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<title><![CDATA[ あくまとてんし / 〆]]></title>
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<description><![CDATA[3LDK　404号室]]></description>
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<title><![CDATA[32:     悪魔くん、私はまだ諦めていませ．．．]]></title>
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<dc:date>2025-07-25T02:10:29+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[    悪魔くん、私はまだ諦めていませんよ！また会え…ますよね？     ]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[31:    あげておきます！気が向いたらまた．．．]]></title>
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<dc:date>2025-07-07T20:50:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[   あげておきます！気が向いたらまた会いましょうね！      ]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[30: （まさか、彼の首元に尊敬している女神．．．]]></title>
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<dc:date>2025-07-02T21:00:40+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（まさか、彼の首元に尊敬している女神様から見えない首輪をつけられているなんて思いもせず、軽々しく天界にいた時のように“好き”という言葉を使って。その言葉によって彼の首が締め付けられていることも、それを必死に堪えているのも気がつくはずもなく。道が合っているのかということ尋ねると自分を信じろと口角を上げて笑う彼は夕陽に照らされて輝いていて、思わず見蕩れてしまうほどだ。他の人と接するときの人柄で取り．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[29: ( ファミレスへと向かう途中、俺の手．．．]]></title>
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<dc:date>2025-07-01T22:54:41+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( ファミレスへと向かう途中、俺の手をぐいぐい引っ張っていた彼女が、ふと何かを察したのか、あっさり手を離した。拍子抜けするほど自然な仕草。でもそれ以上に、次に出た言葉の破壊力がすごかった。「 レンくんの手って大きくて冷たくて、私好きです！ 」…いやいやいや言葉の選び方が直球すぎる。誰にでもそう言ってんのか、それとも俺だけにか、そんなことを考える間もなく、喉元がひときわ強く締めつけられる感覚が襲．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[28:         （彼のスマホの画面を．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-30T23:06:48+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[        （彼のスマホの画面を閉じていないことも、掴んだ手を過剰に意識していることには目もくれず、外まで引っ張って来てしまったがどこにその店があるかなんて分からないまま歩いて。“犬”と言われるのは心外だが、今はそんなの関係ない。自分の今の意識は全てファミレスに集中しており、どんな料理があるのか、どのような味付けなのか、など色々妄想しては頬が緩んでいくのがわかる。そんな中、彼からはこの“手．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[27: ( 隣から視線を感じる。すっげぇ感じ．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-30T19:57:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( 隣から視線を感じる。すっげぇ感じる。えっ、まさか動揺しまくってんのバレた…？なんかすごいこっち見てくんだけどコイツ。そんなことを頭の中でぐるぐる考えながらも、目線はスマホの画面に落としたまま。ひたすら謎の視線に耐え忍ぶ。が、ファミレスの画面を見せた途端。急に立ち上がったかと思えば、いつもの調子で手を掴んでぐいぐいと引っ張ってきた。それも、無垢な瞳をきらきらと輝かせながら。……おい、俺まだス．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[26:           （先程までの至近．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-29T23:58:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[          （先程までの至近距離に比べたら、隣に座って少し肩どうしが当たるくらいの距離なんてどうってことなく、彼が自分の身から発せられる甘い香りを意識してしまっていることはこのお気楽天使に考えが及ぶはずもなく。操作しているスマホの画面から彼の横顔へ視線を移動させ、整った目鼻立ち、薄く綺麗な唇を捉えれば、彼は俗にいう“イケメン”とやらに分類させるのではないか…―いけないいけない、幼なじみ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[25: （ さっきまで赤くなってたくせに、今．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-29T20:26:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（ さっきまで赤くなってたくせに、今は何事もなかったような顔で隣に座ってきて、こっちのスマホ画面を覗き込んでくる鈍感天使。……距離が近い。( 2回目 ) さっきからずっと近い。折角距離をとったのに。ほんのり甘い匂いが鼻先を掠めて、さっきまでの全力で抑え込んだ動揺がまたじわじわと蘇ってくる。横目で見ると、柔らかい金髪が肩越しに流れ込んできそうで、なるべくそっちを見ないようにスマホの画面に集中する．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[24:       （いつもより、どこか少し．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-29T01:43:58+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[      （いつもより、どこか少し冷ややかな声のトーンで言われると、ぴく、と肩が控えめに跳ね､戸惑いを隠すのに必死になりながら普段通りにこにこと口角を上げて。物理的に距離を詰められるのは苦手なのだろうか。そんなことを考えるとあそこまで近付いてしまったことが申し訳なくなってくる。だが、幸いにもどうやら彼に怪我はないらしい。それに安心した後、いつまでも彼の膝の上に乗っているわけにはいかないと思い．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[23: ( 体勢を整えてベッドに座り直した直．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-28T18:26:27+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( 体勢を整えてベッドに座り直した直後、思いがけず肩に彼女の温もりを感じて、ぴたりと動きを止めた…というよりは動けなくなってしまった。