おいでませ妖横丁【微戦闘/3L有/ほのぼの/和風/一部人数制限あり？】

用語解説
『妖』
読んで字のごとく妖しげなるものの総称。生霊、化け猫、猿神、河童、鬼…数えれば最早きりのない物の怪達であり、首がとれようとも死なぬ異形の存在。徳川の世となった今でも未だに各地に蔓延っている。

『妖横丁』
各地で悪行を働き、成敗された妖が集まる土地。

設立されたのは平安初期の804年の時。当初は人里にはぐれてくるような無害な妖を見張る目的で平安京の隅に追いやっていたが、次第に各地に現れる殺しても死なぬような大妖怪を押し込めるための街へとなり、人々は安全の為に平安京から江戸へと退避して言った。

かつては妖怪退治の経験のあるものが無理やり出ようとする妖たちを押し込め、時には叩き返していたが、現在は四方に地蔵が置かれており、それぞれに今まで妖を退治した経歴のある者たちの魂が祀られ、その上結界まで貼られている為妖怪が外に出ることは不可能となった。

結界自体はさほど強固ではないのだが、出ようとするや否や神霊と化した嘗ての英雄達が鬼の形相で迫ってくる。
早い話が｢人間の頃ですら化け物じみてたような連中が神格化されてもっと化け物になった存在が、数人がかりで連携して襲ってくる｣様なものであり、これにより大妖怪ですら必然的に退くこととなる。また町で騒ぎを起こしてもこの連中が飛んでくるため、新入りが騒ぐようなことがあれば飛び火を恐れた年長の大妖怪が先に新入りを叩きのめして黙らせる。故に争い事はあれど、乱暴な妖の町とは思えぬ平穏を保っている。

文化水準は極めて高く、外の人間の街と何ら遜色はない。これは平穏を保ちつつも道楽を求める遊び心と、人なんぞに負けてられるかというプライドが合わさった結果であり、横丁内で広まる通貨を用いて商いまで行われている。また、海の幸や塩なども外界との物々交換で手に入れており、器や織物の出来の高さが伺える。
そもそも元は平安京と言いつつも、中は1度閉じ込められた妖が暴れたせいで更地となっており、その後再建された為中身は別物。見た目としては江戸の町に近いと言えようか。



"横丁の掟"

其の壱:基本的なマナーやルールは厳守

其の弐:背後同士の喧嘩は禁止。会話には(/)を用いること

其の参:荒らしは通報無視

其の肆:最強設定は禁止です。そもそも当トピは戦闘を目的としたトピックではございません。人間に敗れ、仕方なく横丁で暮らす妖達の日常を描くトピックです。従って芥の虫やショキナのような神が討ち取った怪物や、造物大女王やダイダラボッチのような人間どうやってこいつ倒して押し込めたんってレベルの妖怪での参加は申し訳ありませんが不可となっております。基本的に人間に討たれているかどうかを基準にしていただければと思います。
殺生石となっている玉藻の前や首を切られた酒呑童子等で参加される際は、多少の改変を挟んで頂ければと思います。

其の伍:参加の際はpfをそのまま貼ってください。お声がけは必要ありません。また史実妖怪が被った際には早い者勝ちとなります。そのため『酒呑童子で参加する』といった意志を表示されましても、他の参加者様が先にpfを出された際にはそちらを優先させていただきます。河童ですとか、鬼のような種族被りは大丈夫です。

其の陸:キャラリセはございません。そのため最終発言から何ヶ月経ってもリセットされているから参加はできない、と言ったことはございません。気が向いた時に返事などをしていただければという風に考えております。

其の漆:当トピはドッペル制度を採用しております。
ロル数に関しましては20?200程度を考えており、終止や確定、受け身以外でしたら小説ロルでも大丈夫です。ただ、お相手様にそのロルでの返信を押し付けるようなことだけは御遠慮ください。

其の捌:時代設定は1700年ほどを設定しております。そのため口裂け女のような近年でないと所持品などの都合が合わなくなる妖等は参加不可となっております。姦姦蛇螺ですとか、いつからいるか明記されておらず、かつ古くからいると書かれているような都市伝説の存在でしたら大丈夫です。
定義があやふやですので『これどうなの？』と言う場合にはお聞きください。

※まだレス禁

"pf表"

