愛を謳う　【 ホスト/BML 】

「　困りますねーお客サマ、ココ男の子可愛がる店。苛めたいならそーいう店紹介しますケド。私の日本語理解できますか？──秀秀（　よしよし　）、良い子で楽しんでくださいネ　」

「　私、夜は好きですよ、アナタに会えますから。こんな街でも月は綺麗ですねェ。……あれ？まだ言わないとわかりません？　」


名前　/　李　静（　リー　ジン　）
職業　/　ボーイ
性別　/　男
年齢　/　27
容姿　/　赤く染めたミディアムヘアを項の辺りでひとつに結ぶ。赤茶色の切れ長一重はいつもニコニコと細められ、どこか招き猫を思わせる愛嬌を振り撒くが、顔立ち自体は冷たくシャープ。183cmの筋肉質な体躯、切り傷らしきものが残る浅黒い肌と相まって真顔で立っていればそこそこ怖い。普段は威圧感を与えないよう猫背気味。耳には黒のスタッドピアス。制服の袖を捲ったり、蝶ネクタイを外したりと勝手に着崩しては他の従業員に注意されている。

性格　/　陽気で大雑把、他人に甘いが自分にも甘い。楽に生きることを第一とする快楽主義者であり、拙い日本語も「不慣れということにしておけば無礼や失言にいちいち目くじら立てられない」という理由でわざと愛用している小狡い男。人懐っこいくせに嘘を吐く事や他人の厚意を食い潰す事に抵抗がないナチュラルクズ。恋愛対象に男を選ぶのもやはり後腐れがなくラクだから。そんな性質だからこそ、その場限りの愛を売るホスト達のことは気に入っており、店の為ならば少々の厄介事も引き受ける。

備考　/　日本にはまだ慣れていないと嘯くが、実際は生まれも育ちもこの歓楽街。阿漕なバーの用心棒などグレーな仕事で生計を立てるもしがらみが多く面倒になり、知り合いである前支配人のツテを頼ってボーイに転職した。夜の街の知り合いは多いものの、髪を染め胡散臭いカタコトで猫を被っているため案外気付かれにくい。仕事内容は新人らしく客引きや雑用等がメイン、その外見と経歴を活かして迷惑客の対処をすることもしばしば。ヘビースモーカーであり隙を見ては煙草休憩を取っている。

募集　/　接客態度を指導してくれる教育係、ボーイになる前からの知り合い（　どちらも職業問わず　）

ロルテ　/　

……どーぞイラッシャイマセー、王子サマいっぱいですヨー。お安いですヨー。私嘘吐きません、嘘吐きは舌引っこ抜かれますからねェ。

（　月もすっかり天頂へ昇り、酔っ払いと夜の人間ばかりが街を彷徨く時間帯。まともな客を引き入れるには少々夜が更けすぎたと、呂律の回らない野次を飛ばす通りすがりに手を振りながら思案して。幼稚な野次ならまだいいが、時に金を払ってまで店やキャストを冷やかしに来る輩がいるのだからタチが悪い。千客万来といわんばかりの営業スマイルとは裏腹に外壁に凭れ、片手には煙草、口からはいつにも増して怪しげなカタコト言葉を紫煙混じりにだらだらと吐き出し、客引き業務をすっかり客払いに様変わりさせ　）


（　／　はじめまして、素敵なキャストやお客様の皆様に惹かれ、ぜひとも参加させていただきたいと思いお邪魔致しました。不真面目なボーイですが、不備や相性等の問題がございましたら何なりとご指摘ください…！　）