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<title><![CDATA[緋盈月の帷にーー〆]]></title>
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<description><![CDATA[夜長の秋宵。緋く染められた玉兎が2人を照らす。]]></description>
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<title><![CDATA[73: …ふぅー。（彼女の腕から逃れてキッ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-20T11:45:46+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…ふぅー。（彼女の腕から逃れてキッチンに避難すると、彼女から見えない角度に立つと騒ぎ続ける胸を落ち着けるように深く息をひとつつき。格好をつけながらこれからも血を提供することをほのめかしたり、背中に感じる彼女の豊かな胸の感触に何でも無いように装っていたりと、慣れないことをしていたためか知らず知らずに疲労していたようで、そのまま何度か深い息をついていればなんとか落ち着いたようで。自身の食事を用意．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[72: あ、そっちの話ね…。(学校で体調を．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-17T06:04:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[あ、そっちの話ね…。(学校で体調を崩して悪漢に絡まれていた話を持ち出されて、ようやく彼の言葉の真意が伝わった。何だか心配をかけてしまったようで申し訳ない気持ちになっていると、彼が呟いた一言で再び顔を上げる。まるでこれからも『特別な血』を分けてくれる事を匂わされているような、そんな風に聞こえて期待してしまい、後ろから彼に視線を送っている。こちらから意地悪を仕掛けたことで耐えられなくなったのか、．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[71: 実際、栄養足りてなかっただろ？（ま．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-15T22:59:23+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[実際、栄養足りてなかっただろ？（まだ背中にくっついたままでいるため相手の様子は分からないが、声を聞く限り、どうやら不機嫌になっている様子。どうやら男性の腕と比べられたことに不満を感じているようで、少しデリカシーがなかっただろうかと反省するも、学校では体調を崩し、悪漢達に絡まれていたことは事実だろうと反論し。しかし、少し間を置いたと思えば「まぁ…これからは栄養は大丈夫なんじゃない？」と、遠回し．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[70: はぁ…それ、男の子の腕と一緒にしてな．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-15T21:11:30+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[はぁ…それ、男の子の腕と一緒にしてない？(背中にくっ付いている状態では前方が見えなくて、手にそっと触れられドキッと胸がざわついたのも束の間、「栄養足りてなさそう」と言われ失礼な言い方にムッとして、もう少し「細過ぎて心配だ…」くらいの言い方はできないのかと呆れてため息を吐いてしまう。別に彼にそう言われたいとか期待してた訳ではないけれどっ！と自分に謎の言い訳をして頬を膨らませて拗ねている。ふと．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[69: …。（どうして相手がこんな行為に及．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-15T16:56:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…。（どうして相手がこんな行為に及んだのかは分からないが、先ほどの切羽詰まった表情を浮かべていたところを見るとただ事ではないことはなんとなく理解でき、それならば、困っている相手を放っておくことは出来ないため、彼女がこの状態でいたいならそうさせてあげようと気遣って。むしろ大変なのは己の方で、何でも無い風を装って言葉を紡いだが、胸の内では背中に感じる彼女の柔らかい豊かな胸の、幸せな感覚に心を乱さ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[68: …ありがとう。(面倒だと思われても．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-15T12:42:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…ありがとう。(面倒だと思われてもう仲良くしてもらえなくなるくらいは覚悟していて、しかし返ってきたのは優しい言葉で吃驚させられた。電車でくっ付いた時や背中を撫でた時の反応から、こういう過剰な接触に慣れて無さそうだと思えるのに、こちらが気負わないように落ち着くまで抱き着いてて良いと言ってくれて、胸の奥がきゅうっと切なくなる。しかし先程までのような苦しさや焦燥感はなく、むしろポカポカと胸が温かく．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[67: ごめんねってなに…が…？（背後の彼．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-15T00:01:32+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ごめんねってなに…が…？