ポラロイド　[　ML/異形/指名、無登録　]

>夜顔


ん、食わせて欲しいのか？(ぺりぺり、とお菓子の袋を開けて「…あーん、てしろ」片手にお菓子持ち、あー、と口を開けて見せて)

> 鼠


お金の使い道ができて良かったよ。危うく見返りのない募金箱に投資する所だった。──やるよ、好きなだけ。
( 名簿の中には暇を潰せるだけの珍しいものがたくさん居ただろうに、目の前の相手を選んでしまったのは何故か。少しばかり考え無駄だと判断を。態とらしく肩を竦めては相変わらずの軽薄な口調で以て言葉紡ぎつつ、懐から出した真っ白の封筒の中の札をさらりと見せ、まま、招かれるようにして中へと入り )

＞月乃

(唇を上下に大きく開けば喉奥までも露呈するように舌を伸ばし、それでも恥じらいは一つと持たずに両方の眼はジっと真っすぐに目の前の彼の姿を捉え。年齢はさして変わらないだろう、それでも品のある雰囲気は彼の育ちの良さが伺えると無意識のうちに品定めをしてしまって。与えられた菓子を数回租借し呑み込めば「――久しぶり、こんな美味しいもの」口内に広がる甘味に思わず少しだけ口角を上げて、素直な表情を見せて)

＞夏目

そりゃぁいけない。見返りのない募金をする位ならウチで見返りのある寄付をしてくれってもんです(くつくつ、喉奥を震えさせてくぐもる笑い声を小さく上げ。部屋の奥、真ん中に置かれる革張りのソファへ腰を下ろすと「さぁほら、こんな安いソファですけども。マ～マ～座ってくださいよ。なァに、此処の子らと違って私なんてモンは詰まらない、有り触れたタダの陳家な人間です。アナタ様のお話にエェハイ、と頷くことしか出来やしないんです」からから、乾いた笑い声をあげては足を組むように座り「煙草を吸っても＿＿？」頭を少し傾けては問いかけて)

> 鼠

見返りか。──陳家な人間を選んだ俺も人の事は言えないよねぇ。で、俺の望む見返りくれる？
( 相手のその笑みに釣られるようにして口角少しばかり持ち上げ、歩みを。どうにも存在感あるような気がするそのソファをちらりと見やり、そうして僅かな沈黙の後に隣へと腰を下ろしては、自虐めいた言葉を軽い調子で紡ぎつつ、僅かに顔を近付け首を傾け⋯するりと伸ばした手で相手が咥える煙草に触れ「確認が遅いんじゃない？これは？」なんて )

＞夏目

煙草を吸わなきゃ頭が禄と回らねぇんで、ラリパッパな使いモンになりゃしない頭で話をすんのはアナタ様に失礼でしょうよ(話を進めながら指の重みが乗る煙草を唇で支えて、片方の口角を上げるように笑って見せれば「アナタ様は？吸わねぇ人？」かちりと古びたライターで火を灯し、喫煙こそ心の安らぎと言うように肺に落ちる煙を楽しみ。空いた手を伸ばせば形のいい唇を指先でなぞり瞳をほんの少し細くして尋ねかけ)

> 鼠

どうせただの暇潰しだ。失礼を働いた所で、時期に忘れる。──俺にもくれるのかい？
( 此処に居るのはあくまでも暇潰し。店員と客、というその立場にすら然程興味を以ていなければどうだって構わないというように一度首を振り。問い掛けには暫しの沈黙を。唇に当たる指先の温もりを確かめるようにして、はむ、と歯を立てぬように噛み付いた後、静かに顔を引いては答えではない問い掛けをして )

>夜顔


！じゃあ、また持ってくる！(少しだけだけれど、素の笑みを見せてくれた相手に嬉しくなり、新しいお菓子を次々と開封し始め。「…夜くんって、意外と子供っぽいところ、あるんだね」と無邪気に笑って)

昨晩は月と戯れる様に24時を回っても尚、素敵なお相手を有難う御座いました。エェエェ、睡魔さえ来なければ延々と、ズートお相手をお願いしたい程に魅力的なお客様の来店でしたでしょう。私も、夜顔も、そりゃーマ～なんとも、楽しくて素敵な時間を過ごせました。
さあて、今日も20時ころに一度閉店になってしまいますが…さあさ、開店とさせて頂きます。


＞お相手募集開始

ちょっと旦那！寄ってらっしゃい見てらっしゃゐ！下品な時間を買い取りゃバケモンは俺かアンタかわかったもんぢゃあ無いもんだ！(ケラケラかたかた、金切り声で高笑い。大きな尻尾を御機嫌に振りながら用意された生肉に貪り付く。血にまみれた舌で舌舐めずりを行えば客引きの挨拶を)


