---夕暮れ時は鬼が通る--- / 〆

【世界観】
舞台は現代日本。この世界では昔話、物語、噂などに対する恐怖が人々の中で広まれば広まるほど思念として大きくなり、やがて意識を持ち始めて怪異となる。怪異は人々が想像する造形を元に姿形が決まるため、大衆のイメージと大差ない見た目をしている。とある年にホラー映画が爆発的に人気になれば、その中に出てくるお化け等は映画の姿そのままに怪異としてこの世に存在するようになる。
人々に思われる・恐怖される事が彼らの糧となるため、怪異は人を脅かすことはあっても人を襲うことはない。ただし無条件に力を得ることが出来る太古の血を濃く引く人間は怪異の力量や機嫌によっては喰われることも。怪異にとって極上の糧であり爆発的な力を得ることが出来るのは人々の信仰を受け輝くカミノミタマであり、常にそれを喰らう機会を狙っている。


【募集】
男子高校生
とある夕暮れに社を直した男。その際にカミノミタマが宿ってしまい怪異に狙われることになる。
基本どのような性格でも構いませんが、女々しい、無口、子供っぽい、臆病、ぶりっ子な性格は萎えとなります。男らしい人物が好みです。

【提供】
怪異の鬼
人々がもつ赤鬼のイメージが意志を持ち怪異となったもの。見た目は人間に近いが肌は赤い。常に偉そうで走り出したら止まらない暴れん坊。とある過去により人間に害を加えることができない体になって力を持て余しており、怪異と戦うことで鬱憤を晴らそうとしている。物語が始まってから暫くした時点で人間に化け、あなたと同じ高校に通うことになります。

トピ名では〆表記ですが現在御相手様募集しておりますので、こちらでお声掛けしてくださっても大丈夫です。

ロルは200～400字ほど。1日数レス～3日に1レスまでを推移するかなりのムラレスですので、ご了承いただける方でお願いします。オウム返し、展開任せ、ロル内での「」使用は萎えです。1週間無言で打ち切り。最初はこちらがストーリー展開をリードしますが、後々一緒に物語を考えてくださる方大歓迎です。

お声掛けの際には提供していただける男子高校生の大まかなプロフを提出いただけると嬉しいです。

こんばんは。時差レス失礼します、参加希望させてください。こちら一日2レス(昼休み、夜がメイン)～2日に１レス程度のロルペ、文字数はトピ主さまに合わせたいと考えております。
和風ものが大変好みでして、もしよろしければぜひお相手させてください……！

【名前】飾一瀬(かざり/かずせ)
【年齢】16歳
【性別】男

【性格】端的に言うならば明朗快活。どんな人にでも分け隔てなく接する心の広さを持っていて、何事にも真剣に取り組む。そのせいで空回りすることもあるが、決して折れない。
【容姿】あちこち跳ねまわった黒髪、スポーツ刈り。あまり容姿にこだわらないたちなのでセットなどは特にしていない。制服は基本的に着崩しぎみ。身長175センチ、高校生としては普通の体型。
【その他】高校一年生で部活動はバスケ部、日々課題に苦しんでいる。一人称は「おれ｣、二人称は「あんた」など。

（　／今晩は。既に素敵な先客様がいるなか大変恐縮なのですがこちらの募集は先着順でしょうか…？
妖しく奇々怪々とした世界観に惹かれて是非ともお相手させていただきたく参りました。もし先着順でしたらその時は大人しく引き下がりますので、お返事お待ちしております。）

＞4様
(/この度は当トピにご興味を持っていただきありがとうございます。プロフも提示していただき大変嬉しいのですが、申し訳ありませんが今回は相性の関係でお断りさせていただきます。お声がけいただきありがとうございました。)

＞5様
(/当トピにご興味を持っていただきありがとうございます。先着順ではありませんのでご安心ください。次レスにこちらのプロフをおいておきますので、相性問題なさそうであればどのような性格のキャラをご提供いただけるかお教えいただければ幸いです。よろしくお願いします。)

