私立夜烏学園　/　3L　/　版権 ・ 創作　　

＞13　／　夜烏


確か、夜烏……で、合ってるか？！―――おう！こんばんは。

（ ぼんやりと窓の向こうの夜空を見つめながらのんびりの散歩中、前方から聞こえは穏やかな声に顔を向けた。薄暗い中に浮かび上がる姿を見て記憶の引き出しを引っ張り出す。確か、学園長の娘さんだったっけと。噂程度に夕方から夜にかけて見回りをしているとは聞いていたものの本当だったんだなと驚きながらも、帽子の鍔を下げながら緩めた口元で挨拶を一言。それから心配げに眉を寄せながらぽつりと、 ）

…こんな時間に女の子一人で居て大丈夫なのか？



（　／　ありがとうございます！！いえいえそんな事無いですので、大丈夫ですよ～！それでは改めましてよろしくお願いします　）



＞9　／　錐生先輩

（ それは授業前の空き時間に散歩していた時だった。人の気配一つない裏庭まで歩いてきたことに気が付き、流石に今から戻らなきゃ授業に遅れると踵を返した時に耳に入る微かな呻き声。瞬間、地面を蹴ってその方向へと走り出す。辿り着いた場所に横になり、苦しそうに呻く男子生徒の姿が。自分も吸血衝動に見舞われることがあるが此処まで酷くはない筈。どれだけ血を摂取することを我慢していたのかなんて一目瞭然だった。駆け寄り横たわる傍に膝をつき、顔を覗き込んで、）

　おい！俺の声聞こえてるか？なんか、紙パックのか錠剤とか持ってねえのか！？……嗚呼、くそっ。錠剤、持ってなかったっけ俺…！！


（　／　初めまして！来栖翔の背後です。絡ませていただきました～！絡みにくかったら申し訳ないです。どうぞよろしくお願いします！　）



＞14　／　月島


（ 財布を片手にふらりと立ち寄った自販機。ジュースみたく血液にも色んな味があればいいのになあ、なんて呑気な事を考えながら硬貨を入れていつも通りに紙パックを購入。取り出し口から一見すればジュースの紙パックのような形状の其れを手に取った瞬間、ふいに視線を感じた。顔を校舎へ向ければ窓越しに此方を見つめる男子生徒らしき姿。何でこっち見てんだろと首を傾げては、）



（　／　初めまして！来栖翔の背後です～。絡ませて頂いたのですが、絡みにくかったら申し訳ないです…。これからよろしくお願いします～！！　）