三浦 2021-04-09 21:00:51 |
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(三浦を見送った所で、洗面台で肌の保湿や歯磨きを済ませていち早く三浦のベッドへ飛び込み)
…あー、今日は仕事が立て込んだな。…ま、明日はデートだし贅沢だな、ホント。
(彼が戻って来たのに気付かないで独り言をボヤく。柔らかいマットレスに身を埋めると、今更疲れがどっと押し寄せて来る。然しながら、これからアイツと添い寝ができると思えば、やはり幸福感が勝っていて)
………おつかれさん、今日もよく頑張ったな
(そのボヤキを聞けば、柔らかいベッドに身を沈めてる橘の側へ行きわしゃわしゃと撫でる。、そして橘の隣へと寝転び更に追加で頭を撫でる)
今日も頑張って偉いな、いっつもすげぇよ、アンタは
(急に褒め言葉を羅列していけば、明日はめちゃ遊ぼうなととても楽しそうな表情を見せ、おやすみと行ってから目を閉じる)
…わりぃ。聞こえてたか?ははっ、そんなに褒めても、何も出ないぞ。
(何となく三浦に甘えたい気分だったので、彼の肩にそっと寄りかかり。普段は年下に甘えるのをカッコ悪いと思っている筈なのに、不思議とそばに居たい気分になって)
おやすみ、また明日な。
(彼が目を閉じるのを見届けた所で消灯し。月明かりだけが差し込む寝室で、温もりを感じながら眠りにつく。しばらく経てば穏やかな眠りにつけて)
(カーテンの隙間から朝日が差し込見、窓の外からは雀の鳴き声が聞こえる。もう朝か。
ぼーっと布団の中で微睡みながらスマホを確認する、7:14と表示されていた。
今日は橘と遊園地でデートする予定だ、そう考えると頭も冴えてくるもので、まだ眠っている橘を起こさないようにゆっくりと置き上がればベッドから降りる。)
ぁー………ねむ……
(くぁ、と大きなあくびを一つすれば、朝飯を作るか、とキッチンに向かう。適当にうまそうな物を作ろうとフレンチトーストを作り始める。
なんとなく甘いものを食べたい気分ではないので、砂糖の代わりに粉末出汁などを入れてみる。まぁ、失敗してもいいだろ)
(フワッと甘い香りが鼻孔をくすぐり、目が覚めて大きな欠伸が一つ出る。キッチンの方へ視線を動かせば、料理をしている三浦の後ろ姿が見えて)
ふわぁ。…おはよ、城次郎。
(ベッドから起き上がり伸びをする。洗面所で顔を洗った後で三浦の側に寄って、いやホント、料理作るの上手いよなぁ…と思いつつ何が飲みたいかを相手に尋ねて)
…何飲む?コーヒーか紅茶か…。冷蔵庫にも何かあるよな。
ん、おはよー、橘。よく眠れたかよ
(眠そうにあくびをする橘を見れば、やっぱ可愛らしいところ沢山あんな、と一人で納得する。そして皿にできた物をパンケーキよろしく上に重ねていけば、色気のかけらもないフレンチトーストができあがる。)
ア?中にあるもん適当に飲んでいいぜ、って言っても麦茶と牛乳しかねぇが。棚にはコーヒーと紅茶と…あー、あとココアもあった。
(冷蔵庫の中身を思い出しながら、皿を机まで運んでいく。なんか、こう言うやり取りが恋人らしくて内心早くも浮かれていた。)
(朝から苦いブラックコーヒーをごくりと飲む、という気分でも無かったので、グラス2つに冷えた麦茶を入れてテーブルへ運ぶ。皿の上で甘い香りのするフレンチトーストから湯気が立っていて、食欲をそそり)
んじゃ、麦茶にするわ。喉が渇いているからな。
うまそーだな……。いただきます。
(ナイフでフレンチトーストを一口サイズに切り、フォークに刺して食う。フワフワの生地が口の中で程よい甘さを引き立てている。焼き加減も文句なしに丁度良かった。表面が若干黒く焦げていたが、そんなもんは全く気にならねぇな。思わず言い回しがくさい台詞を口に出してしまい、顔を綻ばせ)
他の誰が作ったどのメシよりもうめぇや。最高。…朝からお前の顔も見れて、俺は幸せもんだよ。
あんがと、いただきます
