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<title><![CDATA[ 光の加護を 〆]]></title>
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<description><![CDATA[        御相手様以外の入室はご遠慮くださいませ]]></description>
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<title><![CDATA[29: …立派な心意気だな。（人を嫌いたくな．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-29T11:55:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…立派な心意気だな。（人を嫌いたくないという相手の信念を聞き届ければ、小さくつぶやいて。その発言は皮肉が入っているのか、それとも感心した上でのものだったのか。己もわからないまま、ただ気がついた時には口にしていて。相手のような甘い考えではスラム街でやっていくことはできないだろう。見ず知らずの他人にも希望を見出そうとするお花畑な考えの相手は、やはり己とは住む世界が違う人間だと改めて認識するも、どこ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[28:  …ふふ、私ったら、こう言うのは慣れて．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-25T21:29:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ …ふふ、私ったら、こう言うのは慣れていなくてダメね。( あっという間に論破されれば、今度は言い返すこともせず素直に敗北を認め、両肩を竦めて小さく笑った。こうした些細な言い合いでさえ自分にとっては初めての事で、またも気の抜けた笑みを零すものだから、三度彼に怒られてしまうだろうかと、気を取り直すかのように咳払いを一つ。) 確かに、貴方へは警戒心を持つべきかもしれないけれど……人を、嫌いたく．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[27: ダウト。そんなに大事にされてるお嬢様な．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-25T20:44:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ダウト。そんなに大事にされてるお嬢様なら、それこそ俺みたいなやつよこさないだろ。(相手はまるで気を取り直すように、背筋をしゃんとしてこちらに言い返せば相手のハッタリをすぐに看破して。もし、相手のために兵がなだれ込んできて守ろうとするぐらいなら、素行も悪く、執事としての教養もない己を相手のおつきになどしないだろう。それに、そんなことになるのならそれこそ相手が声を上げる前にその口を塞いで首を折るこ．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[26: ( 相手は相変わらず退屈そうで、軽く返．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-24T21:30:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( 相手は相変わらず退屈そうで、軽く返される言葉に「 えぇ、きっと 」とだけ返し此方も肩を竦めるとバルコニーから流れる風に一つ息を吸い込んだ。普段、本棟に行く際はまるで空気になったかのように存在感を消しつつ静かに過ごすが、今回は彼が一緒だ。恐らくあの人が黙っている訳もなく、少し夕食の時間が気がかりだが、まぁ、今心配してもどうしようも無いだろう。 何処か他人事のようにそんなことを考えていれば、呆．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[25: へぇ。じゃあ飯時になったらあそこは開け．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-21T22:53:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[へぇ。じゃあ飯時になったらあそこは開けてくれるのかねぇ。(食事に行くとき以外はいつも一人。何もせずに食事が出されるのなら自分たちからしたら夢のような日常だが、そのような代わり映えのない日常が続いてしまうなど、自分だったら退屈で死んでしまいそうだ。不幸な星のもとに生まれてしまったとはいえ、己の敵である貴族の相手に同情の念など一寸もわかないらしく、興味の薄い反応をしながら、執事は用意しながらさすが．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[24:  ( 唐突に本で額を小突かれれば、驚い．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-20T00:15:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ ( 唐突に本で額を小突かれれば、驚いたようにビクりと肩を跳ねさせて本を受け取る。このような事をされた事が無いため余計に驚いたのだろう。小突かれた額を擦りながら「 でも、覚えてしまえば簡単なのよ 」と苦笑いしながら答える。とはいえ、点字で書かれた書物は高価なものであり、これは昔、優しかった1人の使用人がこっそり手に入れてくれたもの故、他に自分の読める本などなかった。 相手が近くの椅子へと腰掛け．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[23: （/申し訳ありません。↑は自分です…。．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T23:38:06+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（/申し訳ありません。↑は自分です…。）]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[22: ふーん…不便だな。（手招きされた近寄．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T23:37:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ふーん…不便だな。（手招きされた近寄ってみれば、疑問の種であった本を渡されて。そこに文字は書いておらず、ただ凹凸が刻まれているだけであり、聞けばその凹凸で解読するのだそう。盲目の相手のためにあるような代物だが、自分にとっては不便極まりない。ついさっき出会った人物に対して気遣うつもりもないのかさらりと上記のように呟けば「ん。」と、気が済んだらしくその本をこつんと相手の額に当てながら返却して。「よ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[21:  ( 連れてこられた時よりも大分相手も．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T23:06:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ ( 連れてこられた時よりも大分相手も落ち着いてきているとは思うが、時々噛み付いてくるように嫌味を言うあたり、ここで過ごすことにはまだ納得していないだろう。まぁ、それもそのはずで、彼らが今も尚苦しい生活をしているのは貴族のせいだ。ずっと、この現状をどうにかしたいと思ってきたが、自分の立場ではどうにもならず、もどかしい気持ちが募るばかり。 本のページを捲れば、記された点字の凹凸を手のひらで撫で、．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[20: ファミリーネームがある恵まれたお方たち．