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<title><![CDATA[ Petunia 〆]]></title>
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<description><![CDATA[募集板でお声がけくださった方をお待ちしております。]]></description>
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<title><![CDATA[1037: 　( 世間一般の男女が何故、言葉以．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-16T11:48:27+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[　( 世間一般の男女が何故、言葉以上の行為で、お互いの愛情を確認しようとするのか。娘はこの時、初めて本当に理解したと云えるかもしれない。濡れた頤に指をかけられ、視界に写った男の顔が、あまりに無垢な喜びに満ちていて。普段、理性的な年上の婚約者が、必死になって自分を求めているこの表情を──いつまでも、ずっと、見つめていたくなってしまったものだから。あっさりと浴室を後にしようとしたギデオンに、今度．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1036: （こちらから欲したはずだ、焦がれ求．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-09T23:22:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（こちらから欲したはずだ、焦がれ求めてねだったはずだ。だというのに、いざ娘がその体をゆるめ、すりと懐いたその瞬間、男は呼吸をぴたりと止めた。もしも彼女が見上げたならば、そちらを見遣るアイスブルーは、不意を突かれでもしたかのように、いっそあどけないほどに揺れ惑っていただろう。　だがそれも、たった一言。彼女がいともあっさりと、彼に許しを与えただけで。大きく瞠ったその目の奥に、みるみるうちに光が．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1035: ──……ご、ごめんなさい！　ギデオ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-08T10:57:12+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[──……ご、ごめんなさい！　ギデオンさんも大丈、…………　( 温く心地よい水音が満たす浴室に、すこーん、からからからから……と。勢いよく蹴飛ばした石鹸がまた、摩擦の少ない浴室のどこかの床を、気まぐれに滑る音が虚しく響く。しかし、それより余程大きく響くのは、暗い浴室でギデオンを危険に晒した事による心臓の鼓動で。流石の乙女も、初心な羞恥より、相手への心配や、己の迂闊さに打ちひしがれる気持ちが．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1034: （腕に追いすがる感触に、何の気なし．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-08T01:20:27+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（腕に追いすがる感触に、何の気なしに振り向いた途端。水も滴る何とやら、と呼べるはずの男はしかし、露骨にびたっっっと固まった。無理もない──日夜魔獣を相手取る無駄に動体視力の良い眼が、咄嗟に飛び退ったせいでダイナミックに弾んだ“それ”をばっちり捉えてしまったからだ。彼女が驚いて手を引きつけたために余計に強調された果実は、本来どこかの深夜帯なら、謎の光やら妙な泡やら、或いは辺りに立ち込める湯気が．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1033: 　( 過保護な婚約者は忘れがちなよ．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-05T13:17:32+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[　( 過保護な婚約者は忘れがちなようだが、ヴィヴィアン・パチオは立派な成人女性であるのみならず、他の市民からも頼りにされる冒険者という仕事を生業とする娘である。時に非現実的な与太話であったり、特定の獣等、あまり得意でないものはあれど、基本的に雷くらいでは、酷く動揺したりなどはしない──筈なのだが。彼女の場合、問題は安心して頼りにできる恋人相手になると、時々どうしようもない迂闊をやらかすことで．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1032: （哀れな乙女の錯乱ぶりに、さしもの．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-04T11:59:36+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（哀れな乙女の錯乱ぶりに、さしもの傲慢朴念仁も、（……流石に少しやり過ぎたか）と多少反省したようで。こんな経緯で連れ込んだのだ、せめてそういう不埒な気配をちらつかせないことだけは徹底するのが義務だろう、と。大人しく己も湯を浴び、泡立てた髪をさっくり掻き込み、濡らした麻布で体の隅々まで擦り……と。彼女のほうには注意を向けず、自分自身の入浴に専念していたのだが。　そういえば、相手のために下着を．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1031: 　( 夜の嵐が轟々と、堅牢な外壁に．．．]]></title>
