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<title><![CDATA[貢ぎ部屋  〆]]></title>
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<description><![CDATA[＼猫の奴隷になりたい！！！／お相手様待ち中です。]]></description>
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<title><![CDATA[37: (/上げます！)]]></title>
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<dc:date>2022-10-16T20:34:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(/上げます！)]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[36: はいはい、怒るな怒るな。…温度はこれ．．．]]></title>
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<dc:date>2022-10-06T21:03:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[はいはい、怒るな怒るな。…温度はこれくらいで良いかな。(抱き上げた当初は威嚇され、軽く宥めるくらいに留めた。自分のことを信用していないことも、いきなり抱き上げられてびっくりしたことや不安なことをなんとなく自覚していたので、威嚇されても仕方ないとは思っていたのだ。浴室がある部屋まで歩き、脱衣所で靴下を脱ぐと洗濯機に放り込み猫を抱えたまま浴室へと入って扉を閉める。ネクタイは…シャツの胸ポケットに．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[35: フシャー…！（痩せぎすの足を持ち上．．．]]></title>
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<dc:date>2022-10-02T23:57:29+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[フシャー…！（痩せぎすの足を持ち上げて冷たい床にいくつかの足跡をつけた子猫は、突然自分の身体を襲った浮遊感に驚いて声を出した。先ほどまでどことも知らない宙に視線を投げていた男はいつの間にか子猫の背後に回り込んでいたようだった。子猫がマンションの一室をふらついていたとき、暫くコンクリートの上を歩いていなかったせいで伸びきった爪が時折、床の上でかちかちと音を鳴らしていた。おそらく男はその音で我に．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[34: …あ、こらっ。あー…まずは風呂だな、．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-27T19:14:15+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…あ、こらっ。あー…まずは風呂だな、やっぱり。(ボーッと天井を見上げて何分経っただろうか。長い時間そうしていたようにも思えるし、たった数秒だったかもしれないが、カツ、と爪が床を蹴る音で顔を前に向ける。視界に入ったのは泥で色付けられた子猫の小さい足跡で、自分が歩いた場所を示すように点々と残されていた。床なら良いがカーペットはまずいとあっと思わず声に出して足跡を辿り、周りを見回す子猫の体を上から．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[33: ……。（大きな手の平が小さな頭の毛．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-25T15:11:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……。（大きな手の平が小さな頭の毛の先に触れる感覚で、子猫ははたと我に返った。多少の水分が子猫の体内に回ったからだろうか、子猫は先ほどまで見せていたせっつくような態度を完全にしまってしまうと、キャリーの奥に姿を隠した。やはり慣れないタオルの感触にやきもきしながら、平皿を持ってどこかへ消えていった青年の足音が再びこちらに戻ってきたことに、子猫らしい柔らかい毛を逆立てて怯えた。今度は幾ばくか大き．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[32: そっか、そっか。もっと飲みたいのか。．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-23T19:34:32+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[そっか、そっか。もっと飲みたいのか。(醤油皿の水に広がった水を舐めた時は大丈夫かとドキドキしたものだが、皿に一滴も残すまいと勢いよく飲み進める姿には安心感を覚えた。まぁ、あれだけ元気に暴れることが出来ていたのだから問題は無いのだろうが。直ぐに飲みきってしまった子猫は、もっと欲しいと声を上げて催促する。その声が最初に聞いていたガラガラ声より、澄んだ子猫の高い声に変化していて余計に安心したものだ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[31: （まだ洗濯されて間もない洗剤の香りが．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-22T16:45:09+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（まだ洗濯されて間もない洗剤の香りがするタオルを踏みつけながら両脇に開けられた小さな穴、その片側から子猫は外の様子を窺った。