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<title><![CDATA[〆 楠木の根元で]]></title>
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<description><![CDATA[  〆 お相手決まってます 〆]]></description>
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<title><![CDATA[26: へぇ、あっちに買われなくて良かった。(恐．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-15T20:52:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[へぇ、あっちに買われなくて良かった。(恐らく屋敷にいる方がよく新聞や噂話で出てくる“ウィルソン家”なのだろう。両親2人に娘が1人、ミアという名前の者は聞いたことが無かったが、この状態ならそれも納得がいく。魔法が使えることだったり血が繋がっていないことだったり、そんな理由を勝手に向こうが押し付ける様子が簡単に想像できた。上流階級だからといって人格者と言う訳でも無いらしい、そう思うとミアにあの酒場で買．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[25: …10つになるまでは向こうで暮らしてい．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-15T18:14:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…10つになるまでは向こうで暮らしていたわ。今は私以外…父と継母と異母妹が向こうに住んでいるの。( 彼が食事に手をつけているのを横目で確認すると、口角を上げて嬉しそうにするが特に言葉を口にすることはなく、静かに食べる様子を見守っていた。自身もシチューを口に運び半分ほど食していたところ、ふと問われた言葉に動かしていた手を止めて紅茶を一口飲む。記憶を辿ると妹が産まれたあたりから屋敷の中に居場所は．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[24: ぁ、悪い、(彼女の明るい声色を耳にしあま．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-14T19:08:45+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ぁ、悪い、(彼女の明るい声色を耳にしあまりに素直な感情表現に口元が緩むも、何か運んでくるのを見て背筋を伸ばす。出会ってから次第に懐柔され、警戒というよりは気の抜けた自分を晒すことへの気恥ずかしさに近い。彼女の前でどうあれば良いのかまだ掴めていない心地がした。そうして目の前に出されたのはお茶だけでなくシチューにパン、鍋に火をかけたのはこのためかと今更気付く。彼女が斜め向かいに座るのもきっと自分への配．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[23:   えぇ、気に入っているものばかりなの．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-14T11:48:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[  えぇ、気に入っているものばかりなの！ぜひ紹介させて。でも、その前に…、お腹が空いてしまったから貴方の分も用意しちゃったのだけれど、良ければどうぞ。( 此方へ歩み寄ってくれる言葉にふわりと笑って嬉しそうに頷くと、紅茶の入ったカップと具だくさんのシチューに胚芽パンを添えた皿を相手の元へ配膳する。続いて自分用の皿を配膳するのだが敢えて相手と向かい合うことはせず、4人用のテーブルで一席ズラして．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[22: あ、あぁ…静かで、落ち着いている。(息を．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-14T01:10:10+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[あ、あぁ…静かで、落ち着いている。(息を抜いて気を休めていたものの、彼女がコンロに手を伸ばして火が灯る音が聞こえると身が強張った。無意識に息を呑み、鍋の下で揺れる火に釘付けになる。あくまで料理に使うためのもので彼女に悪意はない、そう心の中で唱えては目を瞑って深く息を吐くが、見に染み付いた恐怖をすぐに無くすことは難しかった。幸いにも彼女は気付いていないようで普段の過ごし方を教えてくれて、火を気にしな．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[21:  …静かな家でしょう？大抵は庭の畑や草．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-13T22:47:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ …静かな家でしょう？大抵は庭の畑や草花の世話をしたり、書斎の本を読み耽って過ごしているの。今日は久しぶりに町へ抜け出してみたのよ。( 背中越しに聞こえてきた小さな声にもう一度ふふ、と笑うと、ポットの湯を沸かしついでに隣のコンロに乗せられた鍋も火にかける。