(麦茶を飲む、よく冷えた液体が喉を滑る感覚に目を細めた。そして自分も一口フレンチトーストを食べれば、味は普通だな、とまぁ食えるなら問題ないかと一人で頷く)
……恥ずかしいこと言ってんなよ…。俺も朝からアンタと食えて嬉しいがよ…
(少し照れた風に眉間に皺を寄せれば、少し顔を俯かせてもくもくとフレンチトーストをたべる)
ははは、口走ったんだよ。…つい、な。
(最後のトーストの切れ端を口に運んで完食し、ごちそうさま、と呟き。頬杖をついて朝食を食べている三浦の様子を嬉しそうに眺めて)
…そういえばさ。替えの服無えから、先に俺が家に戻って、ここまで車で迎えに来た方が良いか?…お前を俺の家で待たせるのも何つーか、悪い気がして。
(会社から直行したものだから、服は昨日のスーツしか持ち合わせていない事を今更思い出して)
ア?んなの気にすんなよ、スーツでも別にいいけどよ…気になんなら俺もついてく。橘んち行ったのって何時ぶりだ?結構前な気がする
(首を傾げれば気にするなよ、と皿を片付ける。洗って拭いて棚に直して。一連が終われば、服を着替える。いつも通りのパーカーとジーパンだ。普段と変わっているのはピアスの石の色ぐらいだろうか。昨日用意していた色々詰め込まれたカバンを持って、んじゃ行こうぜ、と)
遊園地久しぶりに行くんだよけどよぉ…やっぱ混んでんのかなぁ
そうか。ならついでに俺んちへ来いよ。…そうだな、お前が来るのは久しぶりかもしれん。
(寝間着は洗って今度返すと伝え、さっさとスーツに着替える。三浦が来るのを事前に知っていたら、部屋を綺麗に片付けていた筈だろうに…と少し後悔して)
……ピアス、似合ってるじゃん。
(俺にとっては精一杯のほめ言葉だった。ラフな格好にピアスという、色気のある格好にすっかり見惚れていたのは内緒だ。爪先まで丁寧に揃えて置かれているビジネスシューズに履き替えて)
ああ、休日だから多くの人で賑わっているだろうな。まぁ、 城次郎は顔立ちが良いし一目で分かるから、はぐれたりはしないだろう。……よし、そろそろ出発しようか。
別に寝間着ぐらいこっちで洗うのによ…律儀だよなァ
(洗濯物のついでにやれば、別に苦でもないのに本当に律儀な野郎だ、と心の中で感心する。
そして、来るか?と言う問いに対しては、割と食い気味に行く、と返答して。)
…………ん、
(デートの時にしかつけない、お気に入りのピアスを褒められれば言葉少なにも照れ、顔こそ険しいが嬉しそうな雰囲気をにじませている。
さっさと行くぞ、と軽く橘の背中を叩きながら外に出る。しかし、追い打ちをかけるように言葉をかけられれば、バシッとまた強く背中を叩く)
…へいへい。んじゃ、行こうかね。
(背中を強く叩かれて調子良く返事をし。お返しに左頬を人差し指で軽くツンと押してやる。幸運にも自宅はこいつの家から徒歩圏内に位置するため、大体20分くらいで俺ん家の前に到着して)
んー、今鍵を探しているところだ。……あった。
(会社カバンをまさぐり、鍵を取り出してロックを解除し。「散らかってるがどうぞ」と一応念を押すように言い加えて家へ案内し)
お邪魔しまーす
(扉を開けて中に入る。あぁ、橘の匂いがするなぁ…なんて考えながら靴を脱いで、キチンと揃えてから中に入っていく。散らかってる、とは言っていたが然程物が散らかっている訳ではなかった。)
前とあんまし変わんねーな。なんか安心したわ
(なんて言いながら、部屋をウロウロと歩き回り、橘が着替えるまで待っていて)
おー…そうかぁ?ここにはトレーニングマシーン以外に何も無いけどよ。…ちょっと待ってろ。
(久しぶりに三浦を自室へ招き入れた気がして、喜びが込み上げ。ワイシャツや靴下等をひょいと洗濯機に入れ、スーツ一式をハンガーにかける。くるぶし丈でヴィンテージもののジーンズに黒無地のTシャツ、上に淡い色のシャツを羽織り、以前アイツから貰ったお気に入りのブレスレットをはめて)
…わりぃ、待たせたな。そろそろ行こう、な?
