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<title><![CDATA[時空の彼方]]></title>
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<description><![CDATA[―　　あらすじ　　―白狐が仕鬼として人間に仕えるその関係には、色々と問題が生じるがその問題を乗り越えながら二人の絆が深まっていく。簡単に言うと、こんな感じの話です。]]></description>
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<title><![CDATA[66: 8888…良かったです(´∇`*)夕ちゃ．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T22:05:53+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[8888…良かったです(´∇`*)夕ちゃんの素直な可愛さと白夜君の一途だけど素直になりきれないひたむきな愛情が良かったvほんわかできました勝手ながら次回作も楽しみにしています(_ _*)]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[65: ◆　帰還　◆白夜は漠然としてその場．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:54:19+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[◆　帰還　◆白夜は漠然としてその場に座り込んだまま動かない。そこに消えかかっていた晴明の霊魂がやってきて、白夜に語り掛ける。「白狐よ。お前はまだ消えてはおらぬだろ。　それが何を意味するものか分かっておるな。」白夜は黙って聞いていた。「それが答えだ。約束したのだろ。あの者と」白夜はハッと我に返る。確かに自分はまだ消えてはいない。という事は、夕月はまだ生きている。何処で．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[64: 更に時が過ぎ、ついにあの日がやって来る。．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:35:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[更に時が過ぎ、ついにあの日がやって来る。修学旅行三日目、晴明神社前でのあの光景だ。「臨兵闘者皆陣裂在前！破邪退魔！！」夕月の呪文に合わせ、白夜の黒鋼が物の怪を切り付ける。親芋虫は粉々になり塵とかした。しかし、数匹残っていた子芋虫が再び夕月に向かい襲ってきた。とっさに避けようとした夕月だったが、バランスを崩し、段差を踏み外してしまう。白夜が子芋虫に、狐火を放ち焼き殺し、夕月の方．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[63: 何故、東京に居るはずの夕月が、ここ京都で．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:34:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[何故、東京に居るはずの夕月が、ここ京都で生まれたかと言うと、実は、夕月の母親が京都出身であり、里帰り出産をしていたのだった。しばらくは実家で子育てをしていたが、夕月が生まれて三か月ほど経った頃に、東京に戻る事になった。白夜は、夕月が生まれてからずっと、その側を離れようとはしなかった。しかし、もしこの地を離れる事になれば、稲荷神から「気」を貰う事が不可能になる。だが、夕月の側に居る限り、夕．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[62: 時代も移り変わり、近代化を遂げたこの国を．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:31:47+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[時代も移り変わり、近代化を遂げたこの国を、ただ流されるように見て来た白夜。そんなある日、あの懐かしい「気」を感じたのだった。白夜の耳が動く。白夜の鼻がその匂いを感じ取った。「気」と匂いのする方向に飛んで行く。そこは人間が病気になった時に行く建物だった。窓の外から中を眺めると、生まれたばかりの小さな赤ん坊が居た。匂いは少し違うが、まぎれもなくそれは夕月の「気」だった。人間がその赤．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[61: あの日から、白夜は眠るのが怖い。眠れば．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:30:55+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[あの日から、白夜は眠るのが怖い。眠れば決まって悪夢を見るからだ。自分をかばい、覆い被さる夕月。その夕月の体から大量の血が流れる。血の気が引き、しゃべるのもやっとの姿の夕月。蚊の鳴くような、細い声の夕月。最後の最後まで、自分の事を心配してくれていた夕月。血にまみれ、か細い声で発した最後の言葉「生き・・て・・・やく・・そ・・・く・・・」この言葉が耳から離れない。そして夕月が．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[60: ◆　白夜　◆血だらけの夕月が、白夜．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T19:29:21+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[◆　白夜　◆血だらけの夕月が、白夜の腕の中から消えてから一週間が経っていた。