僅かに目を見開いたまま、動かざること山の如し。全神経が肩に集中する。今までになく、なんというか、甘い空気が流れている気がする。ここで気を抜けば首が逝く。首も逝くし、いろいろ終わる。人 ( 悪魔 ) の気も知らずに呑気なヤツめ。…緊張が走る中、そのうち彼女が離れる．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[22:         上げておきますね！悪．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-25T19:28:46+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[        上げておきますね！悪魔くん、私はいつでも待っていますから！     ]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[21:           （自身の不注意の．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-21T23:27:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[          （自身の不注意のせいでこうなってしまったことに彼はどのような反応をするだろうか。“ドジ”と言って怒られ呆れられるか、何事も無かったかのように注意されるか…彼からの反応を身構えて待っていると、先程自分が発した“そんなつもりじゃない”という言葉に対する肯定と此方の身を心配する言葉をかけられ、彼の優しさをひしひしと感じて。背中に回されていた手がいつの間にか頭に添えられており、自身．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[20: ( 慌てて顔を上げた彼女と思いきり視．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-21T22:44:25+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( 慌てて顔を上げた彼女と思いきり視線がぶつかった。息がかかるほどの距離。……近い。ありえないくらい、顔が近い。おまけに状況を察したらしいコイツの頬が、みるみる赤く染まっていくのが分かる。おい、なんだその顔……！てか軽い、柔らか……ッ、じゃねえ！やめろやめろ落ち着け俺。これは事故、ただの事故！───意識しないように、と思えば思うほど五感が過敏になり、要らぬ単語が脳内をちらつき始める。すると、 ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[19:     （どうすることも出来ず彼の胸に．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-21T16:02:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[    （どうすることも出来ず彼の胸に飛び込む形になってしまい、気がつけば彼の腕の中にいて。幼い頃からずっと共にいたが、距離がこんなにも近くなったことは今までで一度もない。体は隙間がまるでないほど密着しており、悪魔である彼の少し低い体温を感じて。怪我はないか、飛び込んだのだから痛かっただろう、そう言いたいのに顔を上げれば彼の端正な顔が鼻どうしがくっついてしまいそうなほど近くにあり、自身の熱が顔に．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[18: ( ドアが静かに開き、金の巻き髪がそ．．．]]></title>
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<dc:date>2025-06-21T08:17:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( ドアが静かに開き、金の巻き髪がそっと覗いた。澄んだ緑の瞳と目が合って自然と口元が緩むのを自覚しつつも、ベッドに寝転がった姿勢は崩さない。……こんな無防備な姿を見せられるのはコイツだけ。そもそも、昔から俺の “ 内側 ” に迷いなく踏み込んでくるのは、他でもないこの天使だけだった。───窓から差し込む夕焼けが部屋を橙色に染める。差し詰め手伝いを頼みに来たのだろうと思っていたが、口振りからして．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[17:            （名前の呼び方．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[           （名前の呼び方について注意された数秒後に見事に名前を間違えてしまうという並外れた天然ボケが炸裂し、バタバタと部屋に戻っていった彼の言葉なんてまるで届いておらず。――彼の部屋のドアをノックすれば、中から彼の返事が聞こえてきて。どうやら入ってもいいようなのでドアを開け、中を覗いて見るとベッドに彼が横になって寝転がっていて。外ではこんなに締りのない姿は見せないのにな、と思うと笑．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[16: “ レイ ” ねぇ……ほぉ～ん……？．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[“ レイ ” ねぇ……ほぉ～ん……？早速名前間違えるとか、なかなかいい度胸してんじゃん。てか、もうわざとだろお前？俺の名前ちゃんと覚えるまで、今夜は寝かさねえからな。…それじゃ、またあとで。　( もちろん、わざとじゃないってことくらい分かってる。コイツがそういう “ 天然事故 ” を起こすのは昔っからの仕様だ。けど、だからこそ、ちょっとからかいたくなる。本気で怒ってるわけじゃない、ただ俺の．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[15:      （まだ彼が自身の髪に触れる、．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[     （まだ彼が自身の髪に触れる、そんな些細で心が満たされる時間が続くと思っていたが髪を梳くように撫でられた後、離れていった彼の手を見てもう終えてしまうのかと寂しさを感じて。天界や魔界で会った時は今以上に触れてくれたのに。そう思いながらも、口に出すなんてことはせずに本人は気がついていないだろうが眉を下げて如何にもしょんぼりしたような表情で彼を暫し見つめていて。彼に背を向けると、掛けられた言葉．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[14: ( 髪に触れた、ただそれだけで首元の．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[( 髪に触れた、ただそれだけで首元の “ 違和感 ” がピクリと反応を示した。彼女とルームシェアすることが決まった時に女神から無理矢理装着された、忌々しい《 制裁の首飾り 》。天使に対して “ 不適切な感情や行動 ” を抱いた瞬間、装着者の喉を絞めて警告するという───いわば “ 見張り役 ” 。 いかにも女神らしい、嫌がらせのような予防線だった。…ババァのくせに勘が鋭過ぎるんだよな、ク ソが．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[13:           （ノックしてから．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[          （ノックしてから数秒後、開かれたドアから馴染み深い彼が出てきて自身の髪に触れられる。彼に髪を触られるのは好きだ。自身の髪を触る手つきは優しく、とても心地がいい。彼にもっと触れて欲しいがためにこの髪の長さを維持しているのだから。先程自分がした、彼に対しての呼び方について軽く注意され、あ、そうだったと思い出す。にへ、と擬音語がつきそうなほど緩い笑顔を浮かべると、軽く謝って。人間．．．]]></content:encoded>
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