【STG風戦闘】ジャイアントクライシス【SF 】

●敵人型兵器"ゴライアス"
太陽系防衛を担うべく設計された、新時代の兵器。10?20m大の人型兵器であり、戦場を選ばない汎用性を有している。
しかし最初の生産ロットが一般公開されるまさにその日、生産を担う太陽系外縁の宇宙基地"ステーション・エラ"が人型機械に融合する地球外生命体"グレムリン"に襲撃され、ゴライアスの全てが奪われ、太陽系は混乱の中に落ちる事となる……。
グレムリンの尖兵となって以後はかなり大量の武器を有した機体が増えており、武装2,3種が適正な機体が10種近くガン積みしているなんてことも。
またステーション・エラの設備を利用したグレムリンによって次々と量産されている。

●不定形生命体"グレムリン"
どこからともなく現れ、人類を襲う不定形の生命体。人型機械に融合、侵食して操る能力を持つ。人間との意思疎通は一切行わない。
かつては人型種族であったが、母星を失い放浪の旅を続ける内に現在の姿となった。
未だ形ある肉体に執着し、人類の生存圏を奪って"肉体"の生産能力を手中に収めることを目論んでいる。
人型に拘る理由は元の肉体に近く、動かしやすいから。
一部は他の兵器や機械にも寄生してみたが残らず沈黙し、グレムリンとしての活性を見せなかった。これはまったく形状の一致しない物体に寄生した為に脳（に、相当する何か）が混乱、発狂に近い形でグレムリンが死滅したため。

●宇宙戦闘機
ゴライアスと共に太陽系防衛の双璧を担う筈だった、軍用の小型宇宙船。ゴライアスの奪取によりその役目を一手に担う事となる。世界各国で様々な型式が存在するが、共通して以下の特徴を有する。
＿＿＿＿＿
▼武装面
1."ショット"
機関銃などに相当する、宇宙戦闘機を含む対機動兵器用の軽火砲（実弾、非実弾問わず）を一門以上有すること
2."チャージショット"
ミサイルなどに相当する、戦闘艦や宇宙要塞等の重装甲かつ低速または停止状態の目標に効果がある大火力火砲（実弾、非実弾問わず）を有すること
3."ボム"
一度の出撃で一度きり、しかし都市の一区角は容易く消し飛ばせる局地的な大量破壊兵器……を、一基（実弾、非実弾問わず）有すること。
▼性能面
1."ハイパードライブ"
巡航速度:亜高速以上、最大速度:光速　を発揮する機関、推進機を有すること。
2"シールド"
最低限の自己火力に耐えうる非実体のエネルギーフィールドを有し、またこれにより機体を防御すること。
3."コズミックリアクター"
太陽系内の無補給往復が可能な動力源を有すること
＿＿＿＿＿

性能面はそれほど各国で差異は無いが、武装や外見はまさに千差万別である。
今次作戦に召集されたパイロットが選りすぐりの精鋭というのもあってか、総合的な戦闘力はゴライアスを上回る。

●戦闘飛行隊"ダビデ"
"ゴライアス"暴走事件に際して集められた、世界各国の宇宙戦闘機によって編成された特別任務部隊。ベストセラー量産機から得体の知れない実験兵器まで、様々な機種が揃っている。
そして集められたパイロットたちもまた、人間性はともかく押し並べて選りすぐりの精鋭達である。
作戦目標は"ゴライアス"並びに"グレムリン"の殲滅と、"ステーション・エラ"の破壊である。

