_clochette_〆

迷子になるわけないじゃんか！
うーん、僕はこの綺麗なスカイブルーの布とこのレース組み合わせたら可愛いなって思ったよ
（迷子になる心配をされてることに少し不満を持ちながらそばに行っていくつか見繕われたものを見て真剣に考える。自分がいいなと思ったものを指差しながら控えめなスパンコールも見て）
こんな感じでするのもいいかも

スカイブルーは綺麗な色で良いですよね。其れに合わせて一昨日話したフレンチガーリーさを引き出すには白・ベージュで水色にも相性抜群、優しく上品な印象付けになりますかね
(俺も良いと思います、と同調しては配色を考え白やベージュ系統の生成色に白練色、練り色等を選り取りし、レースとスパンコールも手に投げ掛けて。)
此れ等で決まりにしても良いですか？

優しくて上品ってすごくいいね。
うん！いいよ、俺もこれ買う
（こくり、と頷いてから自身が買おうと思っているリボン、布やレースを見せてこのお店に来る前に話していたてディーベアの服を作るための材料を持って共にレジに並び）
この買い物終わったら、今日はお出かけおしまい？

ふふ、そうでしょう。
テディーベア用の、ですね。
(彼の応対を聞き、手元にある衣料へ目を留めては微笑み。数種類に亘る衣料を彼と共に会計へ向かい、待つ間の投げ掛けに彼へ顔を向ければ、頷き問い掛けて。)
えぇ、そうですね。そのつもりですが他に寄りたいところがあったりしましたか？

またそのコーデして見たいなぁ
そうなんだ～すごく可愛いドレスが作れそうだから明日はお休みだし作っちゃおうかな
うーん、特にはないんだけど郷中さんとはもうちょっといたいなって
（頭の中で可愛らしいドレスを頭の中で考えながら、レジには人もいるためそこまで大きな声は出せずに小声でもう少し一緒には居たいとだけ言ってからレジで手早くお会計を済ませ）
でも、荷物多いし帰るのがいいかもね！

まだ一緒に居たい、については奇遇ですよ。俺もそう思いますから、寄るには何処が良いでしょうかねぇ。
(彼は明日休みだったか。少し気掛かりを抱きながらも、彼に告げられたまだ居たい、と云う思いを耳にし目を瞠り支払いを済ませてから、行く宛てはないかと考えて。)

そうなの？よかった……じゃあ、夕方近くだしここから近い遊園地がすごく夕焼けと夜景が綺麗なアトラクションとかあるから行きたいなって思ってて……仲良い人といった事ないから
もちろん、俺たちは人目とか気にしなきゃダメだから無理だったら大丈夫なんだけど……
（笑顔になったものの矢張り少し心配してしまい、人の目を気にしに場所を提案すべきだったかと思って「他でもいいし帰るのももちろんいいよ！」とすかさず笑顔で言って）

夕焼けと夜景ですか、良いですねぇ。そう云う景色を眺めるのは好きですよ、俺。人目を気にするのなんて今更です、問題ないので貴方が望むのなら、遊園地でも何処へだって連れて行きましょう。
(人目を気にして歩くのは今更で今に始まった事じゃなく、人目につかないよう気を遣うのは街中を歩いている時からだった為、然程変わりないと問題視せず、此れが女性やファンでもなく他人の男性同業者であれば「御一人で御勝手にどうぞ。」と見送りしているのだが、快諾し屈託なく笑い掛けて。)

えへへ、やったー！俺も景色好きなんだ～
じゃあ行こう、ここから近いから俺が案内するね
(普段なら声を落としたり代わりに配慮して遊園地やお出かけなんてそうそう言わないが、あなたにはつい言ってしまうが笑顔で快諾されて思わず飛び跳ねて喜び、手を握って「こっち！」と道案内をする。さほど遠くなく今いる箇所からもジェットコースターや観覧車が少し見える位置にあり数分で着くと2人分のチケットを購入してあなたに渡し)

そうなんですね。えぇ、案内は任せます。
(飛び跳ねて喜ぶ姿に微笑ましくなる。手を握り連れられるまま、言われた通り然程時間掛からずして着けば、渡されるチケットを受け取り、各アトラクションに乗る前も預けれる筈だが、並ぶ待ち時間にも此処へ来る前から買ってある手荷物を持ち歩いてはいられないだろう、と入り口直ぐのところにある大規模なコインロッカーを指差して。)
ん、有り難う御座います。預けに行きましょうか。

