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<title><![CDATA[■□　終夜観測　□■]]></title>
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<description><![CDATA[■□　終夜観測　□■本設定集の把握は参加条件ではありません。世界観をより深く楽しみたい方向けの補足資料です。記載内容には学説・俗説・迷信も含まれ、必ずしもすべてが真実とは限りません。]]></description>
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<title><![CDATA[34: ▼　古い聖堂の教義　現在の詰所が．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:13:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　古い聖堂の教義　現在の詰所がまだ聖堂だった頃、ここでは太陽そのものではなく、朝を神聖視していたらしい。神の名は残っていない。古い壁画もほとんど剥がれている。ただ祭壇の裏側には、現在でも読める文章が一つだけ刻まれている。 夜を憎むな。夜を愛するな。ただ、朝まで隣人と在れ。現在の《　暁待ち　》という習慣は、ここから生まれたという説がある。夜番たちの大半は知らない。知っていて．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[33: ▼　夜はなぜ生まれたのか　諸説あ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:12:20+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜はなぜ生まれたのか　諸説ある。《　神殺し説　》かつて人間が太陽神を殺した。その死体から溢れた影が夜となった。《　世界睡眠説　》世界そのものが眠っている。現在の世界はその悪夢であり、夜蝕とは夢への同化。《　原夜説　》夜こそ世界本来の姿であり、太陽の方が後から生まれた。夜はただ世界を元に戻している。《　集合願望説　》ある時代、人類が「明日など来なければいい」と強く．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[32: ▼　夜番たちの迷信・噂　真偽不明．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:11:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜番たちの迷信・噂　真偽不明。それでも長く夜番を続ける者ほど、妙にこういうものを信じている。夜から三度名前を呼ばれても返事をするな。四度目なら返していい。暗闇の中で知人に会ったら、まず「朝は好きか」と訊け。「嫌い」と答えたら近づくな。見知らぬ子供にランタンを貸すな。返ってきたランタンには火ではなく星が入っている。暮れた人間の名前を祭壇の灯へ囁くと、一瞬だけ炎が強くなる。．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[31: ▼　夜に存在する「何か」　夜蝕以．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:09:17+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜に存在する「何か」　夜蝕以外にも、夜には不可解なものが現れる。ただし「怪物」と呼べるものは意外に少ない。むしろ、それが生き物なのかどうか分からないものが多い。街角に立ち続ける黒い人影。こちらと同じ速度で歩く星。窓の外を泳ぐ魚。誰も弾いていないピアノ。人間の真似をして音もなく扉をノックする影。それらが人間へ危害を加えることは少ない。というよりも、ほとんどないと言っていい。何を．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[30: ▼　子供と夜　子供は大人より夜蝕．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:08:10+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　子供と夜　子供は大人より夜蝕しにくい。理由は不明。ただし、子供は大人には見えない《夜のもの》を見ることがある。「あそこに人がいる」「星のお姉ちゃんが笑ってる」「夜がこっち見てる」などと言う。大人はあまり相手にしない。夜番だけは、子供が暗闇を指差したら、とりあえず灯りを増やす。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[29: ▼　眠り　眠っている間も夜蝕は進．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:07:21+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　眠り　眠っている間も夜蝕は進行する。瞼の裏が暗いからだ――と昔は説明されていた。現在では医学的根拠はないとされる。それでも夜番には、灯りをつけたまま眠る者が多い。一方、夜蝕が進行すると真っ暗でなければ眠れなくなる者もいる。これは末期症状の一つとして警戒されている。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[28: ▼　夢　長夜の最中、人々は奇妙な．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:06:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夢　長夜の最中、人々は奇妙な夢を見やすくなる。共通しているのは、夢の中では昼であること。知らない草原に、知らない家に、知らない家族。それなのに、夢を見ている本人はすべてを知っている。目覚めると強烈な喪失感だけが残る。「本当の人生はあちらで、こちらこそ夢なのではないか」と考える者もいる。夜蝕が進行した者ほど、この夢を見る頻度が高い。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[27: ▼　月　月については、考えない方．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/27/</link>
<dc:date>2026-08-28T00:05:32+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　月　月については、考えない方がいい。――というのが夜番の共通認識。本来、この世界の月は一つ。ところが長夜の最中、二つ以上見えることがある。記録上の最多は十一。誰もが同じ数を見るわけではない。隣に立っている二人が空を見上げ、「今日は月が二つだな」「何言ってんだ。一つだろ」ということもある。だから夜番は、月の数を口にしない。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[26: ▼　夜の音　夜が深くなると、存在．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-28T00:04:35+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜の音　夜が深くなると、存在しない音が聞こえることがある。列車、波、子供の笑い声、祭囃子、遠くの鐘、母親の声、もう死んだ人間が自分を呼ぶ声。人によって聞こえるものは違う。ただし、多くの者が共通して聞いたと証言する音が一つだけある。鳥の声。この世界ではとうに絶滅したとされる種類の鳥。その声を聞いた夜番は、不思議と「もうすぐ朝だ」と感じるらしい。実際には、夜明けまで数日残って．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[25: ▼　迷い街　夜にだけ現れる、存在．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/25/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:59:43+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　迷い街　夜にだけ現れる、存在しない街並みの総称。夜番の間では《　迷い街　》と呼ばれる。奇妙なのは、初めて見る場所なのに、「帰ってきた」と感じる者が多いこと。当然、そんな記憶はない。迷い街へ深く入り込んだ夜番の帰還率は低い。だから見つけても入るな、とされている。それでも入る者はいる。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[24: ▼　夜の街　夜番が巡回する街は、．