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<dc:date>2026-10-02T03:19:53+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[　( 夜の嵐が轟々と、堅牢な外壁に叩きつけられる風音を切り裂いて。イヤ────ッ！！！　と、女の悲鳴が木霊する。その様は初夜前にした男女と言うよりは、嫌がるペットとお風呂に入れようとする飼い主の様でしかなかったが。その容赦のない事務的な手つきが、逆に功を奏したと言うべきか。それとも、基本的にギデオンのその行動の全てを、&quot;理性的で、優れた判断の下 行われる、素晴らしく高尚な行為に違い．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1030: ……ん、どうした？　熱っぽいか……．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-30T10:15:19+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……ん、どうした？　熱っぽいか……？（初心を地で行くヒーラー娘が羞恥に固まるその一方。助平を地で行く魔剣使いは──これが案外、こういう時はやたら生真面目になるもので。装備の一部の乾燥処理と着替えの手配を任せるあいだ、こちらは浴室の魔道具を手際よく起動させ、そのあいだにふたり分の衣服の泥汚れを落とし、すっかり水気まみれの靴にも対策の諸々を。沸いた湯加減まで確かめたなら、ちょうど相手も戻って．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1029: 　( まるでバケツをひっくり返した．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-28T23:09:32+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[　( まるでバケツをひっくり返したかのような土砂降りの中、やっとのことで心地よい我が家に帰りつけば。たった半日ぶりにも関わらず、見慣れた玄関が何故だか、非常に久しぶりのように感じられて。しかし、子供たちも無事にみつかり、困っていた馬車の御者さんも助けることが出来た。そして、その仕事の相棒が他ならぬギデオンさんだったならば、全身を取り巻く疲労も、とても充実した快いものに感じられ。ローブ越しに硬．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1028: （あなたならいい、おうちならいい。．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-27T00:51:49+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（あなたならいい、おうちならいい。そんな魅惑の誘い文句を──しかし見事に“文句だけ”を気まぐれにちらつかされて、もうどれほどになるだろう。　その晩もギデオンは、蝋燭の灯を吹き消して寝台に沈みかけたところで、娘の爆弾発言に石像の如く固まった。……とはいえこの日は一日中、魔剣を激しく振るった後だ。その余熱が体の奥から立ち昇ってくるそのままに、ぎしりとマットを軋ませながら相手の方へと身を屈め、「．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1027: ギデオンさん、今日は本当に……あり．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-26T02:37:09+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ギデオンさん、今日は本当に……ありがとうございました。それで……その、あのね、さっきは言えなかった、んですけど。本当は……もう、ちゃんと、おうちだったら&quot;良い&quot;って、思ってますから……。　( どんな時も、ヴィヴィアンの一番喜ぶ言葉を、行動を知っている。世界で一番優しくて、格好良い恋人。……そういえば、と。そんな彼の言葉に答えられていなかったことを思い出し、その触り．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[1026: ……ああ、そうだな。（相手の．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-18T08:20:29+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……ああ、そうだな。（相手の言葉は裏を返せば、“ダンジョンマスターにでもならない限り、自分は父親に認められない、会いに行けない”などというもの。もちろんそんなわけがない──危篤の報せを耳にするなり千里を翔けるような男が、娘のことを案じこそすれ、どうして疎んだりするだろう。　とはいえ、「こちらから会いに行く」というギデオンの提案にこうして顔を輝かせるなら、まだ希望を持てそうだ。何よりギ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1025: ──……パ、……父の、ところへ？．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-08T22:46:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[──……パ、……父の、ところへ？　( 本当に分かっているのか、いないのか。ヴィヴィアンからの叱責に頷きながらも、どこか楽しげなギデオンにぷくりと頬を膨らませ、筋肉の盛り上がった硬い肩をぺしぺしと、まるで威力のない猫パンチを繰り出していた娘だったが。そんな年上の恋人からの提案を耳にした途端、思わずといった調子で小さく腰を浮かせると。あまりにも分かりやすく、緑色の瞳を大きく揺らして。　様々．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1024: ──……そうだったな。（柔く瑞．．．]]></title>