（背後の彼女に目をやれば、その顔には切なげな表情を浮かべており、頬もどこか熱っぽい。本格的に体調がおかしいのではないのか。自身の『特別な血』のなにかが原因なのではないかと心配し、それから彼女の小さな謝罪が聞こえればなにを、と体ごと相手の方へと振り向こうとして。しかしその瞬間、背中の方から柔らかく、暖かな体温に包まれると何が起こったのか理解ができず、振り向くこともできず．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[66: っ、だ、め…っもう限界…(彼と．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-14T18:51:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[っ、だ、め…っもう限界…(彼と再び目が合うと先程の衝動がまた強く胸を打ち、もう身体が落ち着かなくて我慢ができなくなる。頬を紅潮させて切なげな表情を見せながら、短く「…ごめんね」と謝罪の一言を告げると、背後から腕を回して相手の背中にギュッと身を寄せてくる。自分とは違う温かな体温が絶妙に心地好く不思議なくらい安心感を覚えており、これは自分から離れることは難しいと瞬時に悟る。そもそもこの状況は．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[65: うん…ありがとう。(一度に大量の血．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-14T15:05:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[うん…ありがとう。(一度に大量の血が抜けたためか、多少のめまいを感じながらも様子のおかしい彼女の容態を心配するが、目を合わせた瞬間に心配ないと気を取り直せば杞憂だったかと首をかしげて。それよりも、こちらの背後に回る相手の言う通り多少の疲労感を自覚せずにはいられず、食事は落ち着いてからにしよう提案通りに座って休憩し。リラックスできる体勢になり深呼吸しながら休息していると、何を思ったのか彼女が背．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[64: ロール思案っ、え、あ…その…な、何．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-14T12:26:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ロール思案っ、え、あ…その…な、何でもないのっほ、ほら疲れたでしょう？座ってゆっくり休んで！(相手と目を合わせると途端に胸がドクンとなり、身体が沸騰するような激しい興奮と、締め付けられるような苦しさを感じ、離れたくない、側にいたい気持ちが溢れてくる。違う、そうではなくて自分はもっと彼の事を大事にしたいはずなのに、触れたい触れたい触れたいと彼への執着は次第に大きくなり、抑えられない衝動に．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[63: はいはい。(こちらの意趣返しに抗議．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-13T14:36:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[はいはい。(こちらの意趣返しに抗議するかのように、彼女が頬をムッと膨らませてこちらを見てくると、その少女のような反攻に思わず笑みを浮かべながら上記のように、反撃はここまでにするようで。そうして、学校の時と同じように一度唇が這わされ、そうして牙を立てられれば皮膚を貫かれた痛みに「っつ、ぅ…。」と、一度経験したとはいえその痛みに一瞬苦悶の表情を浮かべて。それからは傷口からあふれてくる血の雫を先ほ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[62: ……忘れてってば。(自分に対しての意．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-13T12:48:48+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……忘れてってば。(自分に対しての意趣返しなのか、また豪快な音を鳴らしたお腹の虫を揶揄われて、少しムッとして照れているのか頬を赤く染めながら「忘れて」と年相応の反応をしてみせる。こうなったら本当に倒れる寸前まで血を吸ってやると思いながら、差し出された腕にそっと触れて、学校の時と同じように唇を這わせた後、少しだけ歯を立てて噛み付く。最初はびっくりしてそんなに味わって飲まなかったが、雫のように溢れ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[61: (なにやらにやにやしていたり、謎の上か．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-13T09:50:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(なにやらにやにやしていたり、謎の上から目線で偉そうにしていたりと、先ほどまでは余裕綽綽と言った様子だったのに、彼女が始めれの来客であることを告げた瞬間、そわそわし始めたり、心ここにあらずな様子になれば急にどうしたのだろうかと首を傾げ。どちらの食事を先にするかと問いかけると、不自然に肩を跳ねさせる相手に「わかった。」と快く了承するが「杏樹さんのお腹の機嫌も手ごわそうだからね。」と、先ほどの上から．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[60: (貴方が意外とマメなところを知って感心．