平凡少年と孤独な少女

1回おちつけ......！ (相手の両腕を掴むと自分のほうに体を向けさせて
俺は何もする気はない。だから逃げないでくれ (真面目な顔で相手と目を合わせ

...(ｼﾞｰｯと相手を見て

......どうして逃げようとするんだ？(相手と視線を合わせて真面目な顔で聞く

...(黙ったまま俯き

・・・　（ふぅ、と一度深い息をついて手を離すと相手との距離を少し開ける
まぁ、俺もやりすぎたよな　（「悪い。じゃ、また学校でな」と後ろを向き歩き出す

...(行ってしまう相手の服の裾をｷｭｯと掴み

・・・なんか用か？　（掴まれたことに違和感を感じ首を少し後ろに向ける

また...明日...(小さな声で言い走り去る

・・・　（急な事だったのでよく分からないもののすぐ理解する
ああ、また明日な　（苦笑を浮かべ立ち去る相手を見送る

....(家まで走って来たので疲れ

（学校にて）
・・あー、眠いな　（昨日は遅くに寝たため寝不足。授業もしっかり聞いておらず頭はすでに机の上にあり完全に寝る体勢

...(真剣な目で授業受ける

ふぁ～・・・やっと昼休みか　（大きく欠伸をして席をたつ。ふらふらとした足取りで教室を出る

...(屋上に行く

・・・はぁ　（屋上のドアを開けると知ってる顔を見かける。だれだ？と思い少し近づくと・・・
檜乃か？今日は中庭じゃないんだな　（声をかけながら近寄る

うん...(話しかけられ相手を見て頷く

まぁ、場所なんていくらでもあるしな・・・　（数分程度風に当たると
邪魔しちゃ悪いな、それじゃ　（相手の邪魔をしないように背を向け歩き出す

居ても...いいよ...(小さな声で

・・・？なんか言ったか？　（ドアを開けようとするが小さい声が聞こえたので振り向く

居ても....いいよ！..(大きな声で相手に言い