとしたが今朝の後輩の姿が見え、それはまるで何かを探しているようで「かかわらないでおこうか」とそろー…っと靴箱を出て

あっ、いたぁ!!
(と、愛しの愛しの先輩の姿を見つけると、靴を履きかえﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ、と再度急いで彼の元へ行き、腕に強引に抱きつく。｢せ-んぱいっ!!｣と、明るく笑みを見せれば上記を述べる。

…っ！？
(相手の声が聞こえれば「ギクッ！」と擬音が聞こえそうなほど驚いて、強引に腕に抱きつかれれば「うわったっ」とバランスを崩しそうになり、明るい笑みを見せれば「離れろっ…！」と引き剥がそうとするがすればするほど相手はくっついてきて

も-､逃げないで下さいよ-｡
(危なかった-､と云うようなようすを見せて上記を言う。｢離しませ-ん｣と、すがるようにしつこく抱きつくと、だんだんぎゅ-､と抱きつく形になる。

いや逃げる前に捕まってるんだけど…
(逃げるつもりは…ほんのちょっとだけあったが上記を述べて、あいてがだんだん抱きつく形になると顔を赤らめて「離れろって…歩きにくいから…！」と言って

何か言いました?
(ふふ、と言葉を漏らせば黒笑みを浮かべて彼の言葉を聞いていないかの様に振る舞う。｢逃げませんか?｣ゆったりと首を傾げると少し力を緩めて。

…なんでもないです…
(相手が笑みを見せればどこか黒い雰囲気が見え、上記を述べて、相手が首をかしげれば「…わーったわーった、逃げない逃げない」と諦めたように言って

( すみません、急落ちです!!)

(了解デース

女を怒らせると痛い目見ますから-｡
(表面上ﾆｺﾆｺ笑っているようにも見えるも、目はきちんと笑っておらず。｢じゃ、離します…。｣少し惜しそうにゆるゆると手を離していく。

( 戻りました!!

はいはい…
(相手が笑っているように見えるとその言葉はあまり気にしていなくて、相手が惜しそうに手を離すと少し早足で歩き始め

(もうオチますね

も-｡
(不満そうにするも、ま、いっか。なんて穏やかに笑い。手を離した瞬間に先輩が足早に行ってしまう。｢やっぱり、逃げてません?｣と、隣を歩いて。

( 了解です!)

…
(早く帰りたい、家に着きたい、そんな気持ちが先に出ているのか自然に早足となり、隣を歩く相手が問いかけると「逃げてない」と歩きながら言って