赤ジャージの少年と赤いマフラーの少女【アヤノ募集】

え、えっと…あ！チ、チョコ！ついてたぞ！
(我ながら苦しい嘘だな、と思いつつも咄嗟に思いつくのはこれが限界で)

本当!?すごい恥ずかしい…
(口をおさえて赤らめては「お手洗いで落として来るからちょっと持ってて？」とアイスを渡して)

あ、おい！…行っちまった…。
(溶け掛けたアイスを片手に相手の後ろ姿を見送ると「はぁ…今更嘘でしたとかいえねぇしな…」と頭を抱えて)

ごめんね、お待たせー
(走って行けば「へへっ…本当に付いてた」と言えば照れて舌をﾍﾟﾛｯとだして)

あ、本当についてたのか…。
(そこまで言ってハッ！とし、「じゃなくてぇぇぇ！！よかったな、気づけて」と必死に誤魔化し)

へ？まさか適当にいってたのー？
(むぅっとして言えば「ずっと唇みてたから…」とジトーっとした目でみて)

い、いやその……。
(相手に視線にいたたまれなくなり明後日の方向に視線を投げると照れ恥ずかし気に「さ、さっきのキス思い出してた」と正直にいい)

ふふっ…以外にピュアだね。
(口を抑えて微笑むと相手を見ては隣を通る同級生の美人さんを見ては「私もメイクとかした方が良いのかな」と呟いて)

わ、悪かったな！くそっ！
(鼻を鳴らしながら腕を組むとふと相手が視線を別にところへやっていて、不意に告げられた言葉に「いや、お前は別にメイクとかしなくても可愛い、ってかそのままが良いと思う」と告げて)

!!…そ、そう…かな。
(と言えば照れ笑っては「シンタローも、そのままでいてね。」と言えば相手の肩に頭を寄せて)

あ、ああ。おう。
(言っておいて恥ずかしくなっては「それはつまりずっとヒキヒートでいろってことか？」と冗談交じりに笑えばゆっくりと相手の頬に唇を触れさせて)

シンタローがそうなっても私が頑張って稼ぐよ！
(と自信満々で言えば柔らかな感覚が頬に当たればカァァっと赤くなっては「は、反則だよっ」とうつむいて)

い、いや！女に稼がせるのも…！！俺も働く！…そのうち
(ぼそっと最後付け加え、一瞬触れた唇を離すと「たまには攻めないとな」と悪戯そうに笑って)

そのうち…？
(首をかしげては「じゃあ美味しいご飯作れるようにしないと」と笑って)

い、今はまだ充電期間だ…！
(恥ずかしそうにそう告げると「ああ、期待してる」と微笑を浮かべて)

浮気とかしちゃダメだからね？
(「私泣いちゃうから」と顔を近付けて言えば期待してると言われ「これでも修哉たちのご飯作ってたんだから」と笑い)

本文：す、するわけねぇだろ！絶対！！
(がしっと相手の肩を掴みながらそう言い「あぁ…そういえばカノ達の姉ちゃん、だもんな」と思いついた様にいい)

シンタロー美人見るといつもニヨニヨしてるんだもん…
(と言うと相手をｼﾞﾄ目でみては「そうそう、だから結構腕はいい方だと思うの」と笑って)

してねぇ！…とは言えない。から！もうしない！！決めた！！
(誤魔化すのも限界が来ているので正直に心の内を打ち明けて、「じゃあ今度弁当でも作ってもらおうかな」と冗談交じりでいい)

約束だからねっ…?
(といえば相手の頬にキスして「ふふっ…シンタローのお弁当なら何時もより頑張っちゃうなー」と微笑んで)