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<title><![CDATA[王子と義賊の冒険（　Ｂ．ＭＬ　）　]]></title>
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<description><![CDATA[世界に名を馳せた義賊のギルスのもう一つの仕事はとある国の王子のボディガード。しかしある日、突如城はモンスターの襲撃に合いギルスは王子を連れて城から逃げます。       知識も剣の心得もある王子でしたが御忍びで出たのは城下町まで。冒険は初めての王子をギルスはサポートしながら城奪還を目指す。共に模索し奮闘し、冒険する二人の物語──　─────このナリのコンセプト．．．]]></description>
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<title><![CDATA[181: (/上げさせて頂きます。)]]></title>
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<dc:date>2020-04-10T20:35:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[(/上げさせて頂きます。)]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[180: …おいしいです。（　口の中に広がるの．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[…おいしいです。（　口の中に広がるのは当然素材の味と塩の味。普段食べないものだが、噛めば噛むほどじゃが芋や豆事態甘みが出てきて美味しく感じれば微笑みを零して。レオはというと器を持ってかき込むようにして食べていて、見慣れない光景に目を瞬かせて。郷に入っては郷に従え…あの食べ方がいいのだろうかと器に視線を落とすも流石に躊躇するものがあり。とりあえずゆっくり食べ進めていればいち早く食べ終わったレオが．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[179: ………、（きっと彼の両親がこの．．．]]></title>
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<dc:date>2020-04-03T19:18:33+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[………、（きっと彼の両親がこの光景を見たら卒倒するだろうなと思いつつやはり彼は王族。埃など微塵もない王宮での暮らしからこのスラム街の環境は合うはずもないのだろう。まだここは埃っぽいとは言えどもこれでも幾分マシな家。くしゃみが止まらない彼には酷なことをさせているのかもしれないと思いつつ、敢えて立場にそぐわない行動を自分は行った。それは彼より先に座ったこと。当然自分より身分が高い者がいれば下．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[178: 嗚呼、ありがとう。…くしゅッ…あ、すま．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-30T17:35:06+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[嗚呼、ありがとう。…くしゅッ…あ、すまない。少し鼻がむず痒くて…ッしゅ（　地位としては己が上だが尊敬する彼、敬意の意味を込めて彼が先に座ったの確認すると座るよう促された場所に礼を言って腰掛けて。失礼とは思いつつ物珍しげに室内を見回すも埃っぽさからか小さくくしゃみを零して手で鼻元を覆いながら謝り、またくしゃみをして。これ以上くしゃみが出ないようにと堪えていれば奥から母親が出てきて『　おまたせしま．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[177: そうだ、お前が勇者になって皆を護って．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-30T16:48:30+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[そうだ、お前が勇者になって皆を護ってやってくれ。（　彼の両親の教えやそれだけでなくレオ自身も純真無垢なのだろう。自分の言葉に我が儘や文句を言ったりすることなく聞き入れてくれる姿に目を細めて頷き、皆を護ってやってくれと告げて。慣れている自分ならともかく彼には酷な場所を通っていることは自覚していながらもスラム街の根底を見て貰いたくて何も言わずに。ほどなくしてレオと両親が暮らす家に到着する。路．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[176: （　レオは彼の言葉にしゅんとしながらも．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-28T20:41:36+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[（　レオは彼の言葉にしゅんとしながらも聞き分けは良いのか『　じゃあ僕友達を護れる勇者になれるんだね！　』と笑顔で笑っていて。父親も彼の言葉に安心したのかすみません、と頭を下げながら微笑み、暫く彼らの後をついていけばスラム街に到着して。まず始めに感じたのは鼻をつき捻じ曲げるような異臭。強烈な腐敗臭は胃の中を掻きまわして吐き気を催すほどの悪臭。己は吐き気まではいかなかったが立ち込める悪臭に軽く頭痛を．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[175: …悪いな、同じものは作れないんだ．