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<dc:date>2026-09-06T14:00:02+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[──……そうだったな。（柔く瑞々しいお叱りを甘んじて受ける男の、しかしどこまでも穏やかで幸せそうな顔といったら。まだむくれている恋人に、「何をご機嫌になってるの」と異議を唱えられたとしても、困ったように苦笑してかぶりを振るに違いない。──彼女の言葉はもっともとはいえ、ヴィヴィアンだって知らないはずだ。今過ごしているこの人生が、こんな些細な揉め事さえもが……長年陰の中にいたギデオンのような．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1023: …………、　( 穏やかな、しか．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-27T00:33:30+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…………、　( 穏やかな、しかし頼もしい即答と、優しい手の温もりに、言葉を交わすまでもなく、しばし小休止の意向を共有すれば。ダンジョン内で一体何をしているやらという思いこそ少なからずあれど、こうなってしまっては、ギデオンにしなだれかかる体重を、より遠慮なくしっかりと預け直し。そうして、やはり、&quot;わかっていなかった&quot;飼い主の困惑には、拗ねたように眉間の皺を深めるだけで．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1022: （ぐうの音も出ぬ正論に、ぎくりと強．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[（ぐうの音も出ぬ正論に、ぎくりと強張る間抜けな男。隙のない二段構えにもわかりやすくたじろぐほどだが、きちんと真面目に頷く辺り、切実な話なのだと理解できてはいるらしい。とはいえ、その年甲斐のない顔も、相手がぽつりと呟いた問いかけを耳にするなり、ふと静謐に変化して。──知っている。いつも明るく強気な彼女がここまで弱気に不安がるのは、気を許す自分相手でも……ごく限られた時だけだ。　故に。乱れた栗．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1021: …………、　( 往年の武勇伝の．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[…………、　( 往年の武勇伝の一方で、拗ねた女に理屈を求める──やさしい、しかたのない人。そんな恋人の野暮な可愛さと、抱きしめてくれる腕の強さに溜飲を下げ。今度こそ、相手の唇へと祝福を落とせば、何が嫌かって？　まずは──「もう二度と、お外で変な触り方されるのは嫌」と、太い太い釘を一発。ついでに、「ええ、信じてますからね」と容赦のない追撃を加えながらも、分厚い胸板上、ぐりぐりと栗色の頭を擦．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1020: （狙った女をものにするのは、かつて．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[（狙った女をものにするのは、かつては容易いことだった。相手と目を合わせて話し、示せる限りの誠意を覗かせ、距離を縮めたら深く見つめて……あとはただ熱を込めながら、「部屋に来ないか」と囁けばいい。ほとんどの女なら、それだけで後の一夜を快く過ごしてくれたし、少し守りの固い女も、単純接触を重ねるうちに緩んでいく様子を見極め、相手に合わせた方法で慎重に口説きにかかれば、最後に必ず応えてくれた。自分のよ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1019: ………？　……、…………。　(．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[………？　……、…………。　( 一体、何がこうもギデオンのスイッチに触れたのだろう。扉が開いたなら、こんな部屋すぐにでも出ていってしまいたいにも関わらず、反省どころか、強情な様子の婚約者に、珍しく眉間に皺を寄せて、まじまじとその美しい顔を見上げれば。しかし、情熱的な視線に悪い気もしないあたりが、割れ鍋に綴じ蓋。とはいえ、こんなにも腹立たしいのは──、 )じゃあ帰ったら結婚して、今すぐ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[1018: （先ほどまで働いていた淫らな蛮行の．．．]]></title>
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<dc:date>2026-08-12T10:41:14+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（先ほどまで働いていた淫らな蛮行の余韻か何かを、すぐかき消さぬように──だろうか。唇を薄く開きはしたまま、しばらくの間ものも言わずに、真っ赤に染まったかんばせをただぼんやりと見つめ返して。ようやく口を利くかと思えば、「……悪い。念には念を、と……」だなんて、心にもない屁理屈を、よくもまあ白々しい。怒れるヒーラー娘から栗毛の鉄槌を下されるのも、そりゃあ当然というもの──なのだが。　「っ、悪か．．．]]></content:encoded>
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