馬と兎の戯れ【BL】

…何をそんなにイライラしてるんです？ ( にっこり微笑み、ずっと後ろに居たことがバレてなくて安心し )

そうですか、なら良かったです。

少しシノギで敵対側と抗争になった……って、お前いつの間に居たんだ(声を掛けられ後ろを振り返りながら眉を顰めて)

あら、そうなんですか。……えーっと、さ、さっきです …さっき来ました。( ｷﾞｸｯと苦笑し、目を逸らし乍ずっと後ろにいた事を誤魔化し )

おう、しつけぇ奴らで手こずったんだよ。……そうか、まあ良い、とりあえずこっち来い(誤魔化すような様子に眉を顰めつつも気にせず隣にくるように促して)

手こずるって珍しいですね、それだけしぶとかったってことでしょう。………えぇ、わかりました。 ( 内心バレてないことにホッ とし、彼の隣へ行き )

それもそうだがうちの組の構成員に内通者がいてよ、それで手こずっちまった。…気分転換に話し相手になれ(隣に来た相手に視線を向けながら告げ様子を見て)

貴方の所も内通者とか絶えないですねぇ、問題は起こさないようにして下さいね。仕事が増える。……えぇ、それは構いませんよ？ ( 不思議そうに軽く首傾げ微笑み )

言われ無くても問題は起こさねぇよ、よほどの事がない限りな。お前と一緒にいると落ち着くんだよ、付き合え(視線を逸らしながらポツリと告げ煙草を咥えて)

全く… 、その言葉、何回も聞きましたよ。結局、問題起こすでしょう。良く一緒に居るからじゃないですか？それに慣れてしまったとか … ？( 軽くむっ と拗ねるも一人で次々話し)

るせぇな、喧嘩ふっかけてくる奴ら相手にしててやりすぎちまうんだよ。…悪いとは思ってる。それもそうだが、大切な恋人だからかも知れねぇ(言い訳をしつつ目を伏せ紫煙を吐いて)

だから、少しは加減ってものを知りなさいって言ってるんです。… そうですか。恋人 … ？(呆れたように言いぶわっ と一瞬で顔が赤く染まり)

チッ…これでも加減してるつもりなんだがよ…分かった、加減してやる。ああ、恋人だろ。違うか?(渋々というように返し自分でも照れくさいのを隠しながら視線を合わせて)

…今年も最後だな。今回も一緒に新年を迎えられるの、楽しみにしてるぜ

ほんとでしょうね？… 破ったら、ずっと口聞きませんからね。違わないですけど、急に言われると(目元以外は手で覆い隠し照れて)


…そうですねぇ。私も、貴方とまた新年を迎えるの楽しみにしてますよ。

…俺様が破る訳ねぇよ。はは、照れくさいのか。今更だろ(自分も照れているのを隠すように告げ視線を逸らして)

年が明けたな。……今年も一緒に新年を迎えられて良かった。今年も宜しくな

……なら、良いですけど。むぅっ、照れてるのは私だけじゃないでしょう。（ 何処かばかにされてると思い拗ね, 少し彼に顔近づけ ）


…遅れましたね。おめでとうございます。
こちらこそ今年も宜しくお願いしますね。

男に二言はねぇからな。るせぇ…俺は照れてねぇよ(少し顔を逸らしながら返して)

約束はちゃんと守ってくれますからね。…なら顔逸らさなくてもいいでしょう？(上目遣いで彼を見つめて)

仲間は裏切らないから当たり前だろ。……うっ…照れてる顔を見られたくねぇんだよ(上目遣いに負けて素直に告げて)

流石、わの王様であり濱の王様ですね。… やっぱり照れてたんですね、見せてくれても良いでしょう…… （自分だけ見られて悔しいのか拗ね）

おう、仲間は大切にしてぇからな。……少しだけなら見せてやる(少し間を置いた後顔を見せて)