主 2013-06-22 18:50:00 |
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――お前何聞いてた訳?不満あったらありがとうなんて言わないっての。
(一度は愛を囁き合った彼を振り払い逃げる様にあの場を後にしてしまったことに後悔がないかと聞かれれば自信を持って応えることはまだ難しくて、けれど連れ出してくれた菅野への感謝の思いも確かなもので。自分に気を遣ってか飲み物を買ってきてくれた相手からミルクティーの缶を受け取り冬の風にさらされてひんやりと冷たくなってしまった自分の頬に暫し当てて温まってからタブを開けると中身をごくりと飲み。温かく甘ったるいミルクティーは例えるなら相手の優しさをそのまま形にしたようで、ゆっくりと染み渡るようにして胃の中を温めていく感覚にほっと息を漏らして。久しぶりに心の底から安心できたようで、上原に会ってからずっと強張っていた体がほぐれていく感覚を感じながら相手の声に耳を傾ければ案の定口を出したことに不安げな声を漏らしていて。相手らしいと言えば相手らしいが、そんな相手に救われた身としては少々複雑で拗ねたように唇を尖らせながら言葉を返すと最後に我慢できなくなった様にふっと笑みを零し。まだ温かい缶に両手を添え冷たくなった指先を温めながら一度息を吐くと、少しだけ真面目な顔になり呟くように言葉を続けて。)
…これで良かった、とは思えないけど…それでもお前に助けてもらったのは確かだし。そもそも、関係ないお前を巻き込んじゃったのは俺だし。…お前が何言ったとしても関係ないよ、この問題は俺とあいつで解決しなきゃいけないことだから。
(/いえいえ、分かりやすく纏めて頂けてこちらとしては楽しくやり取りをさせて頂いております^^
そうですね、次くらいには一度菅野くんを外して二人で話し合うような長めの場面を組めたらと思っております。今回の伏線もありますし、そろそろ本命の上原君ときちんとやり取りしなければという感じですし(←/
ではではある程度今の場面が落ち着きましたら次こそ上原君ときちんとお話しさせたいと思います(笑)上原様にも次の場面のイメージ等などございましたらお聞かせいただけると有難いです!)
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