冷たい床の向こう、天井にぶら下げられた灯りが照らす室内に人影が見える。それはごく自然な足音をもってこちら側へ近づいてくる。暖かい室内、幾分かはっきりとした思考の中で子猫はぶるりと尻尾を震わせた。子猫が身体を預けるキャリーに影が差す。上から伸びてきた巨大な手はキャリーの蓋に．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[30: えっと、まずは水か…いい感じのお皿あ．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-19T10:23:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[えっと、まずは水か…いい感じのお皿あったかな。(自宅に着くと小さくただいま、と呟いて靴を脱ぐ。真っ直ぐリビングに向かうとキャリーを床に置いて、キッチンに皿を探しに行った。小さすぎなく、深すぎない皿なんてあっただろうか…。一人暮らしなため、皿の種類なんてそう多くはなく醤油を入れている皿でも良いだろうか、なんて考え取り出したものに水を入れた。洗い物もしなくては…夕飯に食べられるものもあったかな。．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[29: ……。（丁寧な青年の態度に獣医は気．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-17T22:39:19+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……。（丁寧な青年の態度に獣医は気にしないでほしいと言わんばかりに、かぶりを振って「お大事に」と一言だけ伝える。青年が子猫の柔らかい肢体を慎重な手つきで籠の中に仕舞い込んだあとすぐに、見計らったようなタイミングでゆっくりと待合室へと繋がるドアが開かれ、それから幾ばくかの時が過ぎ去り、青年は病院の白い床から固いコンクリートへと変わった道を歩いているようだった。子猫は少々慣れない揺れに身体を支配．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[28: はい、分かりました。色々とありがとう．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-15T21:29:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[はい、分かりました。色々とありがとうございます。(差し出された付箋を受け取ると懐から名刺ケースを取りだして中を開き、貼り直してから懐にしまい直す。また、タオルが敷かれたキャリーを受け取れば便宜を図ってくれる獣医へ感謝の気持ちを述べて軽く頭を下げた。やはり困った時に専門の人に頼れるのは有難いことだ。獣医の言う通り閉院ギリギリに駆け込んでしまったので、遅くまで仕事をしてもらったことへの申し訳なさ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[27: （青年の生真面目な受け答えに獣医は「．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-14T22:09:07+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（青年の生真面目な受け答えに獣医は「シャンプーも傷が完全に治れば直接つけても大丈夫だし、まああんまり固くならないでください。何かわからないことがあれば、私に連絡をください。相談にのりますから。今日もう終わりの時間なので。」と口を動かしながら、スチールが無機質な両袖机、その袖箱から無地の付箋を一枚剥がして手に取った。男は眠そうな瞳を更に細めて、白衣の胸ポケットから取り出したボールペンをそれに滑ら．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[26: なるほど…。色々と注意することがある．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-13T07:01:15+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[なるほど…。色々と注意することがあるんですね、気をつけます。(獣医の言ったことを頭の中でまとめ、間違えないようにする。しかし、お風呂はシャンプー液はぬるま湯に溶かして使うものだとは知らなかった。暴れる時には洗濯ネットに入れることも。家に帰ったら気をつけます、と言えば撫で続けている子猫へ視線を動かし微睡んでいる様子に目をぱちぱちと瞬かせた。人に嫌なことをされたのに、自分の手の下では安心してくれ．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[25: ……。（がさがさとした子猫の頭部を．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-11T20:29:15+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……。（がさがさとした子猫の頭部を柔らかな温もりが撫でる感触。その心地に彼は身じろいだが、それは不快感を覚えてのことではなく、寧ろ今までに感じたことのないものへの受け入れがたさからだったかもしれない。その頭上で紡がれる言葉は、子猫にとって時折記憶の奥まった場所に眠る母の子守歌にも似た居心地を与え、彼が再び微睡み始めるのにそう時間はかからなかった。「そうですねえ…」初老の男性は青年の質問に数秒．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[24: そう、なんですね……だから、あんなに．