>レス禁止

●参加規約

・R-18描写、性行為(前戯含む)描写、裏行為、猥褻物ないし局所の露出を伴うエロ描写は厳禁とさせていただきます。キス、押し倒しくらいならOK。
・確定ロルは禁止。相手のロルを互いに尊重して。（ただし設定上参加者同士の戦闘は原則なし）
・他の参加者様をこき下ろすようなキャラクター設定や描写は禁止です。（「部隊で一番強い」「【相手様】よりも優れた動きを見せ」など）
・ロルは30文字以上が望ましいが豆でなければ自由。
・ただし、キャラクターの実行動に反映されない物は無効。心中ロルやオウムロルなど。
・本体の個人情報や実生活のことなど、現実のことは書いては行けません。参加者同士の相談程度なら、/←などでキャラクターの発言やロルと分けてお書き頂くようお願いいたします。
・本体同士の喧嘩は勿論厳禁。仲良く。
・なりきりに限らず、一般的なチャットマナーを弁えた発言を心がけましょう。

>レス禁止

●参加人数、募集枠

▼戦闘飛行隊"ダビデ"隊長(1名)
性別不問/20代後半～30代
▽副長【スレ主】
男/35歳
▼一般隊員（無制限）
性別不問/年齢自由
一般隊員とて、上官らと目に見えて強さに差があると言うこともない。役職以上の上下関係は原則なく、気心の知れた仲もある。

●参加申請書
名前/
年齢/　
性別/
身長/
体重/
容姿/（基本的にはパイロットスーツや軍服なので、顔や体つきなどを重点的に）
性格/（極端に内向的など、会話が成立しない性格は禁止です。）
乗機/（外見や設定など、基本的に自由）
武器/（>1を参考に、武器の設定をお願い致します）
・ショット:
・チャージショット:
・ボム:
備考/（キャラの出自や趣味思考など）

>レス禁止

●スレ主キャラ
　
名前/ホラス・ハーゲン
年齢/35
性別/男
身長/2m10cm
体重/110kg
容姿/灰色の髪を角刈りに整えた、表情筋も露わな強面の男。体格も顔に見合った極めて筋肉質なものである。左頬に縦へ裂いたような傷痕がある。
性格/声が大きくどこか指導的で、語彙が非常に荒っぽい。やや鬼軍曹感のある一方で感情に任せて怒鳴ったりなどはせず、個人に対しての暴言や怒声も発さない。体調管理についてや心情を尋ねたりなど、少々不器用ながらもコミニュケーションの努力はしている。隊長に対しては部下として敬意を抱き、副官としてこれを補佐する。
乗機/"インパルス・ハウンド　block5"
国際共同で開発された機種。実用宇宙戦闘機としては初期の機体で、初飛行から10年を越えながらもその拡張性や汎用性から近代化改修を繰り返しながら最新鋭機にも劣らない活躍を見せている。この機種を愛用するエースパイロットも未だ数多い。ホラスの機体はその装備もまた標準的なものになっている。全翼機に近い純白の機体で、翼の代わりに4基のブースターとタンクを備えた姿は古典的な宇宙船の印象を持たせる。

武器/
・ショット:電磁機関銃
レールガンかつマシンガンである。ある程度の斉射でゴライアスを無力化できる標準的な射撃兵装。
・チャージショット:重ミサイル
その爆発は標準的な編隊を組んだゴライアスを2,3機纏めて始末出来る威力と範囲を持つ。ただしミサイルと言う割には誘導性はあまり高くなく、その為の爆風でもある。
・ボム:反応弾
反物質を充填した小型のミサイル。対消滅によって都市区画一つは灰燼に帰する。作戦一回につき一発の切り札。
備考/宇宙戦闘機開発の初期からテストパイロットとして携わり、時には事故に巻き込まれたりもしながら今日まで宇宙戦闘機を駆ってきた。現在の乗機は当時の実験機を修復しながら使っている程の愛着があり、機体はほぼ「テセウスの船」と化していながらも新型機への乗り換えは固辞している。

