エヴァBL 貞カヲル×貞シンジ

うん、大変そうだよ。何かイチイチ面倒クサい事ばっかり考えてさ。
だろ？、君のその矛盾した発言に時々腹が立つんだ。なんでだろう？(背後から相手の肩に手を置き、少し顔を近づければ問いかけて

何だよ…僕にだって色々悩みがあるんだ
そんなのわからないよ。っていうか、顔近づけるなよ(時々腹が立つ、という発言に少しムッとしたような様子で返事を返すと離れようと距離をとって

悩み…僕が聞いてあげようか？
そしたらその面倒クサいのも無くなるんじゃないの？
今少し怒ったのって、僕に腹が立つって言われたのが嫌だったからだよね？(自信に満ち溢れた笑顔で相手の返事を待って

いいの？渚からしたら僕が抱えてる悩みなんてくだらないことかもしれないのに…
本当、いちいちムカつく奴だな…(図星なのか眉間にシワをよせて先程より不機嫌になり

まぁそうかもしれないけどさ。人は話すだけで楽になるとか言うんだろ、聞くよ。
くく、本当シンジ君はおもしろいな(相手の不機嫌そうな顔とは裏腹に楽しげに笑って

…ありがとう。悩みっていうのは綾波のことなんだけどさ…僕がもっと強ければ綾波を守れたのかなって、そのことばかり考えてしまうんだ。
な、何笑ってるんだよ…(急に笑い出したことを不思議に思いながら相手を見て

またファーストのことか…。あれは彼女がバカだったんだってば。君が責任を感じる必要はないだろ(相手の口から出た名前を聞けば不機嫌そうに言って
何かわかんないけど君のそういうとこに惹かれてんのかな(小さな声で言って肩を竦め

綾波のこと悪く言うなよ！僕はいつも守られてばかりで、何もしてあげられなかったのに…(相手の馬鹿と言う発言に声を荒げて綾波のことを思い出せば悔しそうに
…何か言った？(聞こえなかったのか今度は聞き取ろうと少し顔を近づけ

君はいつもそれだ。ファーストのことばっかりさ。好きなの？彼女のこと(相手の様子に不機嫌そうな顔をして
…シンジ君に惹かれる理由を考えてたんだ(更に顔を近づけて言い

別に…渚には関係ないよ(顔を赤くしながら視線を逸らし
ちょ…近いよ(顔を近づけられると離れようと肩を押して

ふーん、やっぱ好きなんだ。何がそんなにいいのさ(ムッとした表情で顔をそらし
良いじゃん別に。何か減るわけでもないじゃん(肩を押す相手の手を取り

綾波と一緒にいると落ち着くんだよ。っていうか、さっきから何でそんなに怒ってるの？(顔を逸らしたままの相手をじっと見て
…そうだけどさ、また変なことするんじゃないだろうな？(前に過呼吸になった自分を助けるためとはいえキスされたことを思い出していて

…君には関係ないだろ(相手が先ほど述べた言葉を嫌味臭く言って
しないよ、さすがに僕もそれくらいのことは考えれる。…君が嫌なんだったらしない(下に視線を落としながら述べて

渚が話したくないならそれで良いよ(ため息を一つついてそう告げて
…ちゃんと僕のこと考えてくれてるんだ？(少しだけ手を握る力を込めて

話してもわかんないよシンジ君は(重いため息をつけば自分の気を紛らわすように上を見上げて
思いやりって生きてく上で必要だって、君らを見てたら痛いほど分かるからね(相手の質問に対して曖昧な返事を返し

渚も何か悩んでるみたいだね…僕じゃ力になれないのが悔しいけど。(相手が自分の話を聞いてくれたように自分も話を聞こうと考えるもそう言われてしまえばどうにも出来ずに

自分勝手な行動ばかりしてたら相手に嫌われちゃうからね。僕もそういう行動はなるべくしないように気をつけてるけど…(思いやりは必要だという相手の返事に頷いて

そりゃ僕の悩みは君自信だからね(苦笑を浮かべ、少し寂しげに肩を竦めて

嫌われる、か…。じゃあもしも僕が今シンジ君にキスをしたとしたら嫌われるんだ(此方も頷きながら相手の話を聞いて

え…僕自身のことで？(急に自分の名前が出てくれば驚き、思わず聞き返して

な、何でそういう話になるんだよ…(いきなりの発言に戸惑っていて

あげておくね

あげておくよ