うん！夕方でいい景色見えるのはジェットコースターらしいよ。
あ、確かに！じゃあ荷物は預けてからいこ！
（貴方の案に賛成してコインロッカーに丁寧に荷物を詰めて、貴方の荷物も一緒に入れてから貴方と手を繋いでジェットコースターへいく。並びながらワクワクしたように解説をし始め）
ここはすごく高い位置についた時に夕焼けが綺麗なんだって

入れさせて申し訳ないですね、有り難う御座います。
(自分のまで彼に入れてもらえ申し訳なくありつつも御礼を告げれば、並ぶ間の始まった解説にどんな夕焼けが視界に広がるのだろうかと、期待して。)
最高所で綺麗に見えるのが有名なら眺める余裕もあるんでしょうね。

うん！きっとそうだと思うんだ！
あ、ほら、乗ろう乗ろう！
（並んでいる間に少し想像しながらちょうどいい時間に並ぶ列が進み、2人で乗り込むが、ワクワクしていた表情がすっと緊張した顔になり、貴方の手を震えながら握り）
ちゃ、ちゃんと目を開けておかないとダメだからね

ふふ、そうですね。承知しておりますよ。
(人の列が進めば、案内をされ二人で乗り込みワクワクから緊張とした顔付きの彼が手を握ってくる故、つい笑みを零してしまいながらも、肯定して。)

あ、見て！綺麗
（いよいよジェットコースターが出発し、最初は段々と登って数秒ほど綺麗な夕焼けが見えて目を輝かせたが、その直後中々速いスピードでレーンを駆けていく。悲鳴に近い叫び声を出しながら手を強く握りしめながらようやく終わり、ゆっくり元の位置を戻る時には少し気の抜けた顔をして）

本当ですね
(徐々に上昇していけば見えてきた、紅く染まる空が視界に映し出され、降下していく浮遊感に、レーンを駆け巡る。途中、手が強く握りしめられるのを感じながら、コースが終わると上がった安全バーに、気の抜けたように見える彼へ片方の手を振り翳して。)
大丈夫ですか…？

お、思ったより早くてびっくりした……
ちょっと怖かったけど綺麗だったね！
（声をかけられてからそう言って安心したように数回瞬きをする。安全バーが上がって降りると地に足がついている安堵感からため息をついてから振り返り楽しそうに笑顔で言う。日も少し傾き、次は夜景が綺麗に見れると言われている観覧車を指差して）
次はあれだよ！俺あぁ言うのは乗ったことないから楽しみ

えぇ、綺麗でしたね。多少スピードはありましたけど、見れる余裕も計算されていました。
(降りて足を着地させ、景色も眺め乗り心地を楽しめると感想述べつつ彼の顔を見詰め返す。内心暗くなってきたな…、と空を仰ぎ園内を見渡すも、イルミネーションが点き始める。其の様に暗がりで立ち竦まずいられて。)
良い暗さにもなってきましたし、尚更綺麗な夜景が見れそうですね。

いい暗さだけど人も多いね……皆観覧車かな
……ふと思ったけど、男と観覧車って嫌じゃない？大丈夫？
(人も多いので自身も、貴方も離れると困るかな、と思って再び手を握ってから観覧車の列に並ぶ。しかしふと、ロマンチックな景色は観れるがデートのようだと思って冗談混じりに少し尋ね)
デートみたいだから、こういうのって好きな人との方がいいよね、多分

其のような事思っていらしたんですか？心配しなくとも大丈夫ですよ、立場上公然にこう云う経験をする訳にもいかないですしね、寧ろ貴方と体験出来て良いと思ってます。
(男とでもデートっぽくにも、と心配して尋ねる彼に、熱愛だとか報道される可能性は付き物で迂闊に手を繋ぎ出回れない事があり、気兼ねなくから過ごせるだけで満たされる、否もっと一緒に居たい物足りなさを感じてしまうのに、どうして不快感を覚えようか。第一、抑其れに懸念を抱くのなら引き受けませんよ、と柔和な眼差しを向け答えて。)