当方提供キャラのプロフです。

名前:紅(べに)
容姿:基本的な造形は人間と同じ。身長2mと少し。真っ赤な肌に筋肉がしっかりとついた体躯。黒髪の短髪で頭には三角錐で長さ20cm程の角が2本生えている。目は細長で鋭いため常に睨んでいるかのような目つきの悪さ。虹彩の色は黄色。人間の犬歯にあたる部分の歯が鋭く伸びていて肉を噛みきることができる。爪も同様に鋭く長く伸びていてこれも肉を掻き切ることができる。
茶の腰巻に黒の着物を帯をせずに羽織るのがいつもの服装。靴に値するものは履いてない。金属製で自分と同じ長さの金棒を背負っており、戦闘もこれで行う。
人間に化ける際、顔の作り等はそのままだが身長は181cmまで縮み、肌は健康的な肌色になる。高校指定の制服を着るが、暑苦しいからと常にボタンを外しズボンも緩く履いている。

性格:とにかく自分の力を示したい戦闘狂で暴れん坊。手加減や作戦という言葉を知らず常に正面突破、力勝負の脳筋。考えるのが苦手でとにかく行動派。負けん気が強く、挑発などに簡単に乗ってしまう短気な面も。情がないわけではないが、人間の心を理解出来ているようで理解できていない。不器用で頭が少々弱いが戦闘センスはピカイチで野生の勘が鋭い。

備考:様々な物語に登場する赤鬼に対する恐怖が形を得て意志を持った怪異。古くから伝承に出てくるためその寿命は人間より遥かに長く、長い時間人々の暮らしの裏で生きてきた。赤鬼はあらゆる物語に登場することから日々腹は満たされているが、破壊欲を抑えることができずに怪異と争いを起こしてはその腕を奮って絶えない破壊欲を満たしている。遠い昔の過去の出来事により、人間を驚かすといったものも含め危害を加えることができず、代わりに怪異に手を出している。カミノミタマをもつあなたを見つけたことで、これはいい囮になると踏んだ紅はあなたを守ってやると一方的な契約を持ちかける。

名前：稲葉　佑( いなば　たすく )
年齢：17歳( 高2 )

性格：基本的に温厚で真面目。自分にできる範囲ならなるべく人の助けになろうという考えを持ち、本人のためにならない事、自分の手には余る頼み事を除き基本的に頼まれたことは断らない。お人好し、といえば聞こえがいいが自分のことに無頓着。交流関係は狭く深く、親和性はあるが言動が無愛想、どちらかと言うと冷静で感情を荒ぶらせることは滅多にないが、強い怒りに襲われると言葉より先に手が出るタイプ。

容姿：身長176cm、色白で服の上からだと一見細そうに見えるが、日頃のトレーニングの成果が伺える引き締まったしなやかな体躯。一度も染めたことが無い黒髪の刈り上げツーブロック、毛先がツンツンしている。髪と同じ色のぱっちりした瞳、太めの吊り眉、古風で精悍な顔立ちをしており動物で喩えるのなら日本犬に似ている。機嫌の良し悪しに関わらず常にへの字に結ばれた口と愛想のない性格が祟り、人から近寄りづらいと思われることも。
制服はYシャツのボタンを１つ開けあとは気崩しなし、ローファーとリュック登校。私服は派手ではない落ち着いた色合いのシンプルな服装を好む。

備考：幼少期の頃から奇々怪々な出来事に遭遇することがあり、所謂霊感体質の持ち主。ただそこまで強くない為、怪異の姿をハッキリと視認することは出来ず、祓う等対抗することも勿論出来ない。せいぜい人よりちょっかいを掛けられやすい程度。──だったが、カミノミタマが体に宿ってからはハッキリとその姿が見えるように。
ある日、急に現れては一方的に契約を持ちかけてきたあなたには辟易している。しかし誘引餌代わりにされているとはいえ怪異から自分を、守ってくれる彼に感謝している。
怪異から狙われる日々から一刻も早く脱却すべく体内からカミノミタマを取り出す方法を探しており、無事にカミノミタマを取り除けた暁にはあなたに譲るつもりでいる。


（　／>>5でお声掛けさせていただきました匿名で御座います。大まかと言いながら長々と綴ってしまい申し訳御座いません、ご縁が繋がることを願いつつ提出させて頂きますね。）

＞8 匿名様
(/プロフ作成いただきありがとうございます！善性を持ちすぎて自分を疎かにしがちなキャラ大好きですので是非佑くんでお相手お願いします。
最初はこちらが佑くんを守る一方になるかと思いますが、後々佑くんにもある程度の対抗手段を持ってもらって二人で危機的状況を乗り越えるようなことが出来ればと思っています。

