_ おかえり 僕らの虚空屋敷

＞黒部
ふ、はぁっ…！んっ…
（かすかに聞こえた声に笑い返しながら相手の唇を甘噛みして）

＞中島
ひ、ぁ…っ、中島く…(キス等で頬も赤く息も絶え絶えに、力なく服を掴み)

＞黒部
んんっ…ぁ…ぅ
（深いキスをするとゆっくり唇を離し）

＞中島
ん、ふ、ぁ…は、ぁ…(浅く息を整えつつ、微笑み)

＞黒部
…愛して、ます、黒部さん
（今の気持ちを急いで息を整えると抱きしめながら言い）

＞中島
私もです。中島くん、愛してますよ？
(ふわりと腕の中で微笑んで)

＞黒部
ふふっ、あー…なんで黒部さんってこんな可愛いんでしょうか？
（どうしようもなく嬉しくなり髪をなでながら聞き）

＞中島
可愛く無いです。
(首を横に振り、撫でられると気持ちよさそうにして)

＞黒部
…じゃあ、かっこいいで正解ですか？
（相手の頬を手でなぞり）

＞中島
そう、ですね…個人的にはかっこいいと言って貰えたら嬉しいですが…残念な事に、私はかっこよくもありませんし
(苦笑し)

＞黒部
そりゃあ…自分で自分を見たらかっこよくないって思うのが普通ですけど。でも、黒部さんのかっこよさは僕だけが知ってればいいです
（相手の頬をぷにぷにと触りながら話、立ち上がると満面の笑みで）

＞中島
んぅ…かっこいい所なんて有りますかね、私に…
？中島くん？
(触られつつも苦笑し、立ち上がった様子に首を傾げ)

＞黒部
え？数えればきりがないほどありますよ。
時間も時間ですしそろそろ寝ましょう？僕は片づけをしてきますね
（食器を手に持ちながら頭を撫でて）

＞中島
え？無いでしょう…？(困惑しつつ)
ぁ…はい。(寂しそうに答え)

＞黒部
ふふ…大丈夫です。何処にもいかないしすぐに戻ってきますから。眠かったら寝てくださいね？
（小さく笑うと目線を合わせ優しくキスをすると立ち上がりドアの向こうに姿を消して）

＞中島
はい…(寂しそうにしつつも大人しく待ち)
…見えないと…こんなに心細いんですね…
(俯きつつ呟き)

＞黒部
あ、れ…っ！？いった…
（食器を洗っていると不意に眩暈がして思わず傍に手を突くと包丁が指先に刺さり小さく声を漏らして）
…これぐらいなら絆創膏で充分かな
（流れ落ちる血を見つめながら動き出し急いで片づけを終わらせ）

＞中島
…中島くん、大丈夫でしょうか…
(戻ってこない相手を心配し)

＞黒部
っし、これで全部…？…よし、終わった
（辺りを見回し、頷いて）
黒部さん？遅くなりました
（ドアを軽くノックすると申し訳なさそうに言い）

＞中島
！中島くん、ですか？
っ、わ…(見えない中でどうにかドアまで行き)