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-13T06:52:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(貴方が意外とマメなところを知って感心しながらニヤニヤと見ていると、なんと自分が最初に訪れた女子と知って、妙に心臓が跳ね上がる。何故かその情報はくすぐったくてソワソワ落ち着かない気持ちにさせる。もしかしたら自分で思っている以上に彼に執着しているのかも？それは食糧として？友人として？考え込んでボーッとしている時に話しかけられたのでピクリと肩が跳ねると、彼から目線を逸らしながら、落ち着かない手つきで．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[59: えっ？お隣だったの！？（自身の部屋．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-12T23:53:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[えっ？お隣だったの！？（自身の部屋の前へと案内すれば、傍の彼女が隣の部屋を指さしながらそこが自宅だと告げてくると、同じ最寄りの駅、同じマンション、そして隣の部屋と、偶然に次ぐ偶然にこちらも目を丸くしながらあっけにとられて上記のように驚いて。確かに、そこのの住人とは活動時間が絶妙にズレて顔を合わせるタイミングがなかったと思い返せば、まさか彼女が隣人だったとはと苦笑を浮かべ。彼女を部屋へと迎え入．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[58: なんだ。私の部屋の隣だったのね。ふふ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-12T13:19:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[なんだ。私の部屋の隣だったのね。ふふっ…すごい偶然…。(彼の部屋の場所を知ると驚いたように目を丸くして、隣の部屋の扉を指差して、「あそこが私の部屋だから。」と教える。本当にこんなに近くに住んでいたとは驚きで、クスクスと楽しそうな笑顔を浮かべてる。相手の部屋の中に「お邪魔します」と言いながら入っていく。散らかってるかもと彼は言っていたが、全くそんなことはなく、むしろきちんと整理整頓されており．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[57: は、ははは…。（遠慮なく、と、まる．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-11T15:37:02+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[は、ははは…。（遠慮なく、と、まるで処刑宣告のように思える言葉が聞こえてくれば乾いた笑いしか出てこなくて。今日会ったばかりでもこれほどまでに親しくしてくるのは友人として見てくれているのか、それとも既に食糧として認定されて逃がさないようとしているだけなのだろうかと考えていて。そう考えているうちにやがてアパートへと着けば最早逃げ場はなく、繋がれていた手が解放されても従順に自身の部屋へとまっすぐ向．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[56: そうなんだ。じゃあ…遠慮なくお邪魔させ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-11T10:39:42+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[そうなんだ。じゃあ…遠慮なくお邪魔させてもらうね？(夕飯の準備は万全だと言う彼から何となく楽しそうな雰囲気を感じ取る。もしかしたら料理をするのが好きな人なのかもしれない。家では両親も自身も料理をする習慣がないので、彼がどんな料理をするのか、そんなに楽しいものなのか少し興味が湧いてきている。ひとまず、彼の食事に関しては心配いらないようなので遠慮なく部屋にお邪魔することにした。アパートの前まで手．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[55: それその寸前までやるってことだよね？．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-10T12:59:57+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[それその寸前までやるってことだよね？（血を提供しないわけではないが、それでも加減はして欲しいと思っていたのに目の前の悪戯っぽく笑みを浮かべる彼女から物騒な言葉が聞こえてくると、どうやら遠慮はしてくれないようだと冷や汗をかきながら上記のように問いかけて。学校最寄りの駅から離していた手は満員電車から脱出するためとはいえ結局繋ぎ直されていて。そのことに気づいてまた離そうとすると彼女の方から握り返さ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[54: ぶっ倒れない程度には加減してあげるから．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/725555/res/54/</link>
<dc:date>2026-10-10T12:03:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ぶっ倒れない程度には加減してあげるから安心しなさい。(こちらの発言に苦笑いを浮かべるのを見て、フフンと悪戯っ子のような表情をしながらそう呟く。血を飲ませてくれるのを拒まれた訳ではないので、彼女はどこかご機嫌で、いつの間にか彼の手を握り返して普通の事のように家まで歩いていく。「そういえば龍枢くんの夕飯はどうするの？買い物するなら付き合うよ？」と相手を気遣ってそう言う。)]]></content:encoded>
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