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T22:25:10+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ファミリーネームがある恵まれたお方たちからすれば珍しいだろうな。(スラムの人間たちはたいてい物心つく前から親に捨てられたためか、ファミリーネームがない。もしくはその親と同じファミリーネームをしていたくないといった理由で自らそれを捨てる人間が多い。名乗ったくせに、この期に及んで相手は貴族、こちらはスラム育ちである事実を改めて認識させるように皮肉めいた言い方をして。)はいはい。(相手から風呂．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[19: ( ／ 下がってきたので上げておきま．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T13:51:18+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[( ／ 下がってきたので上げておきますね )]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[18:  ナツキ…珍しいお名前ね。( 相手．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ ナツキ…珍しいお名前ね。( 相手も名乗ってくれるとは思っておらず、少し驚きも混じりつつ嬉しそうに上記を述べる。また、此方の言葉におどけたように返答する様子を聞いて、クスりと笑うと「 ミラでいいのよ 」と肩を竦める。相手には些か申し訳ない気持ちが募るが、こうして誰かと何気ない会話をするのは生まれて初めてで、そう考えると彼が来てくれた事がとても幸運に感じる。 小窓の開く音が聞こえると、反射．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[17: うおっ？(相手の視力を確認していると．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-17T22:44:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[うおっ？(相手の視力を確認していると、こちらの顔の位置を正確にとらえて相手もまた顔をこちらに向けてくれば、その正確さに驚くように小さく声を上げ。相手の目が見えない人生の中で、目が見えないなりに視力以外の感覚が研ぎ澄まされているようで、こちらの顔の位置を捉えたまま笑顔を向けられると案外肝が据わっているんだななどと少しだけ感心してしまい。相手はこちらの皮肉を否定せず、素直に受け止めて視線を下げる。．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[16:  えぇ、何も。気配ぐらいなら分かるけれ．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ えぇ、何も。気配ぐらいなら分かるけれど。(目の前で手をひらひらとされれば、一間遅れて大体の位置へと顔を向け、目が見えないことを再度確認されると頷きながら返答する。声のする方を確認すれば「 やはり、貴方は背が高いのね 」なんて言って優しく笑いかける。 人は気配や音で位置や背の高さなどを把握できるが、初めての場所へ行くとなると困難を極める。場所の位置や道筋を覚えていなければあちらこちらにぶつ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[15: …？あんた、目が見えないのか？(己が．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[…？あんた、目が見えないのか？(己が軟禁されている理由を身の上話とともに語られると、その人並外れた容姿と、なにもかも上回って生まれた姉によるものだということを告げられれば、先ほどから気になっていた相手と視線が合わない異様な様子に合点がいき。自分でも確認するように相手の前まで歩み寄り、開いている瞳の前でひらひらと己の手をかざすもそれに反応らしきものがないことを確かめれば上記の様に述べて。)―．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[14:  いえ、姫君に値するのは姉様だけよ。．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ いえ、姫君に値するのは姉様だけよ。私がチェルシー家を名乗ることさえ、誰も良い顔はしないもの。( 投げかけられた疑問には、それが当たり前と言わんばかりに淡々とそう答える。名家の次女に変わりはないが、自分は欠陥品。それに比べ、姉のイザベラは知識と美貌を兼ね備え、自分のように病気や障害もない。父母からも愛される姉と自分は、比べることさえおこがましいのだ。) 私の髪は老婆の様に白くて、肌も死．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[13: あぁ？あんた、姫さんなんだろ。頼めば何．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[あぁ？あんた、姫さんなんだろ。頼めば何とかなるんじゃないのかよ？(捕まり、急に連れてこられ、何も聞かされずに働かされる。この別棟は警備も厳重で逃げることもできないということを告げられると、理不尽にもほどがある仕打ちに腹を立てながら上記を述べる。容姿からして貴族なのは間違いなく、先ほど誕生日を祝われていたため、令嬢に当たる人物だろう。であれば使用人を顎で遣えるほどの立場のはず。それがなぜ、軟禁じ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[12:  ( 腕を振り払われれば、その勢いで尻．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ ( 腕を振り払われれば、その勢いで尻餅をついてしまう。それでも懸命に相手の手を取ろうとするが、既に相手は立ち上がり、扉を強く蹴る衝撃音が建物の中へ響き渡った。 ゆっくりと立ち上がると、悪態をつく相手の声が自分よりも遥かに高いところから聞こえるのを感じ、憶測ではあるが其方の方まで顔を上げて「 私でも開けられないの 」と申し訳なさそうに呟いた。実際の距離は分からないが、一般市民に忌み嫌われる家柄．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[11: か、はｰｰｰ！（鳩尾に手痛い一発をも．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[か、はｰｰｰ！（鳩尾に手痛い一発をもらったことでうまく呼吸ができなくなってしまい、なんとか整えようとするも当たりどころが悪かったのか少しばかり時間がかかり。やがて、落ち着き始めるとこの建物に取り残されたもう1人の令嬢がこちらを心配そうに見つめ、寄り添ってくると「…っ！触るな！」と、その腕を振り払って。平民以下達から甘い汁を啜り、自分達は傷つくことなく平穏に暮らしている。そのような存在から同情さ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[10:  ( 階段を降り着ると、聞こえてきたの．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[ ( 階段を降り着ると、聞こえてきたのは何者かが足元へ倒される音、そして、感情の篭っていないお祝いの言葉が頭から降り注ぐ。もう聞き慣れているはずなのに、この声を聞くとつい目を伏せてしまうのは癖なのか。しかし“執事”と聞けば、ハッとその視線を上げ、眉をひそめる。思わず口を開くが、聞いたことの無い男性の声と同時に響く鈍痛、次いで足元から聞こえてくる呻き声に、対象を捉えられない瞳が揺れる。 此方が口．．．]]></content:encoded>
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