＞募集開始

> 竜胆

今日はこんな時間から開いてるんだな。纏まったお金が入ったからね、今日はオジサン⋯竜胆って言ったかな？お願いするよ。
( 膨らんだ封筒を片手に。あぁ、こんな時間から何をしているんだろうか⋯。受付に居る鼠へと何の惜しげもなくお金を手渡せばざっと見た名簿の中から竜胆と書かれた名前を指さして )

＞夏目


＿＿＿よぉ、よく来たな。外は寒かったろ(己の部屋が開き冷たい風が入り込むとソファの上から片手を上げて出迎えの言葉を。くつ、と口角を上げては人当たりのいい笑みを浮かべ「こっちへ来いよ、部屋は温けぇぜ」顎を使い己の側を示しながら数回の手招きを行い)

> 竜胆

まぁね。でも俺、外が寒いのは嫌いじゃあないんだよ。
( 外の寒さは嫌いじゃない。しかし部屋に入った事でやはり暖かさを感じれば一つ小さな息をつき。促されるままにソファに座る相手の傍へと。律儀なのか、それとも別に何か意があるのか敢えて隣に座ろうとしなければ目の前でぴたりと歩みを止めにっこりと人の良さそうな笑みを浮かべるだけで終えて )

＞夏目

はぁ。若いモンだ、おっちゃんにゃあ考えれねぇな(戻って来た返事に考えられないと眉を上げてから感心する口振りで肩を少しばかり竦ませてから答え。目の前に立つその姿を体制の関係上見上げるように目で追いかけると態とらしく片方の口角を釣り上げてくく、と笑いを噛み殺すように零し「どーした。座んねぇの？」そのまま頭を少し傾けてから問い掛けて)

> 竜胆

暑そうな見た目してんのにねぇ。──俺、わりと律儀なの。そう見えない？
( 熱い寒いは年齢で変わるものなのかと。相手のその人間とは到底思えぬ容姿をまじまじと見つめた後にずい、と顔を近付け笑み崩さぬままに呟きを落とし。そうして隣へと。体の向きを相手へと反転させては緩く首を傾け何ともわざとらしい口調で以てそんな問い掛けをして )

＞夏目

見るからにこんな場所が似合わないイイコちゃんだな。嗚呼、でも＿＿＿生憎、おっちゃんは畏まった対応が苦手なんだ(近付く顔を目をそらす事なく、真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに正面から向き直りその目を見つめながら送られる問いかけに対しての返事を返し「坊ちゃんの遊びにココはちっとばっかしオドロオドロシイもんじゃあねぇのかい」質のいい肌を見れば彼の生活が見えるようで、腕を伸ばせばからかい混じりに言葉を向けつつその頭部をわしゃと一撫でし)

> 竜胆

ははっ。そうかな？俺は自分が此処に凄く似合って見えるけどねぇ。
( 相手が視線を逸らさない事で己の瞳に映るのは相手ただ一人。あぁ、綺麗だ、なんて。頭に感じる温もりは果たして何時ぶりだろうか。浮かべていた笑みを一瞬だけ消してすぐにまた作り直すと「本当にイイコだったら此処には来ないんじゃない？」と。持ち上げた片手で何を思ったのか相手が自分にしたのと同じようにその頭を撫でようとして )

＞夏目

＿＿＿まァいいさ、こんな所に興味を持たねぇイイコちゃんだったら…おっちゃんの話し相手してくれなかったかもしんねぇんだ(くっくっ、と小さく肩を揺らしては楽しそうに笑を落とし飄々と軽さを含んだ声色で彼がここに来てくれたことを喜ぶように告げ。綺麗なその手が己に触れると怯えること無く触れたことに少しだけ驚ながら「…前髪だけ下ろすのやめてくれ、視界が悪いと気が滅入ってしゃあねんだ」からから、と豪快に笑って簡易なお願いをし)

> 竜胆

確かにそうかもねぇ。⋯俺さ、昨日ここの店主？と話したんだけど、オジサン飼われてるの？
( 相手のその言葉にその通りだと笑えば、次いで少しばかり内緒話でもするように再度顔を近付け。此処に居る人⋯と呼べるのかわからぬモノたちに興味があるのだと暗に伝え。こうして誰かに触れたのもまた何時ぶりだろうか。相手のその願いにはただ一つ頷くだけで後はただただ、まるで珍しいものでも触るようにやけに真剣な表情で片手動かしていき )

＞夏目

＿＿＿？飼われてるっちゃあ、また話が変わるなァ……此処で働いてんだ、お飯食うためにゃ働かなきゃ駄目だろ(潜まるような声量に比例して距離が縮まれば秘密を共有するような内容にンンと僅かに声をくぐもらせて、雇い主と従業員。簡易的な表現でもって己の立ち位置を説明し、物珍しいと自らに触れる彼を薄目に見やればくつくつと小さく笑い「そんなに興味を持っちまったら、坊ちゃんが次に目を覚ました時その綺麗なデコに同じモンが生えてるかもしんねぇなあ」ワハハと豪快に声を上げて肩を揺らし笑い声を上げ、その中でも触れる手の柔らかさを顔に感じて)