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-28T19:17:21+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…悪いな、同じものは作れないんだ…お前が持ってたらお前も友達も守ってくれるから…。（　無邪気なレオの言葉に苦笑い浮かべ謝りながらも作れないことを告げて。あくまでレオに渡したのは上級魔獣避け。それを定性がない者が持つと逆に魔物に狙われやすくなることもあるため作ってやることは出来ず。申し訳ない気持ちを抱いていたがレオに手を引かれるままに足を進めて。スラム街は何度も来たことがあるし何年も．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[174: 『　わー、すごいッ！ありがとうギルス。．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-26T12:47:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[『　わー、すごいッ！ありがとうギルス。僕のお友達にも同じのくれる？もっと魔法見たい！　』（　レオはキャッキャとはしゃいで喜び魔石の意味は理解していないもののポケットから魔石を取り出して光に翳してみたりしてニコニコ笑い、もっと見たいと期待の込めた瞳を向けて。母親はそれを咎めつつすみませんと謝り、やはり大人を呼び捨てさせたくないのかさん付けに直すように小声で注意していて。それから暫くして医師から帰．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[173: …ありがとうな。（　突飛な話をし．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-26T11:37:36+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…ありがとうな。（　突飛な話をした自分に彼はきょとんとしながらも自分のためにあれるようにと言葉を返してくれる。唐突過ぎたよなと自己反省しつつも場の空気が重くならないようにも配慮してくれた彼に礼を溢して。自分の問いかけにニコニコ笑いながら眠いだけと答えるレオに「ならよかったよ。…レオは俺のこと知ってるのか？…別に俺の名前はギルスで合ってる…好きなように呼べばいい。…魔法…当たり前だろ？…ほれ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[172: …？嗚呼、ありがとう…？私もギルスのた．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-24T19:44:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…？嗚呼、ありがとう…？私もギルスのためにあれるよう努めるよ。（　噛み合わない会話に首を傾けつつも彼が己の心を想ってくれたのは分かったため再度お礼を言い直して。これ以上空気が重たくならないように微笑みを向けつつやはり彼は優しい人だなと思い。彼の気持ちを無駄にしないためにも、彼の気持ちに答えるためにも己はもっともっと努力を積み重ねねばと胸中志して。少年レオは上手く話を合わせた彼の言葉を疑うことは．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[171: 　お前が誰かを私利私欲に使うこと．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-24T18:39:23+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[　お前が誰かを私利私欲に使うことを懸念しているのはわかってる…だからお前がどうしようもなくなったら俺を頼れ。俺はお前のために在るのだから。それだけは忘れないでくれ…アレック。（　彼の気持ちは何となくわかる。だから押し付けるつもりもないが彼が自分一人ではどうしようもない窮地に立たされた際は遠慮なく自分を頼って欲しいと自分が傍にいることだけは忘れないでと彼に伝えて。彼がレオの両親に王族だ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[170: 嗚呼…ありがとう。とても心強いよ。…ギ．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-20T23:56:25+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[嗚呼…ありがとう。とても心強いよ。…ギルスがいるから私は前を向ける。（　己の望みのために誰かを使うことは苦手だ。少し酷だなと思いながらも彼が使ってくれというならその気持ちを大切にしたくて。何よりまだまだ不安定で未熟な己にとっては何よりも頼りになる信頼のある言葉。柔らかく微笑み礼を述べては、両親との会話の間で此方に向けられた問いかけに頷いて。「　嗚呼、私もご相伴に預かれるのであれば是非食してみた．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[169: ……俺がお前と共にいてお前に少しでも．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-20T22:15:47+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[……俺がお前と共にいてお前に少しでも変化が起きてお前のためにになってるなら嬉しいよ。…お前が望む未来に…俺が役に立つなら…いくらでも使ってくれ。最終的な判断はアレック…お前が為さねばならない…でも俺が傍にいるのを忘れるなよ…？（　彼の言葉に心が洗われるような気持ちになる。自分がこれまで彼に教えてきたこと…城の一部からはやっかみや批判はもちろんあったがそれすら関係なく自分から学びたいと傍に．