あれからずっと、白夜は夕月から貰ったお守り袋を握りしめたままだ。深山に戻り、大木の幹に腰を掛け、力なく寄りかかったまま、動こうとはしない。時折、手の中のお守り袋を眺め、天を仰ぎながらその涙に目を霞ませていた白夜だった。「生きててくれ・・・・夕月・・・・・」白夜は、自分がこの世に存在をする限り、夕月もま．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[59: まともに食らったその攻撃で、夕月の体から．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T18:25:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[まともに食らったその攻撃で、夕月の体からは大量の血が流れ出す。どうやら内臓のどこかが破裂をしたようだ。みるみる血の気が引いていき、しゃべる事もままならない様子だ。「夕月・・・夕月・・死ぬな夕月！！」夕月の体を抱きかかえる白夜の手が震えている。「・・・だ・いじょう・・ぶだ・・よ・・びゃく・・・や・・」「大丈夫なわけないだろ！もうしゃべるな！」白夜の目から、大きな粒の涙が零れる。．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[58: なんとか妖狼族を退治する事が出来た夕月と．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T18:22:21+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[なんとか妖狼族を退治する事が出来た夕月と烏天狗達だったが、大勢の烏天狗が負傷をしていた。夕月は、いくら妖怪とはいえ、深い傷を負っている烏天狗を見捨てるわけにもいかず、残っていた力で治癒を施したのだった。怪我を治してもらった烏天狗達は大喜びをしたが、若頭は何か一人で考えているようだ。「おぃ女。仲間を助けてもらった礼を言う。何か欲しいものはあるか」夕月は即答をする。「私たちを里へ返し．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[57: ◆　別れ　◆森の中では相変わらずの．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T18:20:46+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[◆　別れ　◆森の中では相変わらずの乱戦状態の様だ。だが、その音がだんだんこちらの方に近付いて来ている。しばらくすると、一匹の烏天狗が血だらけになりながらこちらにヨタヨタと飛んできた。「逃げろ！早くこの場から逃げるんだ！妖狼族が来るぞ！！」そう言うと烏天狗はこと切れてしまった。女達は一斉にその場所から逃げ出した。しかし、少し遅かったようだ。目の前に妖狼族が数名立ちはだかってい．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[56: 一夜明けた次の日、辺りから血の匂いが漂っ．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T18:05:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[一夜明けた次の日、辺りから血の匂いが漂ってきた。側にいた烏天狗の若頭に問いただすと、「この匂いはまさか・・・」「あぁ、誰かが食われたんだろうな」やっぱり・・・と言う顔で更に問う。「こんなに匂いを漂わせてたいら、そのうち獣も来るんじゃないかしら」そう言った側から森の中がざわつき始める。どうやら烏天狗の天敵ともいえる、妖狼族がやって来たようだ。そこら辺から雄叫びが聞こえ始めた。．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[55: ◆　烏天狗の嫁　◆烏天狗が住み．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T18:04:38+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[◆　烏天狗の嫁　◆烏天狗が住みかとする鞍馬山に連れてこられた夕月。山の中にある洞窟のような所に連れてこられ、奥の方に進むと十数人の女の人達が座っていた。洞窟の中に外の光が差し込まないので、奥に行けばいくほど暗い。光の代わりになっているのが、一つだけ灯されている松明だった。　「大丈夫？怪我はない？」優しく声を掛ける夕月。その声に少し安心をしたのか、泣き出す人も居た。さっ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[54: 今までにも白夜は、この晴明の屋敷に度々来．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:52:23+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[今までにも白夜は、この晴明の屋敷に度々来ていたが、朝まで居座っている事などはなかった。しかし今回は、妖怪が一匹増えているというおまけ付だ。妖怪と言っても小さな子供の座敷童なので、陰陽師達は見て見ないふりをしていた。しかし、この座敷童が居ついてから、今まで夜にしか現れなかった白狐が、昼間も居る回数が増えた。夜、少しの時間ならまだ我慢も出来たが、日中までその姿を拝まされると、生きた心地がしな．．．]]></content:encoded>
</item>