以上でレス解禁となります！皆様のご参加をお待ちしております

【/素敵な設定に惹かれてやってまいりました。ダビデの隊長の予約宜しいでしょうか?】

【/お立ち寄りありがとうございます！予約承りました。期間は特にないのでお時間のあるときにどうぞ！】

【PF】

名前/エイデン=アダムズ
年齢/32
性別/男
身長/185cm
体重/75kg
容姿/黒い短髪に黒い瞳、細身のシルエットだがストイックに鍛えられた肉体を持っている。露出部に傷らしい傷は無いものの、右胸部から右肩甲骨へ至る大きな手術痕がある
性格/地上のしがらみ、特に権力などにとことん無関心或いは嫌悪感を示し、宇宙(ソラ)に手を伸ばしたがる何処か少年然とした性分を持っている。兵士としては有能な部類に入っていると自負している反面、優秀な部下に囲まれている安心感からか彼らを頼る事も多く、国籍も人種も様々なダビデ部隊という場所は割と性に合っている模様
乗機/XSF-23A ストライクホーク
全長22ｍ、全幅18.3m(外翼展開時)、全高4.36m(外翼展開時)、単座式、双発機。米国で研究・開発が行われている最新鋭実験機『XSF-23』の実戦用改修機。大型カナード、前進翼形態と後退翼形態をとる可変翼、水平尾翼形態と外半角のついた垂直尾翼となる形態をとる全遊動式尾翼によって構成される三面翼構造で、戦闘機に似た攻撃的な外観を取っている。後退翼と水平尾翼で構成され高いステルス性とスーパークルーズ能力を発揮する高速飛行形態と、前進翼と外半角のついた垂直尾翼で構成され高い格闘戦能力を得ることができる高機動形態の2種類が速度に応じて選択される。主翼は後退角を持つ内翼と、前進角を持つ外翼で構成されており、内翼の先端部にピボッドが設けられている。内翼前縁は上下に分割される構造となっており、外翼を収納する際に開閉する。カナードは高機動形態時に尾翼と同程度の上反角を持つようになっている。機首は前下方へと長く伸びており、機首底部にEOTSが搭載されている。STOVL機としての運用を前提としており、エンジンは三次元ベクターノズルによる全方位への推力偏向が可能となっている。実験機というだけあってコストが度外視され、それに合わせて高いスペックを有している
武器/
・ショット:中距離電磁投射砲『フラガラッハ』対小型対象及び対宇宙戦闘機用に搭載された連射可能な実体弾火砲。右翼付根上部に一門設置しており、ステルス性能を上げる為発射口は普段は閉じられており、発射時にのみ展開する
・チャージショット:MR-AAM『ベガルタ』射程180kｍ、両エンジンナセル中間下部の小型兵装庫に搭載された中距離空対空ミサイル。撃ちっ放し、同時多目的攻撃能力に長けている他、ECCM能力(対電子妨害対抗能力)にも優れており、仮に発射後ジャミングを受けた場合、その電波の発信源へと誘導されるようになっている
・ボム:局地消滅兵装『モラルタ』機体中央部のエンジン間に備え付けられたウェポンベイに搭載された電磁投射砲によって射出される新型の戦術核兵器。射出後一定距離で核分裂を開始、巨大なエネルギーの球体を発生させ、触れた物を跡形もなく消滅させる。この時球体内部の空気すら消滅するため、球体の縮小・消滅後は真空となった圏内に周辺の空気が流入し、第二次、第三次影響圏内に強烈な突風が発生。広範囲に甚大な被害を及ぼしてしまう。効果範囲は最大で半径300kmだが、リミッターを設定すれば効果範囲や起爆時間の調整が可能。核兵器ではあるが、起爆時には爆発、熱反応、放射能は発生せず、第三次影響圏終了後は後遺症は一切ない「究極のクリーンな兵器」と呼ばれている。使用時にはコード認証が必要な上、発射の前後が軍事法廷提出用記録として残される等、使用に関しては厳しく精査される代物である
備考/コールサインは『デッドマンズ』。米国独自の開発機群『XSFシリーズ』のテストパイロットであり、ダビデ隊には『XSFシリーズ』の実戦テスト兼各国軍事上層部へのデモンストレーションを目的として送り込まれているが、エイデン本人は「俺が自分の技術を注ぐのは敵と宙だけで後は知らん」といったスタンスを取っている
『XSFシリーズ』「NSFシリーズ」とも呼ばれており、宇宙戦闘機の台頭が計画される以前から米国で研究が進んでいたユナイテッドアームズ社製の宇宙戦闘機群で対宇宙戦闘機戦を想定して設計されている。外観はどれも現行の戦闘機に似た外観を取っており、今回のゴライアス暴走事件の収束を皮切りとして本格的な生産を開始する予定

