主 2013-07-22 06:03:31 |
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>フラット
成程。それは嬉しいです。
(強いからと言う言葉に少し嬉しそうに上記を述べ。相手が急に突進してきて一瞬戸惑うが攻撃が大ぶりで更に武器を使わず拳で攻撃してきたため、なめているのかと思うがそれが相手の戦い方なのだろうと納得して二刀流の刀を相手に迎え撃つ様に居合切りして。
単純かつ不用意な飛び込み───
これでは相手にカウンターを狙ってくれ、と言っているようなものだろう。
相手も当然、「合わせて」来る──
が、それは次に繋げる為の布石。
相手が剣を抜き放つその一瞬。
交差した手首の部分に折り畳んだ左膝を乗せて体重を掛け動きを制し、その初動を潰す。
更には左手を伸ばして相手の奥襟を取り───
カオ
「顔面いくぜ?」
先程と同じように薄く笑みを浮かべ、一言───
この場に立っているのなら、例え女子とて手は抜かない。
そんな意味を込めて───
自分から踏み込んだ分、体重を確りと乗せた右肘を鋭く振り抜き───
>フラット
…っ!?
(完璧なカウンターだと思った攻撃がまさか読まれていたなど考えていなくあっさり初動を潰され顔面にくるという相手の言葉にヤバいと感じて自分の顔だけは守ろうと全力で避けるもやはり遅く顔に相手の右肘がかすってしまう。痛みで顔が引きつるが全体の力を使い膝を乗せられた手首を思いっきり上にあげて相手を飛ばすようにして。
((分かりました。))
───外した、か───
奥襟と両腕を封じられた状態で、至近距離からの肘打ちを躱す───
当たったとはいえ、入りは浅く、有効だとは決して言えないだろう。
───大したモンだ───
あの状態から体捌きのみで躱して見せた相手に、心から感心していた。
相手の挙動に目を奪われていると、ガクンと躰が揺らぐ───
「うおっと!」
下からのかち上げにバランスを崩してしまい、ついつい素っ頓狂な声をあげてしまう。
が、動きに逆らわず上に跳ぶと、そのまま相手の頭上を大きく飛び越え、反転し背後に着地する。
その距離3メートル強───
顔からは薄笑いが消え、代わりにギラつく眼光が───
立ち上がるとスッと左手を上げ、挑発するように手招きし───
更にゆっくりと相手の左側面に回り込もうと歩を進める───。
.
>フラット
…行きますよ。
(相手の攻撃を避けたのは良いがプライドにも傷がつき更には相手が手招きして挑発してきたので苛立ち。歩み進める相手に二つの刀を連続で振って攻撃を始め。自分の刀は少しでも相手を傷つけると効果のある両刃の刀で、しかもその相手は素手で戦っているのでこんなに好都合なことは無いと思うと勝てると確信してニヤッと笑みを浮かべながら攻撃を続けて。
連続攻撃に対して此方は軽やかなステップで間合いを保ちつつ躱し───
相手からすればまるで雲を相手にしている様だろう───
が、それは今は防御一辺倒だと言うことの裏返し。アウトボクシングは自分の本来のファイトスタイルではない。
クロス レンジ ハードヒット ラッシュ
───至近距離からの 強 打 &連撃───
それが自分の持ち味なのだが、太刀筋が速く懐に飛び込めない───
───埒が開かねェッ!───
意を決して飛び込むと、刃が頬を掠めた。
身を低く屈めて突進すると、瞬く間に三連打を繰り出す。
左のボディブロー、左のショートアッパー──
だが、これは相手の意識を下に向けさせる為のブラフ。
左の二連打に注視させている間に右のストレートで真っ正面から頭部を狙い───
.
…。
(最初の攻撃は全て空を斬り雲でも相手にしているのかと苛立っていたが、遂に相手が避けるのを止め攻撃へと移しおの反動で自分の刀が相手の頬に掠ったのを確認すると再びニヤッと笑みを浮かべる。しかし、瞬く間に相手から三連打を繰り出す。ここは冷静に考え、左に二打はブラフだと感じボディブローとショートアッパーはあえて真に受けて右で頭部に目がけたストレートだけを狙い。最初の二打を受けた分、痛みが襲うがその分右のストレートには十分タイミングを合わせられ、相手の右手を切断させる思いで斬りつけ。
───読まれたッ!?───
本命の右を躱し、先程と同じく完璧なタイミングでのカウンター。
自分の右腕に降り下ろされた斬撃は躱し様が無く───
咄嗟に腕を引くものの、鋭い痛みが───
バックステップで一端距離を取り、傷を確めると30cm程切り裂かれ、血が滲んでいた。
指や手首を動かしてみると、何ら以上は無い。腕の腱まで達していないのが幸いといった所だろう。
───成程…強敵だな、コリャ───
両手を軽く握り目の高さまで上げると、左足を前に出して深く落とす。
今日始めてライトアップに構えて見せる。
一気にダッシュし間合いを詰めようと───
初足を蹴った所で意識が淀む───
堪らず膝から崩れ落ち、相手を鋭く見据える。
「何か仕込みやがったな……?」
.
…ふふ。やっとですか。
(カウンターを成功させ少し経った後、相手が膝から崩れ落ちるのが見えニヤッと上記を述べる。「私の得意属性は毒です。この両刃の二刀流にこれでもかと毒がコーティングされているので私の攻撃をうけたらそこから貴方に毒が回ります。」と軽く説明して。先程まで動き回っていた相手も毒が回って動きが鈍ればこちらのもの。膝から崩れ落ちた相手にさっきまで避けられていた分の仕返しと言わんばかり二つの刀で連続で斬りかかって。
───毒、か───
意識の淀みも、本来の片刃で在る筈の"両刃の刀"も合点がいく。
恐らくは武器としての殺傷力や強度よりも、「傷を付ける」事に特化した形なのだろう。
「成程、見た目と違って───
クイーン・ビー
───いや、見た目通りの「女王蜂」と言った所か?」
人差し指で自分の頭を差し、皮肉混じりに一言告げる。
相手の鮮やかなブロンドの髪───其れが「毒」と合わさり蜂のイメージと、彼女の異名を重ねる。
高速の連撃に距離を取りながら躱そうとするものの、毒の影響か、上手く躱せず刀傷だらけに。
掠っただけで毒は確実に自分の体の自由を奪っていく。
───長期戦は不利。ならば───
先程と同じように体制を低く懐に入り込むと、手刀で相手の肘の辺りを内側から制し───
小さく跳ぶと両足を揃えてドロップキックを繰り出す。
───勝負を速攻で決めるだけ!───
.
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