ここに二振りの剣がある。一方はハンドガードまで刃の両刃の剣……元はただの剣だったが、いつ間にか聖剣になった。もう一振りは見ての通りの刀だ。だが、人を不幸にし、生きる者の生き血を啜って来た妖刀、これがいつ間にか魔剣になった。これより始まる物語は明治時代……丁度幕末、倒幕を目指す勤王党とそれを取り締まる浪士組、今で言えば新選組だ。この二つの組織が京の都で小競り合いを続けている。だが、この小競り合いに乗じて鬼やら妖怪、魑魅魍魎共がこの京の都にやって来た。ヤツらは人を喰らう時にある空間を開いてそこで人を喰らうという。名は『トバリ』、そこでは目に見えず、触れる事も出来ない正に異空間。夜に一人でフラついて朝方身体の一部が見つかるなんてザラだ。さて、京の都において、平安時代にこの鬼や妖怪、魑魅魍魎共に立ち向かった人間が居た。そう、稀代の陰陽師、安倍晴明だ。この安倍晴明の子孫が『トバリ』の中に入って戦っている。だが、『トバリ』を下ろせるのは妖怪と魑魅魍魎、鬼は人に隠れながら人を喰らっている。それを斃すのは誰か……それが今回の物語だ。如何にして剣が聖剣に、如何にして刀が魔剣になったのか、現代にまで続く長い長い人と異形の戦い。君はこの長い戦いの物語を終わらせられるかな？
まあ、長い前フリはここまでで、ここからは募集と行こう。化け物である鬼と戦うには人間は余りにも力不足だ。そこで人間には鬼と渡り合える『神威』と呼ばれる技を。そして人間だけというのも面白くないから鬼には『鬼爆』と呼ばれる能力をそれぞれ一つから二つ追加して良い。とは言え、それだけでは面白味がないから奥義として『神威・極』と『鬼爆・獄』を一つだけ。これなら双方面白味が出て来るだろう？それから、これは物語を進める為のルールだ
・チート過ぎる能力は禁止
・人間は限界越え、鬼は再生(身体の欠損修復)出来るが一度の戦闘で二度だけ
・抜ける時は声掛け
・荒らしや不適切な書き込みには通報を
・二人だけの時間を過ごしたいなら別で
まあ、余り縛ってもいけないからこれくらいかな。おおっと、募集も忘れていたな
勤王党:
盟主
筆頭
党員
新選組
局長
副長
一番隊隊長?十番隊長
隊士
鬼:
月蝕
十五夜
満月
新月
下級鬼
その他(雇われなど)
まあ、このくらいかな？さてさて、これで紹介は終わりだ。後はお茶でも飲みながら気長に待つとしよう