【/設定はこんな感じで宜しいでしょうか?】

>7
/確認しました、どうぞご参加ください。早速戦闘シチュの絡みを投下させていただきますので、ご自由にお絡みくださいませ。←
/

（人型兵器"ゴライアス"の暴走から間もなく編成された、特殊任務部隊"ダビデ"。その物語の始まりは地球、衛星軌道上の宇宙ステーション。副長ホラス・ハーゲンはステーションの電磁カタパルトに固定された愛機"インパルス・ハウンド"の機上にあり、そして間もなく発進を迎えようとしており。）
ホラス・ハーゲン以下、全隊員の発進準備が整いました。いつでも号令を、隊長。

>エイデン
>ALL

＞ハーゲン

…『フラップ、スタビライザー良し…兵装……良し…』(出撃前のシステムチェックは滞りなくすべて正常。整備員による日頃のメンテナンスの賜物だ。兵装システムを立ち上げると同時にHMDバイザーを下げれば、機体兵装のデータが一覧表示される。ただの人から宙を駆ける鉄の鳥へと自身が変わっていくこの瞬間は、自分の中でお気に入りの時間だ。だが、その余韻に浸っている暇は無い、副長から全隊員の準備が整った旨、管制から発進許可の無線が入る)…ダビデ1、了解。全機、出撃せよ(そう全隊員に号令を下す。先陣を切るのは勿論自分だ。自身と愛機の乗った電磁カタパルトが短く低い唸りを上げ、射出準備に入る。それと同時にスロットルを上げて発進速度に整え…)…ダビデ1、発進(カタパルトから撃ち出される。体にGが掛かり、座席に体が押し付けられる。パイロットスーツをどれだけ進歩してもこの感覚が無くなる事だけは無いだろうし、そうあってはならないと思う。これは独りでは飛べない人類(われわれ)が宙を自在に駆ける鳥へと至る瞬間の僅かな成長痛なのだから

ダビデ2、発進（ローンチ）！
（隊長機に続いて、ホラスや隊員たちの機体がカタパルトユニットから紫電を引いて流星の如く飛び出していき。激しい振動を生じる射出速度から巡航速度に遷移して機体を安定させれば、コントロールパネルを操作し戦場を表したマップを確認して。）
敵は第一防衛線で攻撃衛星に足止めされています。総数は約100機、距離は400宇宙キロ。隊長、ハイパードライブの光速航行を進言いたします。

>エイデン

/これからよろしくお願い致します、突然ながら、終止形をお控えいただけると幸いです！←

＞ハーゲン

…100機…連中の歴史に『労働法』はまだ登場してないようだな(HMDバイザーに映し出された戦術マップとハーゲンの言葉に柄にも無く冗談を飛ばす。別に冗談が嫌いという訳では無いが、国の垣根を越えた清榮を集めた部隊となれば世界中からその一挙手一投足が注目されかねず、下手に冗談を言って危機感が無いだのと要らぬ正義感を振り回されるのを嫌がって冗談は控えていたが、改めて状況を聞けば冗談の一つでも飛ばさなければやっていられないだろう)…とはいえやる事は変わらん。ブリーフィングでも言った通り、ハイパードライブ後、約200秒後にLC(接触ライン)に到達する。足止めがそれまで利いてくれればの話だがな…LOC(後方連絡線)は衛星近郊の無人補給機の使用を主とするが、エンジントラブル発生等の重篤なトラブル発生時はステーションまでの後退が許可されている。ゴライアス一機を落とすのと君らの内の一人を失うのでは君らの生存を私は重要視する。危険と判断した場合は自己判断で生命維持に努めてくれ(全部隊員に告げながらもハイパードライブへの移行を開始する。高速飛行形態へと形態変更を行いつつ)カウントはハーゲンに任せる。いけるか?(そう副官に尋ねようか