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T23:59:15+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜の街　夜番が巡回する街は、昼間と同じ場所である。――少なくとも、地図上では。ところが長夜が深くなるほど、奇妙な報告が増える。昨日までなかった路地。同じ角を何度曲がっても戻ってくる道。誰も住んでいないはずの家から漏れる暖かな灯り。自分の幼少期の家によく似た建物。見覚えのない駅。遠くに見える巨大な観覧車。屋根より低い位置に浮かぶ月。街灯の下に立っている、顔の見えない人。昼になれ．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[23: ▼　短い昼　長夜を越えると、朝が．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T23:58:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　短い昼　長夜を越えると、朝が来る。この世界において日の出は、少し特別なものになっている。夜番が詰所から出る。窓が開く。洗濯物が一斉に干される。市場が開く。子供が外へ飛び出す。眠っていた街が短い時間だけ息を吹き返す。夜蝕した部位は陽光を嫌うことがあり、日陰へ隠れる者もいる。それでも多くの人間は、朝が好きだ。まだ朝が来るという事実そのものが、希望だから。]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[22: ▼　暁待ち　本来は、長夜の終わり．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T23:57:35+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　暁待ち　本来は、長夜の終わりに人々が灯りを囲み、日の出を待った宗教的習慣。現在ではもっと俗っぽい。誰かと一緒に朝を待つこと、それだけ。夜番の間では、「一人で待つよりマシ」くらいの意味で使われる。「今夜、暁待ち付き合えよ」という誘いに、それ以上の意味があるかどうかは――言った本人次第。]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/21/">
<title><![CDATA[21: ▼　祭壇の灯　詰所がまだ聖堂だっ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T23:57:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　祭壇の灯　詰所がまだ聖堂だった時代から、一度も消えていないとされる火。普通の炎より青白い。夜蝕を抑制する力も強い。なぜ消えないのかは不明。燃料を足す必要はあるため、完全な奇跡というわけでもない。ただし、どんな燃料を使っても同じ色で燃える。夜番の中には、「あれが消えたら最後の日没が来る」と信じている者もいる。特に根拠はない。それでも火の番だけは、どんな不真面目な夜番でも忘れな．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[20: ▼　詰所の内部　十数人入れば窮屈．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T23:56:17+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　詰所の内部　十数人入れば窮屈になる程度の、小さな石造りの聖堂。天井だけは妙に高い。正面には古い祭壇がある。その上では大きな灯火が絶えず燃えている。長椅子が数脚、傷だらけのテーブル、小さな暖炉、簡素な流し台。壁には夜番の外套、ランタン、縄、工具、救急用品。片隅には酒瓶。窓には色褪せたステンドグラス。告解室は物置になっており、古い聖書と工具箱が同じ棚に突っ込まれている。聖水盤は―．．．]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/19/">
<title><![CDATA[19: ▼　夜番の詰所　舞台となる場所。．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/19/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:55:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜番の詰所　舞台となる場所。元は小さな聖堂だった。かつては長夜の終わりと太陽の再来を祈る場所だったが、信仰が衰退した後、夜番へ払い下げられた。正式名称は残っているらしいが、誰も使わない。夜番たちは単に、《詰所》あるいは、《暁待ち》と呼ぶ。]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/18/">
<title><![CDATA[18: ▼　夜番と夜蝕　当然ながら、夜番．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/18/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:54:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜番と夜蝕　当然ながら、夜番は一般人より夜蝕率が高い。毎晩、夜へ出るからだ。軽度の夜蝕なら勤務可能。むしろ夜蝕によって暗所視力や感覚が強化され、仕事に有利になる者すらいる。そのため、夜蝕が進む → 夜番として有能になる → さらに夜へ出る → 夜蝕が進むという悪循環に陥る者も多い。一定以上進行すれば退役勧告が出る。聞く者は少ない。]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/17/">
<title><![CDATA[17: ▼　夜番の鉄則　夜番にはいくつも．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/17/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:53:41+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜番の鉄則　夜番にはいくつもの規則がある。すべてを守っている者は少ない。ただし、古参ほど妙な迷信だけは守る。灯りを二つ持て。一つは自分のため、一つは他人のため。夜の中で泣いている者を見つけても、顔を見るまで名前を呼ぶな。見覚えのない街灯には近づくな。巡回中、自分と同じ足音が三つ聞こえたら帰れ。月の数を数えるな。暮れかけた仲間に「帰ろう」と言うな。「朝まで付き合え」と言え．．．]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/16/">
<title><![CDATA[16: ▼　夜番　長夜の街を守る者たち。．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/16/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:53:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　夜番　長夜の街を守る者たち。主な仕事は、街灯の点火・維持、巡回、遭難者の捜索、夜蝕者の保護、危険区域の封鎖など。伝統的に男性が担ってきた職業で、現在もほぼ完全な男社会。高尚な使命感を持つ者ばかりではない。給金がいいから、他に仕事がないから。家族が夜番だったから。夜が好きだから。昼間に働きたくないから。犯罪歴があって他所では雇ってもらえないから。理由はさまざま。むしろ．．．]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/15/">
<title><![CDATA[15: ▼　最後の日没　いつ訪れるのかは．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/723331/res/15/</link>
<dc:date>2026-08-27T23:52:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[▼　最後の日没　いつ訪れるのかは分かっていない。夜が一定の速度で延びているわけではないからだ。十年ほとんど変化しなかった時代もある。逆に、一年で夜が数時間延びた記録もある。それでも確実に、長期的には夜が長くなっている。「あと百年」「あと三十年」「もう次の日没が最後」さまざまな予測が飛び交っている。だが一般市民の多くは、毎日そんなことを考えてはいない。世界の終わりより、次の食事．．．]]></content:encoded>
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