婪 幽飛 2013-07-13 18:20:17 |
通報 |
..もう、起きるんですか ?
(暖まったこの布団を被りながら寝ていたものの何処か心に穴が空いた様な感じがする。ゆっくりと重い瞼を開けると其処には愛おしい彼の姿が。"まだ起きたくない"という気持ちからか上記が口から出る。"おはよう"と言おうとするも昨晩のことを思い出してしまうと布団を少し持ち上げ自分の状況を確認する。「っ...」服を着ていない自分の姿の経過を思い出せば頬がだんだん染まり言葉が出ない。彼に見られないように更に布団を被るとちら、と見つめる。「その..、ごめんなさい」腰が痛いと言いたい様な様子を見せる彼に小さく前記を呟く。)
なんだ、もう起きたのか?
(くす、と微笑みつつ前記を述べた。何やら百面相している相手に再び頬を緩ませては、ぽふり、と頭を撫でる。「体、大丈夫か?」と取り敢えず確認だけはしておこう。無理をさせてもなんだし、かと言って己の欲望を抑えれない己もつくづく耐える事が出来ない奴だと本当に思う。取り敢えず己の服は着崩れているし、少しの間だけでもいいから幸せの余韻に浸っていたいのは本当だ。またベットに横になると、彼女をゆっくりと抱きしめて、頬に口付けた。「おはよう」と続けた言葉は愛しい感情が混ざっていたかもしれない。)
ん..起きちゃいました
(何時もと変わらず愛おしい彼の声が静まった部屋に低く響く。次いで頭から温もりが伝わってくると頬がへら、と緩む。その存在を確かめるように己も手を伸ばし彼の手を捉える。するとゆっくりと自分の目の前へ。この大きな手が安心出来る。失うことがあったらどうなってしまうのだろう、微かに頭を過る。「おはようのキスは普通ここですよ」人差し指を彼の唇に当てる。何処からこんな余裕が出てくるのか。いや、余裕なんてないけど昨晩の事が夢でないのを確かめるように、再びあの感触を感じたい、などと考えては前記のような事を告げてしまう。)
なんだキスして欲しいのか?
(くすくす、と微笑んで彼女の頭を撫でた。やっぱり可愛いなあとか言う思考は押し込めておこう、うん。ちゅ、と彼女の唇に口付けては、「さて、と。今日も相変わらず暑いな、」ふとベットから近い窓を開けては、中に入る熱風に小さく溜め息を吐く。まあ、己の部屋はク-ラ-がついているから、少しはましだろうけど。今日はこの暑さじゃあ買い物、なんて言ってもバテるだけか、それなら家でゆっくりしていた方がまだいいかもしれない)
...ん。
(彼の顔が近付いてくると再び瞼を閉じる。次いで唇に昨晩の感触と同じものが残る。先程の言動をした自分はどうしたものか、急に恥ずかしくなり彼が離れると布団の中へと顔を隠す。「今日はお仕事ないんですか ? 」何時もなら既に家を出ている筈。しかし今となって気づくことだが前記を布団の中から尋ねる。もし仕事があっても行ってほしくないのが本心。だがそんなことは口に出来ない。彼に迷惑をかけたくないから。)
今日は有給休暇を貰ってる。
(相手の様子にくすくす、と笑みを浮かべたら、そのまま己はゆっくりと起き上がる、今更になって、眠くなってきたのは言うまでも無い。ぽすり、と横になると、くああ、と欠伸を一つ、うとうと、心地良い眠りに再び欠伸をした。涼しいといえば涼しいのに、どこか暑く感じてしまう、ふと相手の様子にくすくす、と微笑んでは、良く照れるなあ、とか微笑みつつ己も頭を撫でた。)
..幽飛さん、
(布団の中はとても暑い。少しの間だけでも我慢出来なくなり顔を出し彼の名前を呼ぶ。そしてそっと彼の手を握ろうと自分の手を伸ばす。「今日はごろごろでー、ですか ?」彼の様子にくすくすと笑いながら前記を尋ねる。ゆったりと2人きりで過ごすのも悪くない、と思う。偶に子供の様な彼の姿は本当に好きで少し寄り添うように。)
トピック検索 |