【/ご忠告痛み入ります。本格的に戦闘が始まりましたら確定はやめますので何卒ご容赦を】

了解、10カウントです。座標データリンク……完了。ハイパードライブ開放まで10秒、9,8,7……3,2,1,アクティブ！
（部隊の全員に、到着時の座標データを同期させた後にコントロールパネルを操作すれば、淡く青白く光っていた機体の噴射炎が太陽の如き白銀の尾となって伸び、ホラスの機体を含めハイパードライブに入った機体は恐るべき加速度を見せ……青白い光の残滓を残してその姿をかき消して。）
ダビデ2、光速航行に遷移完了。接敵は予定通り200秒後、誤差は±0.3秒。

>エイデン

＞ハーゲン

10カウント、了解…(ハイパードライブへの移行が完了すれば、パイロットスーツが自動的に状況に即した加圧・減圧を開始、身体が締め付けられると同時に己の中で息づく闘争本能が覚醒を始める。宙(ソラ)を舞う快感とは別種の、獲物を狩る猛禽のような感覚…)【3…2…1…HyperDrive Activate】!!…(HMDバイザーにカウントが示され、機体は急激に加速していく…数秒後にはステーションとの通常交信は不能な、漆黒の宙の只中に居るだろう)【HyperDrive Inactivate】…今回のフライトも無事だったようだな…各員、状況確認後、ダイヤモンド・オブ・ダイヤモンドで編隊を組め。ハーゲン、戦況は?(部下にそれぞれの機体状況を確認させつつ、副官に戦況情報を拾得させようか。防衛戦の保ち具合では200秒どころかこうして会話してる間に敵に捕捉されかねないからだ。「ファーストルック・ファーストショット・ファーストキル(先に見つけ、先に射ち、先に撃墜する)」という戦法はこそ、損害を最小に抑えつつ最大の打撃を与えられる可能性があるからだ)

善戦しているようです。敵の3割を撃墜、連中が弾切れになる前に王手をかけましょう。ダビデ2、ウェポンズフリー。
（防衛ラインを構築している攻撃衛星はレーザー兵器やミサイルによって弾幕を張っており、その向こうに敵の姿はあり。概して鋭角の目立つ華奢な人型を特徴とする漆黒の機体群は、本来はヒロイックですらあった形体を大きく損なった禍々しい出で立ちに変わっており、武器を何十と一体化させた巨大なライフルやハリネズミのように突き出した砲門、四肢や歪に生えたサブアームから伸びた光学サーベルなどを備えた姿は悪魔の如き様相を呈しており。そのうちの一機がダビデ隊に気づいて迫ってくれば、その他の機体もさながらゾンビじみてダビデ隊へ多方から殺到し始め。その最初の一機だが、これはホラスの機体からの電磁機関銃の連射によって引き裂かれるように撃墜され。）

>エイデン

＞ハーゲン

…無人機にしては上出来だ(通常通信がタイムラグの問題上使えないこの宙域において、自己判断可能で電源供給さえ滞りなく出来ればスタンドアローンでも動く無人機の運用は必須だが、未だその性能には難点が多かった。その状況で知性体相手に3割を相手取れたのだから上出来と言う他無いだろう)…さて、向こうも此方に気付いたようだ。散開(ブレイク)!!(敵機が視界に映る。禍々しいその見た目は武装の重厚さも相まって宛ら悪魔のようにも見えた。散開指示を出しつつ、ドッグファイトへと移行する。武装こそ段違いだが、速度は此方の方が速い上に細かい挙動に弾幕頼みの大味な射撃ではろくろく当たる訳もない。流星のように放たれるレーザーを蛇行機動で軽々と躱しつつ、すれ違った瞬間にインメルマンターンで背後を取り)…ダビデ1、FOX3!(『ベガルタ』をゴライアスの動力部目掛けて発射しようか