※当トピにおいての舞台は妖の棲む横丁でありますので、人間は一切出てきません。ですので人間キャラクターでの参加は不可となっております。ご了承ください。


名前:種族名ですと被る恐れがありますので個人的に抱えている名前でお願いします。基本的に和名のみですが、海外から日本に渡り、討たれた妖怪といった場合でしたら洋名でも構いません
史実に基づいた妖の際はその名を入れてください。
種族:河童、鬼、生霊などです
性別:両性も可です
性格:
容姿:人間の姿に拘る必要はありませんが、海坊主のような巨大な妖の場合は化けて人型や数メートルサイズに落ち着いているといった設定を付け加えてください。
備考:妖横丁に入るまでの経緯などを
募集枠:犬猿の仲であった妖や元の子分等、もしありましたらどうぞ。なければこの欄は消して下さい。

名前:大百足
種族:百足
性別:女性
性格:昔こそ粗暴で荒れに荒れていたが、今では丸くなったのか気丈で気さく。妖横丁においては古参組であり、新入りに横丁内でのいろはを教える役割も担っている。が、気はそう長い訳ではなく、元々乱暴であったこともあって結構手が出るのは早い。そもそも話で事を収められるようなタイプでもなく、騒動があったらとりあえず力づくで鎮圧しようとする。

容姿:背丈はおおよそ7尺と4寸。肌は透き通るだとかを通り越し、死人を思わせるほどに青白い。頬は化粧によりほんのりと桃色がかっている。瞳は対象を見据えるようなつり目であり、瞳孔の色は紅。眉間には小さな複眼が2つ着いている。黒染めの髪は背を隠すように伸びており、触覚は額ではなく毛髪部から生えている。毛髪に隠れ伸び、横髪に巻き付くそれはパッと見髪飾りのようにすら見える。
服は和装の振袖であるがその色は酸化した血を思わせるようにどす黒い赤。袖には薄紅色の這いずる百足のような模様が入っており、腰には紫の帯を巻き脚部には白い足袋と雪駄を履いている。背部からは百足のような巨大な足が3対、計6本伸びており、第3、第4の腕となっている。下半身を元に近づければ緑がかった黒い甲殻と服同様の赤黒い腹部が特徴的な百足の胴体へと変化し、8ｍを越す長身に。本来の姿ともなれば全長数十ｋｍの大百足となる。

備考:龍の神である龍神の一族を迫害し、三上山を根城としていた大百足。龍神ですら手に負えぬ大妖怪だったのだが、偶然滋賀に訪れた俵藤太こと藤原秀郷に敗れ妖横丁行きとなった。その後も抜け出し藤原秀郷や龍神一族に復讐に行こうとするのだが、倒し方を学ばれた藤原秀郷には返り討ちに。藤原秀郷の死後も源頼光のような妖怪退治の専門家に度々追い返され、とうとうそういった化け物じみた人間連中が道祖神の如く横丁を囲む地蔵に祀られてしまったため脱出すら出来なくなってしまった。

現在は横丁の大通りで茶屋を営んでおり、お茶や団子は評判の逸品。また飛び火を恐れ、治安維持を名目とする古参妖の一角であり、大通りでの争い事は基本彼女が抑える。
元の姿だと幅取りすぎて邪魔ということで人の姿を取ってはいるが、中身は山を7巻半する超巨大な大百足。その馬鹿力は鬼に勝るとも劣らず、外にいた頃は力比べではほぼ負け無し。下半身を百足の形に戻し巻き付くことでそのまま相手の骨を砕いたり伸びた胴体を鞭のように叩きつけることも可能。ふだんは内頬に忍ばせているが、一対の顎を持っており、先端から鋼鉄を軽々溶かし尽くす強酸性の毒液を分泌する。これを噛み付いて流し込む他、口から放つ事で武器とする。
人の柔肌に見える肌も実は甲殻そのもの。甲殻は俵藤太の矢や龍神の一撃、神仏の魔力すら弾き凌ぐほどに堅牢。生半可な一撃では傷すらつかぬが、唾と八幡大菩薩の加護を受けた矢によって貫かれた額はまだ傷が治らないのか比較的砕けやすい。また俵藤太の一件で鉢巻きにトラウマじみたものを抱えており、鉢巻きを着けた男と言うだけでかなり肝を冷やすらしい。

(/以上を持ちましてレス解禁と致します。上は主のpfとなりますのでもしよろしければご参考にどうぞ)

(/上げです)

(/上げます)

(/募集上げです)