早速＞1の邂逅の場面から始めようと思うのですが、その前にご質問や確認しておきたいことなどはありますか？)

お気に召していただけたようで安心しました…！改めましてこれからお相手よろしくお願い致します。
そうですね、人の身故に紅様には及ばないと思いますが、少しでも戦いのサポートが出来ればと思っております。息子の能力に関しては、またその時が来たらご相談させていただきますね。
お気遣いありがとうございます、今のところ特に御座いませんので初めていただいて大丈夫です。こちらから初回文、落とした方がいい場合は文章が練り次第、投下致しますね。

(/それではこちらから初回投稿させていただきます。それでは一旦背後は失礼しまして、本編始めさせていただきますね。もし何か疑問点が出た時や、ご相談したい事ができた時はまたいつでもお声がけください。こちらからも何かありましたらお声がけしますね。)


よォ人間、危なかったな。この俺様が助けてやらなきゃ今頃死んでたぜ？にしても……こりゃ運がわりィな、珍しいもん持っちまって。俺達怪異が寄ってくるわけだ。
(相手に迫っていたナニかを潰し、赤色に塗れた金棒を一振りして液体を払ったあと背中へ担ぎ直し。その間には背後で潰れた肉塊はドロドロと溶け、やがて灰となり消えていく。今しがた潰したものには目もくれず、一直線に相手の真正面にやってくると、体を屈めてその顔を覗き込み。くんと鼻先が動けば人間の匂いの中に混じる美味そうな匂い、ついに探していたものを見つけたと思わず鋭い歯を見せながらニヤリと笑い。人間にとっては人ならざる怪異を目にすることもましてや話すこともない経験、化け物の成れの果てと化け物をみてどんな反応をするのかと相手を楽しげに観察していて)

( 学校終わりの帰路にて、今朝まで何とも無く佇んでいた社の一部が崩れていることに気が付きその修復に当たっていた。別にこの社に祀られている神様の信仰者ではないが、崩れかけの社を見ると居ても立っても居られず、パズルのピースをはめるように屋根の一部を元の位置に戻し＿＿その時だ、背筋にゾワッとした悪寒が走り、吹きつける強い風に逆らうように勢いよく振り返り。眼前に立ちはだかる大きな影に視界を塞がれ潰れたナニカの正体は見えなかったが辺りに飛び散った赤に一気に血の気が引きベシャッと尻餅をつき。色々話かけられるが、理解しがたい状況に文字通り頭は真っ白に、小刻みに揺れる瞳で夕焼けよりも赤い顔をただただ見つめことしか出来ず ）
＿＿＿な、んだ。

ハッハッハッ！驚きすぎて腰抜かしちまったか？ま、それが普通だよなァ。なんたって目の前にいんのは人さえ喰っちまう鬼なんだからよォ。お前、さっきそこの社直しただろ。そんときにお前ン中に入っちまったんだよ、美味しい美味しい神様の魂がな。そんでお前は見事怪異なら誰でも喰いころしたくなる極上の食事になっちまったわけだ。
(こちらの姿に驚きその場に尻餅をつく姿に大変ご機嫌に高笑いすると怯えているのに構いもせずに傍にしゃがみこみ。いまだ動けないのを愉快だと眺めながらさらに追い打ちをかけるように指先を顔へ伸ばし。指には肉を切り裂く鋭い爪が備わっていてそれを顔面付近へ近づけながら、置かれている状況を説明してやり)

お、鬼？食いころ、す？……ッ、
（ 謎の大男の言葉は日本語であるにも関わらず言っている意味が全く解らず、ただその中でもハッキリと耳に残るワードを漠然と繰り返して。頭蓋如き簡単に粉砕出来そうな鋭く大きな手のひらが迫ってくると、咄嗟に“殺される”と直感し。腰が抜けていながらもズリズリと後退する様は、さながら食われる直前の被食者か。そうして気付く、そこにあると思っていた人の亡骸はなく、それどころか血痕１つ見当たらないことに。こんな時でも消えてしまった人の行方が気になり信じられないといった顔で独りごち ）
あれ、人は…？

