鬼灯の冷徹《募集中》

（/白澤希望してよろしいですか？）

(/有難うございます 、勿論ですよ！)

（/有り難う御座います！至らない点などあると思いますが、宜しくお願いします！）

…何度言ったら解るんだよ、僕の名前は白澤だってば（呆れたような視線を向けてため息をつき）
それにしてもお前が僕を募集するなんて…熱でもあるんじゃない？（手土産に持ってきた酒を渡すとニヤニヤしながら）

(/此方こそ宜しくお願いします 、私もなのでお互い様と言うことで！)

理解する気はありません 。貴方なんて白豚で充分なんですよ (相手の態度にイラつきながらも冷静を保ち)
.. 気持ち悪い顔しないでください 、ただの気紛れです(酒を受け取って机上に置き 、金棒投げ付けて)

吉兆の印である僕を白豚なんて…お前いつか罰当たるぞ
ふぅん。素直じゃないんだから…って、うわ！？（相変わらずの悪態にため息混じりに上記を述べていた刹那金棒が飛んできて、ギリギリ避けると相手の胸ぐらを掴み『おまっ、危ないだろ！？』と青筋立て）

吉兆の印ならもっとそれらしくしていなさいよ
ﾁｯ ..すみません手を滑らせました(避けられて飛んでいった金棒見て悔しげにし 、青筋立てる相手にうんざりとため息吐き)

してるじゃないか（己はちゃんとしているつもりらしく、真顔で何を言ってるんだ、と鼻で笑い）
嘘つけ！苦しい言い訳するなよな（パッと相手離すと来なければ良かったと肩を落とし）

は ..？(なかば呆れ顔で真顔の相手見て)
嘘じゃありませんよ 、態と手を滑らせたんですから(相手の態度には素知らぬふりで椅子に腰掛け)

…何？（何故相手が呆れているのか全く解らないといった様子で）
あーもう、そういうと思ったよ…僕をただ虐めたいだけなら、帰るぞ？（椅子に座り目線が低くなった相手を見おろし、椅子の脚をガツガツ蹴りながら）

.. 本当にわかってないんですか貴方
好きな子程虐めたくなるって言うでしょう 。帰るなんて言わないで下さいよ（平坦な調子で言って椅子を蹴っているのと反対の脚引っ掛け）

うん。何で呆れたような目で僕を見るんだよ（首傾げ）
…はぁ？…って馬鹿、転けるだろうが！（一瞬戸惑うが嘘だろうと思い直し。足を引っ掛けられるとバランスを崩し相手の方に倒れそうになるが必死に耐え）

それは貴方が淫獣以外の何者でもないからですよ(ため息吐き)
.. 何で転けないんですか(倒れまいとする相手の手首掴んで引き寄せ)

淫獣とは酷いなぁ、言っておくけど、ああいう行為は一つのコミュニケーションなんだぞ？（周りから言われ慣れているため特に過剰反応はせず）
っ！？（手首を引かれると保っていたバランスを崩してしまい、相手に抱きつく形になってしまい『お前…これもわざとなのか？』と、そのままの体勢で問うてみて）

だからその考えがおかしいんですよ(冷たく相手見て)
態とに決まってるじゃないですか(ﾊﾞﾗﾝｽ崩した相手抱きとめ 、さも当然の様に首肯き)

そうかな…、冷たい目で見るなよ（相手からの視線が痛く、苦笑しながら目を逸らし）
そうか……今日のお前、なんか変だな（そうは言うものの、嫌ではないためゆっくりと抱き締めると嬉しそうに微笑み頭を撫でて）

他にどんな目をしろと言うのです(目逸らされればきつく目を眇めて)
ん ..それこそ熱でも有るのかも知れませんね（目を閉じて撫で受け 、抱き返されると一瞬だけ口元に笑みを浮かべて背に回した腕に力込め）

え、んー……暖かい目（そのような質問をされるとは思っていなかったので少し考えながら答え）
……そういうお前も、嫌いじゃない（珍しく甘えてくる相手があまりにも可愛く思え、トントンと背中を優しく叩けばポロッと本音を口にして）

無理です(あらかじめ答えを用意していたかのように食い気味に答え)
ふ 、そうですか 。..私は大好きですよ 、何だかんだで甘えさせてくれる貴方が(自分らしくない 、とは思いながらも相手の胸に顔を埋めて小さく言い)

うわっ即答！（何となく拒否されるとは思っていたが食い気味だったので倍ショックを受け）
っ、じゃあさっきの「好き」って言葉、信じていいよね？（大好きなんて言われるとドキッと胸が高鳴り、今なら相手は素直なのかもと考えると質問を投げ掛けて）

貴方に向けらるとしたら精々生暖かい目くらいですよ(鼻で笑って)
.. ご勝手に(今更自分の言った言葉に恥ずかしくなり顔も耳も肌の全て真っ赤に染め上げて)