（『ベガルタ』を被弾した敵は、ミサイルや自身の噴射ノズル、破孔から吹き出した推進剤などによって不規則にスピンしながら程なくして爆散していき。）
ここの通行料は高いぞ。
（ホラスは呟きながら、弾幕の只中を真っ直ぐ突っ切り、機体を時折傾けたりローリングさせつつ、正対した敵に電磁機関銃をしこたま撃ち込んで。末端から引きちぎられるように達磨となったゴライアスは沈黙したまま宙を漂い。）
狙撃！距離、20宇宙キロの地点！連中も数押し以外の戦いを知ってるようですな。
（その乱戦の最中、遠距離から艦砲射撃に匹敵する高出力レーザーが戦場に割って入り。発射点にはまるで猫背の様な極端に前傾した胴体を有し、自身よりも巨大なレーザー砲を積んだゴライアスが居て。）

>エイデン

＞ハーゲン

アレが居座ってると厄介だな…ハーゲン、この宙域は任せる。ハイローラー!タブロイド!お前達のAL弾頭(対レーザー弾頭)が必要だ。ミーシャ!ハイローラーとエレメントを組め。タブロイドは俺とだ。他はハーゲンの指示に従って現宙域での戦闘継続!(遠距離からの高出力レーザーを相手取る為ハーゲンに主戦場の指揮を任せ、対レーザー兵装を有した隊員と高速機動可能な機体を持つ隊員を選んで長距離レーザーを搭載したゴライアスと戦闘を開始し始める)…ハイローラーとタブロイドは後方からAL弾頭を奴の周囲に撃って俺とミーシャを援護してくれ(AL弾頭が炸裂すれば重金属粒子によってレーザーの威力低下が発生するがそれでも艦砲射撃クラスの攻撃に効果は薄い。だが、距離を詰める事は出来るだろう)ダビデ1、FOX3!(ギリギリまで肉薄して『ベガルタ』を数発、『フラガラッハ』を連射するが多少の装甲を剥がすだけで明確な損害は与えられず

了解、セカンドチーム全機へ、狙撃兵が始末されるまで持ちこたえて見せろ。
（突入部隊を追跡しようとする敵機を抑えるように立ちはだかり、重ミサイルによってこれらへ反撃、巨大な火球に次々と敵機が吹き飛ばされ、編隊を崩したところを残りの味方機が掃討していき。砲兵ゴライアスは損害に構わず、申し訳程度の回避運動を取りながらなおも砲撃を繰り返し、金属粒子を力押しで抜こうとしていて。）
こちらはあと2分でカタがつきます。

>エイデン

＞ハーゲン

…(このままでは埒があかない。味方が此方へ近づきすぎればまとめて落とされる危険性が高まるのは明確だった)…ハイローラー!タブロイド!もう一発叩き込め。ミーシャ!俺が囮になるからヤツの砲身に直接ミサイルを撃ち込め。大丈夫だ、お前ならきっと出来る(そう部下を励ませば、狙撃用ゴライアスの火砲を一身に受けんと機体を敵に近づけながら些か無理にも思えるマニューバを繰り返していくだろう

（敵の接近に気付けば、自慢のレーザーしか持たない狙撃ゴライアスは近接防御を諦めて、半ば博打に近い形で最前線の乱戦宙域へ向かって全速力で逃亡し。他のゴライアスと合流して護衛される……或いは乱戦に紛れて体制を建て直す腹積もりの様子で。一方で最前線は最前線で前衛のゴライアスもまた圧倒されつつあり。）
セカンドチーム全機、狙撃型が接近。ファーストチームを守れ。前衛の敵を足止めして、絶対に合流させるな！
（万が一合流すれば狙撃型の砲火が隊長らの編隊に向きかねないと踏み、僚機らと共に敵の2つの集団を隔てるようにありったけのミサイルを撃ち込み爆発の壁を作り。ほとんどのゴライアスは急ブレーキでこれをかわすも、合流には失敗して）

>エイデン