おい、いい加減に慣れろよ。俺はお前の事喰わねェ。それどころか守ってやったんだよ、分かるか？
(どうやらまだ混乱の中にいるらしく腰を抜かしたまま後ずさる様にため息ついて。目的の為にはまず警戒心を解かさなければ。手を引っ込め自分のことを指さしつつ命の恩人だと説明してやり。うわ言のように呟き出した言葉に最初は見当もつかなかったが、しばし考えさっき金棒で潰した怪異を探しているのだと合点がいくと、ちらりと潰れて肉塊になり、塵芥となったものがいた方をみやってからまた向き直り)
あァさっきのやつか？人じゃねェお前を喰おうとしてた怪異だ。お前を丸呑みにしようとしてたのを俺が殺してやったんじゃねェか。俺は人間には手出し出来ねェからなァ、怪異しか潰せないんだよ

ひ、人じゃないのか…それなら、まあ良かった。
（ 人間じゃないなら死んで良いのかと言われれば複雑だが、ひとまず被害者が出なかった事にホッとし。妖怪なんて空想上の存在としか思えなかったが、人じゃないなら亡骸が残らないのも納得、何より目の前には異形の相手がいる。マグマのように赤い肌に頭の角、人並み外れた剛力＿『 怪物 』以外他に形容しようのない姿を見て、怪異とやらの存在を半信半疑ながらも認めることに。ずっこけた体勢を元に戻し、自分の心臓の辺りを撫でながら相手に問い掛ける ）
なあ、アンタさっき俺に神様の魂が入ったとか何とか言ってただろ。神様の魂が何なのかはよく分かんないけど、取り外すことって出来ないのか？

聞いたことねェな。普通神様の魂、カミノミタマっつーんだが、それは社とか御殿とかに守られてて怪異は手出しできねぇ。それが弱っちィ人間に入ったんだから喰う以外の選択肢なんて考えねェよ。ま、そこでだ。俺と契約しねェか？全ての怪異の標的になっちまったお前を俺が守ってやる。俺はお前の傍に四六時中いれりゃそれでいい。お前を喰おうとする怪異を片っ端から全部ぶっ潰してやるよ。
(ようやく冷静さを取り戻した様子に、はァとため息つきつつこちらも立ち上がり。カミノミタマについて詳しいわけでもなく、ただ力を得られるご馳走であるくらいの情報しか持っていない。バッサリと望みを切り捨てる代わりにいよいよ本題へと入ろうとにやりと顔を歪め。カミノミタマを取り出すことは出来ないが、怪異から守ることはできる。じっと顔を覗き込み実質選択の余地のない問いかけをして)

う、嘘だろ…じゃあ俺、死ぬまで一生このままなのか。
～～ッ。そりゃあ死にたくない…けど、学校とかあるし、四六時中そばに居られるのは困るんだが。他の奴に見つかったらマズいだろ。
( 一縷の希望も相手によってバッサリ切り捨てられてしまうと、さらに気持ちが重たくなってしまい頭を抱えたい気分。追って持ちかけられた提案も本当ならとても有り難い事なのだろう、しかしいくつか引っ掛かる点があり素直に頷けず。実質選択の余地がない問題だとしても気になる点は潰しておこうと思い伏せていた目を上げ、相手を見据え )

(/私情で少々バタついておりまして、返事が遅くなってしまい申し訳御座いません…！)

さァな。ま、俺はお前がそのままの方が好都合だからカミノミタマを取り出したいなら一人でやれよ。ずっとお前のそばにいる方法にはひとつアテがあってなァ……おい目瞑れ
(カミノミタマが人間の体に入ることがそもそも珍しいのにそれを取り出すやり方なんて検討もつかず、肩をすくめるしかなくて。どちらにせよ怪異をおびき寄せる囮になってもらう必要があり、協力はしないとあっさり宣言してしまって。頼りない声でこちらを見据える相手に、ニヤリと笑みを浮かべると命令を下し。赤鬼の力では到底できない事も力があれば可能で、目の前にその源があるならそれを利用しない手はないと怯える姿を見下ろして目を瞑るのを待っていて)


(/いえいえこちらもゆっくりですのでお気になさらず。)

(/お久しぶりです。ただいま私情でバタバタしておりまして、もう少しお返事待って頂けると幸いです。お待たせしてばかりで申し訳ございません。)

〆
ありがとうございました。