(グレーのショルダーバッグを持ち、三浦へ手を振り呼びかけて。お前とのドライブも2週間ぶりだよなぁ、と呟いて車のリモコンキーを指先でクルクルと回転させて弄び)
……やべぇ、超好みだ。…ちょっと待ってくれ…あー、クソ、他の野郎に見せたくねぇな
(用意ができたか、とそちらの方を向けば、険しかった顔が更に険しくなり眉間に手を当てて悩ましげにする。更に自分があげたブレスレットまで見えれば、嬉しさのあまり叫びそうになる。しかし、何時までもそうしてる訳にも行かず、寸でのところで叫ぶのを抑えれば後ろから相手を追っていき)
ア?んな最近だったか?うわ…一ヶ月ぶりくらいな気がしてたぜ…
(会えない時間は通常の2倍くらいな気がしていた、勿論体感的な問題で、実際は橘の言うとおり二週間ぶりだ。ここから遊園地までは車で大体3、40分程度だろうか。)
…良かった。そんな事言われたら胸張って歩ける。
(三浦の言葉を聞いてにこりと笑い。家を施錠して車庫へ案内する。先日洗ったばかりでボディーが光っている黒色の外車で。ロックを解除し自動で前方の扉が開いて)
ああ、俺も久しぶりに感じるな。楽しみだよ。……ほら、助手席空いてるぞ。
…ん、あんがと
(相変わらずすごい車だな、と思いながら助手席に乗り込んだ。俺の小さい頃の記憶の中では車っていうのはタバコ臭かったり、逆にそれを消すための芳香剤かなんかの匂いがキツかったり、吐きそうになッた物の方が多かったが、橘の車はなんというか、ほぼ無臭に近い。おかげで吐くこともないし、酔うこともない。
そうこう考えているうちにエンジンが付き車が発進する)
アンタ、運転する姿も様になるよな
(頬杖を付きながら橘の方を見ればそうポツリと呟いた。どんどん車は目的地へと近づいていき、普段見慣れている風景から新しい物へと流れていく)
…ふ、城次郎の前ではカッコつけたくなっちまうの。
(好きな相手が助手席に座っている事に加えて、現在進行形で二人だけで車内の空間を共有しているのを実感し、嬉しくなる。ドライブ中の気分を上げたくなって、プレイリストから適当な音楽を選択して流す。車のスピーカーから流れる気怠げだがパンキッシュな洋楽に耳を傾けて)
よし、着いたな。今日は思う存分楽しもうぜ。
(ドアの窓から入り込む心地よい風を堪能しているうちに、カーナビが目的地を告げている。遊園地に隣接しているパーキングに駐車し、こんな事をするのは普段の俺からすれば、柄じゃない気がするが……どこか浮き足立っていたのだろう、助手席に座っている愛しい相手へ手を差し伸ばして)
俺は女じゃねぇっつーの
(もう着いたのか、とおろしていた鞄を取って顔を上げると、こちらに手を伸ばす彼。まるで王子様みたいな、ちょっぴりキザな仕草にクス、と笑うも、決して拒まずその手を取る。俺も浮かれてたんだろう。そのまま手を握れば、死ぬ気で楽しもうな、と笑って。)
んー、満員ってわけじゃあねぇけど、やっぱ人多いな。
(開園の時間から少し遅れたからだろうか、親子連れなどの影が多かったが、チケット売り場はそうでもなく、スムーズに園内に入ることができた。やっぱり、こう言う所はワクワクする。)
んじゃあ、最初何乗る?ジェットコースターか?
(入り口付近でパンフレットを貰えば、広げてアトラクションが書かれてある部分を橘に見せるようにして一緒に眺める。)
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