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<title><![CDATA[53: 日が昇る頃、例の陰陽師が嫌がらせをしに夕．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:49:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[日が昇る頃、例の陰陽師が嫌がらせをしに夕月の部屋まで来た。戸を開けるなり、いきなり汗臭い着物を寝ている夕月の布団の上に投げつける。「おぃ。いつまで寝てるんだ！これ洗っとけよ」その煩い声と、臭い着物の臭いで、白夜が目覚め、夕月の布団の中から、その姿を現す。「臭ぇんだよ。夕月が寝てるだろ。失せろ」そう言いながら、子ぎつねから元の大きさの妖狐の姿を取る。「うっ・・・うわぁあああぁあ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[52: 頼まれていた依頼も終了し、家路に向かっ．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:48:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[頼まれていた依頼も終了し、家路に向かっていた時、宿場町の外れで道端に倒れこんでいる女の子を見つけた。行き交う人々は、誰もその女の子の事を気にはしていないようだ。よく見ると、その女の子を踏んで歩いている者もいる。「あれは・・・」「「座敷童だな（ですね）」」晴明と白夜が同時に答えた。座敷童と聞き、夕月は修学旅行で泊まった旅館の事を思い出した。あの座敷童は自分の事を知っている様子だ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[51: ◆　半同棲　◆夕月が晴明の屋敷に．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:46:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[◆　半同棲　◆夕月が晴明の屋敷に戻ってからというもの、夜になるとほぼ毎日の様に白夜がやって来るようになった。夕月が怪我をしてはいないだろうか、苛められてはいないだろうかと、内心では心配をしていたのだ。晴明との夜回り修業は今も続いており、物の怪が出るという噂の場所に行っては、その真意を確かめ、退治をしていた。勿論、白夜も夕月の後に付いて歩いている。物の怪の姿が見える、他の陰陽師が．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[50: その頃、夕月を連れ帰った白夜は、必死に夕．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:42:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[その頃、夕月を連れ帰った白夜は、必死に夕月の看病をしていた。しかしここには、人間が食べるような食べ物は、木になっている果物くらいしかない。今の白夜に出来る事といえば、夕月の傷を治してやる事しかできない。夕月の傷を治し、身体を綺麗に拭いて、その体を包み込むように抱きしめ、一晩を過ごしたのだった。朝になると夕月は気が付き目を覚ました。しかし、起き上がる体力は残ってはいないようだった。そ．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[49: 定期的に温泉に来ていた夕月の体から血の．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:40:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[定期的に温泉に来ていた夕月の体から血の匂いがする。その傷はどうしたのかと聞くと、何でもないとしか言わない。どうやら腕を少し切っているようだ。その傷で湯に浸かるとしみるという事で、白夜が傷を治してあげる。そんな事が数回あった頃、いつも来る間隔で夕月がやって来ない。人間の事などどうでもいいと思っていた白夜だったが、これだけ姿を現せないと流石に心配になってきた。とうとうその痺れも切れ、白夜．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[48: 温泉に着いた夕月は、とりあえず城下町で買．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:39:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[温泉に着いた夕月は、とりあえず城下町で買ってきた物を食べて腹ごしらえをし、一息ついた所で温泉に入った。良い湯である。今までの疲れが吹き飛ぶようだ。周りの色づく木々の葉を見ながら、ゆっくりと目をつぶる。すると後ろに気配を感じたので振り向いた。そこに立っていたのは、なんと白夜だった。「何をしている」「何って、見ればわかるでしょ？！温泉に入ってるのよ」「なんで、お前が、ここで、湯に浸．．．]]></content:encoded>
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<title><![CDATA[47: 呼び出しから戻って来た晴明は、屋敷に夕．．．]]></title>
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<dc:date>2014-09-16T17:34:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[呼び出しから戻って来た晴明は、屋敷に夕月と内弟子数名が居ない事に気が付き、残っていた者に何処に行ったのかを聞いた。すると彼らは、術の修業をすると言い、深山に向かったと言う。普段ならそんな危険な場所に行く事など、修行中の陰陽師には許されてはいなかったのだが、今回は夕月も一緒に行ってる事から、少しは安心をしていた。夕月が付いて行っているのなら、あの山の主である妖狐も悪いようにはしないだろうと思．．．]]></content:encoded>
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