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[168: ギルスが王室に来て共に居てくれたかもし．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-17T20:30:16+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[ギルスが王室に来て共に居てくれたかもしれない。きっとギルスと出会っていなければ俺もあの凝り固まった王族の考えから抜け出したくても縛られたままだったと思う。まあ今も実行には移せていないのだけど。（　どこか嬉しそうにする彼の表情を見れば何故か胸奥が温かくなる感覚を覚えて。己がこうして考え方の視野を広げられるようになったのは彼が従者のひとりとしてついてくれたことが大きい。なので己の今の考え方は彼のお．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[167: …そうか…いや、そうだな…助けられる．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-17T19:23:43+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[…そうか…いや、そうだな…助けられる命を助けるのに手段を選んでられない…アレック、お前と俺は似た考え方をしてんだな…。（　彼の言葉に頷き、自分と似た考え方をしていることが分かりそれが嬉しくて笑みを溢して。記憶操作を終えた瞬間に慌ただしく入ってくる二人の男女。どうやらベッドに眠る子供、レオという名の少年の両親であることがわかり。涙ながらに母親は自分の手を取り礼を口にするも払えるお金がないとい．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[166: 俺はすごくはないよ。ギルスも目の前に困．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[俺はすごくはないよ。ギルスも目の前に困っている人がいたら己の持つべき力を尽くして、見捨てるなんてことはしないだろう？それと大して変わりはない。（　首を横に振って謙遜しつつ悲観的にはならずに穏やかな声色で続けては考えとしては彼と変わりないと微笑みを向け。彼の優しさは春の優しい陽気や湖の畔の穏やかな情景が似合う。その優しさは魔法にも表れて、柔らかい光が少年を包み込み、繊細な記憶の操作が鮮やかに取り．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[165: アレック…お前がそう思ってるからこそ…．．．]]></title>
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<dc:date>2020-03-14T20:58:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[アレック…お前がそう思ってるからこそ…したくないことはさせたくないって思っちまうんだよ…。でも凄いな…アレックは。（　彼の静かな口調で語られた言葉にきゅっと胸が締め付けられて。そんな彼だから自分はしたくないことはさせたくないと思ってしまうわけで。そのまま彼にポツリと漏らすもそんな考え方をしている彼を凄いと褒めて。医師と看護婦に子供が眠るベッドへ促されれば「ああ、わかった」アンタらも俺から．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[164: そうか…いや、望まないことだとしても其．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[そうか…いや、望まないことだとしても其れが誰かの為になるのなら俺は厭わないよ。持っているものを己の私情で使わずに救えるものを救わない方が罪深いしな。（　彼の話に耳を傾けて納得しつつもやはり心配は残る。だが彼の言葉からは強い信念を感じてその信念と優しさがあるからこそ彼の魅力は引き出されて、彼を支持する者たちも多いのだろうと思い。短く相槌を打っては続く気遣いが感じられる彼の言葉に小さく首を横に振っ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[163: ……手柄をくれてやるために呼んでやっ．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[……手柄をくれてやるために呼んでやったんだ。楯突いたとはあいつらは思わないだろう。それにあいつらは俺の技術を喉から手が出るくらいに欲してる。プライドの高い奴等の集合体“お願いします”なんて頭を下げる可愛げはないが俺を切り捨てることはしないはずだ…今のところはな。俺達はこの子を助けるのが目的…安全に帰してやるのが俺らの為すべきことだ。（　彼の言いたいことはわかる。だからと言って魔法協会の言．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[162: …良かったのか？…一応魔法協会の部隊を．．．]]></title>
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<content:encoded><![CDATA[…良かったのか？…一応魔法協会の部隊を呼び出したのは此方なのにあの様な態度を取ってしまって。…いやでもこの子のため、か。（　病院へと転移しては先の妙な緊迫感から解放されてホッと胸を撫でおろしつつ腕の中の子供の無事を確認して小さく微笑み。それでも心配ごとはあり彼に視線を向け。魔法協会の人間は権力者も多い。あの部隊長はお堅い人間だが曲がったことは嫌いな意志の通った人柄のため心配はいらないが、他の魔．．．]]></content:encoded>
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