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-09T22:06:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[そう、なんですね……だから、あんなにも怯えていたのか…。(獣医の診察が終わるとよろよろとした足取りでこちらに近寄ってくる子猫。ぴっとりと寄り添う様が母猫の温もりを感じようとする姿に似ていて、子猫の不安や心細さを感じ取れば余計に胸を打たれるようだった。また、獣医からの話を聞けば、家に帰ってから行うことを記憶する。帰宅したらまずは水分補給、あとは食事。袋に詰められた缶詰を見て、食べてくれれば良い．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[23: …ミ゛ッ…！（青年は暴れる猫の様が．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-09T07:30:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…ミ゛ッ…！（青年は暴れる猫の様が気がかりだったのか、不安げに獣医と子猫に視線を遣ったが、彼はそれに対して「まぁ…慣れてますから」と苦笑いを零しただけだった。獣医の腕の中でなすが儘に、身体のあちこちを無遠慮に触られる心地は不愉快そのものだったが、子猫はそれ以上何かする気力もなく、ぐったりと頭を垂れていた。ところが、さすもの彼も二度ほど下から体温計やら細い棒やらを突っ込まれた時は垂れていた頭を．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[22: あの、大丈夫ですか……？(診察室に．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[あの、大丈夫ですか……？(診察室に通されては白衣を着た獣医に迎えられる。見つけた経緯を簡単に説明すれば、ふむ、と少し考えて子猫の体を診察し始めた。濁った声を上げて驚く子猫は獣医の手の中で抵抗し始め、思わずオロオロと心配になってしまった。口にした言葉は抵抗する子猫と、暴れる子猫を持つ獣医、双方に対しての問いであり、ドキドキと心臓が強く鼓動する。そんな心配も他所に獣医は神妙な様子で子猫を診察して．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[21: …ミ゛ギャッ…！（嗅ぎ慣れない臭い．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[…ミ゛ギャッ…！（嗅ぎ慣れない臭いと珍妙な衣を纏った見知らぬ者たちに子猫は一層その身の緊張を固くする。彼が身を蹲らせた段ボールを運ぶ青年が受付に立つ女性に連れられて、いかにも人工的な雰囲気を醸す白い部屋に通されていくのを見て、子猫はぶるりと背筋を凍らせた。無機質な機械と一緒に机に居並んだ書類の束。部屋の中央に置かれた診察台に雲でも撫でるかのような手つきで降ろされた段ボールの中で、その僅かな衝．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[20: すみません、子猫を拾って…診てもらえ．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-07T21:11:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[すみません、子猫を拾って…診てもらえませんか？(段ボールの中でか細く息をするのは死ぬ間際だからか、小さい身体を震わせるのは寒さか恐怖からか。子猫の抱いている感情など知らず、可哀想だという気持ちが頭の中を占めていた。段ボールの揺れは居心地が悪いだろうに、縮こまる姿に申し訳ない、という気持ちが募っていった。また、段ボールを持ちながら歩いていれば耳に入るのは動物を捨てに行くところでは無いか？と囁く．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[19: …フーッ…フーッ…。（泥にまみれて．．．]]></title>
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<dc:date>2022-09-07T01:55:30+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…フーッ…フーッ…。（泥にまみれてところどころが瘡蓋のようになった毛並みから温度を持った何かが離れていく。子猫は覚束ない五感が映し出す世界の中で、安堵のために弛緩した手足からずるりと崩れていった。態勢の維持を犠牲に得た安楽さはひどく煤けた雨の臭いがする。伏して尚、彼は唐突に自身の視界に映りこんできた第三者を許さなかった。言うことの利かない口を無理やりに開けて牙を向ける。威嚇として成り立つかも．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[18: 痛っ…！……抱えていくのは無理だな。．．．]]></title>
<link>https://www.saychat.jp/bbs/thread/681897/res/18/</link>
<dc:date>2022-09-06T20:27:36+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[痛っ…！……抱えていくのは無理だな。(暴れる力はないと思っていたのに、力なく横たわった子猫の体を包めば手に鋭い痛みが走り、すぐに引っ込めた。自分の身を守ろうとしたのか、もう見えずらいだろう目を力いっぱい見開いてこちらを睨みつける姿は健気に見えた。手のひらには、爪で引っかかれた傷が数本。ピリピリとした痛みが走る手にハンカチを被せて呟くと、携帯を取りだし&quot;近くの動物病院&quot;と検索．．．]]></content:encoded>
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