夕飯時だし、ついでに自分もお茶と食事をしようと思っているのだが、彼にも出したら食べてくれるだろうか。そんなことを考えながら、相手が部屋の中．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[20: (名前に対して素敵だなんて自分ですら久し．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-13T22:11:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(名前に対して素敵だなんて自分ですら久しく抱いてこなかったものを、会ってまだ少ししか経っていない相手に言われるなんて。感情の処理に戸惑いつつ出方を窺おうと横目で彼女を捉えると素直に嬉しさが表れた微笑みを浮かべており、先程の曇った表情が晴れて安心した。するといきなり腕を掴まれた。いきなり距離を詰められたことに驚くも、優しい力には振りほどく気にはなれず大人しく促された椅子に座る。手当てに協力するつもり．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[19:  …！ ヴァンス。素敵なお名前ね。．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-13T17:02:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ …！ ヴァンス。素敵なお名前ね。( 風が止むのを感じ保身のために翳していた両手を下げてちらりと相手の方を見やった。すると、相変わらず視線は交わらなかったが、彼が名を名乗った途端に目を見開いてぱっと笑顔になる。初対面で不躾かとも思ったが相手は自分よりも年下のようだし、変に畏まった言い方をするよりも呼び捨てのほうが良いかと彼の名をそのまま復唱した。そして床に座り込み、今度は大人しく右頬を差し出．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[18: (力には力を、今までそうされてきたように．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-13T16:10:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(力には力を、今までそうされてきたようにきっと彼女も捻じ伏せてくる。魔法を持っているなら尚更。なんて考えながら身構える彼女を見下ろす。徐ろに動いたかと思い警戒すれば、見せたのは魔法の光りではなくあの明るい声と優しい翠の瞳で、どちらにせよ自分にとっては眩しく顔を俯かせてしまった。声だけは風を割いて嫌でも耳に届き、彼女の表情は分からない。だが、第一声から次第に勢いが弱まっていくのは感じられ次第に胸が痛．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[17:  (そういうつもりは無い、と慌てて弁解．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ (そういうつもりは無い、と慌てて弁解しようと口を開くが言葉を発する前に強い風を受け、堪らずぎゅっと目を瞑り両手を顔の前に翳して保身を取る。自然現象とは考えづらいこの風は彼が自ら発生させているものなのだろうか、同じく魔法が使えるのだとしたら、彼がどのような仕打ちを受けてきたのか少しだけ分かった気がする。魔法を“悪”とするこの国で普通に暮らすのは、難しい。彼の場合は単純にそれだけが理由では無いかも．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[16: はっ、…奴隷を客扱いか？俺が逃げ出すとか．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-12T23:30:49+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[はっ、…奴隷を客扱いか？俺が逃げ出すとかあんたに歯向かうとか考えないのか？…あぁそれとも…、魔法が使えるから余裕とでも言うつもりか。(彼女の返答を聞き、鼻で笑ってしまう。外から招き入れる分には確かに客と変わらないが、奴隷は奴隷だ。冗談だと思いたかったが、先ほどと変わらない真っ直ぐな笑顔に嘘は感じられず、相手の意図が汲めないことに苛立ちを覚えた。前の主人の方が単純だったなんて片隅で思い出していると、．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[15:   ちゃんと外せて嬉しいからよ。…あと．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[  ちゃんと外せて嬉しいからよ。…あとは、そうね…家の中にお客様がいらっしゃるのは初めてだもの。──とはいえ、少し強引に連れ帰ったようなものよね。ごめんなさい。( 相手からの予想外な質問にきょとんと首を傾げるが、また直ぐに柔らかな笑顔を浮かべて首輪を持つ手を小さく掲げた。そして、後でちゃんと処分しようと部屋の片隅に置きながら、客人が来たのが初めてだからと肩を竦める。だが、客人というには金で．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[14: (彼女の言葉遣いは命令と言うには優しく、．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[(彼女の言葉遣いは命令と言うには優しく、奴隷に掛けられるものとして受け入れ難かった。無言のまま言葉に反応するように立ち上がっては彼女に着いていく。その間も鎖が無理に引っ張られる事はなく、常に弛んで揺れる鎖が見慣れなかった。人混みが減るに連れて緊張も緩み彼女に悟られないよう顔を上げれば、ちょうど目の前に屋敷の先が写り息を呑む。この大きさなら資産家の中でもかなり上の立場に見え一瞬身構えるも、彼女が屋敷．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[13:  ………、そう。なら、私に付いてきてく．．．]]></title>
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<dc:date>2024-07-12T21:50:46+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ ………、そう。なら、私に付いてきてくださいな。家まで少し歩くけれど、傍を離れないでね。( 差し出した右手に重なったのは彼の手では無く離したはずの鎖の重み。一度それをぎゅっと握り考えるが、直ぐに力を抜くと今度はゆるりと鎖を握ったまま、跪き業務的にご主人様と呼ぶ彼に対して優しく付いてきてと伝える。本当ならば今すぐにこの鎖を解いてあげたいのだが、ここでは周りの目がありすぎるし、返って目の前の青年．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[12: ……ぁﾞ？ (喧騒の中から明るく曇りを晴．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[……ぁﾞ？ (喧騒の中から明るく曇りを晴らすような声が聞こえ、驚きが隠せず僅かに顔が上を向く。外で主人が変わることは珍しくはなかったが、女性の若く柔らかい声が掛けられたことは初めてで声の主の姿が気になった。見れば男は目の前に出た出された金に釘付け、こちらの多少の勝手は気づかなさそうでそのまま大金をそして声を出した彼女を見遣る。あまり大きく顔を上げられず表情は窺えなかったものの、振る舞いや身なりから．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[11:    ──ごきげんよう、旦那様。…私、．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[   ──ごきげんよう、旦那様。…私、その子にとても興味がありますの、よければ、譲ってくださらない？( 本当は屋敷の所有地から出てはいけないのだけれど、たまにこうして所有地を抜け出し町中を散策するのが息抜きとなっていた。時々様子を見に来る使用人にバレてしまうこともあるが、自分が何をしていようが“あの人達”は気分を害するので、言う通りにしようがしまいが対して変わりはない。 表通りを散歩するこ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[10: (こちらで始めさせていただきます。改めて．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[(こちらで始めさせていただきます。改めてよろしくお願いいたします!/返信不要)っ、……こんなことして何が楽しいんだか。 (市街地の一角にある酒場で、革靴から受けた硬さと痛みを右頬に感じつつ呟く。店の外に用意された席で自分が主人の向かいに座ることはなく、机の脚に首輪と繋がっている鎖が結ばれてはそれにあわせて地べたに座り込むしかなかった。酒場の前を行き交う人々の目線を感じ、誰にも合わすまいとただひ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[9: 問題無いようで良かったです!確認ありがと．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[問題無いようで良かったです!確認ありがとうございます。ぜひ相談しながら進めていきましょう。必要な際は名無し様へお声掛けさせていただきますし、私へも遠慮なく!それとお返事に数日空いてしまうような時も背後から予めご連絡させていただきます。お互い無理のない頻度で楽しめれば幸いです。]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[8:  プロフィール拝見しました。此方からも．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ プロフィール拝見しました。此方からも変更点や質問等は特にございません！ヴァンスくんからお返しが貰えるように、ミアと共に頑張ります←  也を進めていく中で補足や不明点が出てくることもあるかと思いますので、その際はまたお互いに質問等しあっていけたらと思います！何かあればいつでもおっしゃってくださいませ。 也を始めるにあたって、町中でのヴァンスくんの描写から始めていただけると幸いです。酷い扱い．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[7: 名前：ヴァンス・グレー年齢：17歳．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[名前：ヴァンス・グレー年齢：17歳性格：自分を大きく見せようと気が強く、誰であろうと相手を見下し頼ろうとしない。地頭の良さと手先の器用さを持ち合わせているため課される仕事は卒なくこなせる一方、両親に見放されてから自己嫌悪･自暴自棄になったことも相まって他人から嫌われることに慣れており、折檻を受けると分かっていてもあえて反抗的な態度を取ってきた。疑い深く素直に受け取れなかったり返し方が分か．．．]]></content:encoded>
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