剣来 2019-11-16 17:41:08 |
通報 |
>ビブラ・キール
あぁ?なんだテメェ、知らねぇ顔だがなんか用か?喧嘩なら買ってやるがつまらん話なら消えろ…。(声に殺意が乗っていることが丸わかりの相手とはいえ不遜な態度はそのままに、チラリとホログラフの相手を見れば直ぐに興味を失ったように目を瞑り)
<ファントム
あぁ,魔法軍の,ギーファ・キールという男の事を知っているか?知らないなら別に良いが。
(友好的な態度を上っ面にかぶり、笑ってそう聞いて)
>ビブラ・キール
ギーファ・キール……知らんな、俺は俺の部隊で精一杯で他の所属のやつはまったくわからん、あぁ、わからん(名を復唱した時一瞬だけ考える素振りをしたが直ぐに知らん存ぜぬと返して、それが真実かは態度からはわからずに)
<ファントム
なら用は無い。
あと聞きたいんだけどさ。
……魔法の弱点ってある?
(軽い態度でそう流した後、聞かせてくれるとは思いまいと思いつつ、一応聞いてみて)
>ビブラ・キール
あぁ?…けかかっ!弱点だァ?んなもん、魔力量に決まってんだろうが!
いいか、魔法ってのは確かにあらゆる奇跡を起こすが無限じゃねぇ…使うやつ自身の魔力量ってのを消費して起こすもんだ。その魔力量が尽きちまえば……そりゃもうただの人間に過ぎねぇのよ?
あんまりにもアホな質問すぎて笑っちまったが、愉快な気分にさせてもらった駄賃に覚えとけよ。(相手の敵に弱点を聞くという行動に笑い、別に勝敗など気にしない彼はペラペラと喋れば「あー笑った」と砂浜で大の字になって)
<ファントム
……ふむ、情報通りだな。
それより……魔法だけじゃ無いんだぞ?
知ってるかアンタ、そっちの上層部,
魔道具……アーティファクトっつー小型兵器持ってんだぜ,それ使えば直ぐにアンタも強敵と巡り会えるだろうよ,そっちの幹部にでも話し通せよ、ギーファ・キールが許可した、ってな。
この情報は礼だ、あばよ。
(最初の方は相手に聞こえないほどの声で言い、その後相手を唆すというか、戦争を早く終わらせて欲しいのか、その情報を渡して、そのままブツッ、とホログラムが消えて)
>ビブラ・キール
あぁ?……魔道具ね、上層部のタヌキ共何を隠してんだか…それに、ギーファ・キール…まぁ俺は強い奴と戦えりゃそれでいいが……無駄にこっちの内情に詳しいガキだったが、一応調べとくかね…(ホログラフが消え相手が残した言葉や聞かれた名を改めて復唱し、撤退の指示が来るまでその場に転がっていた…。)
<ファントム
そらそうだろ、俺は元々そっち側なんだから。
(ところが、転がる相手を覗き込む紅の眼,白い髪の青年が,先ほどのホログラムと同じ姿、同じ声質で言って、
ワイバーンを纏い、いつのまにかウォーデンの部隊から離脱しており)
>ビブラ・キール
けかかっ!テメェ、姿見せれるなら見せやがれ、礼儀ってのがあんだろーが?(顔を覗き込み話しかけてくるのがいると目を開ければ、先程のホログラフの相手であり特徴的な笑いをしたあとに起き上がり、相手の姿を改めて見て笑いながらそんなことを言って)
<ファントム
それをアンタに言われるとは思わなかった、
いや、それはいい。
(顔をむっ、と変えた後、すぐに自分の女寄りの顔を元に戻し、笑う相手に、魔道具,手に入れたく無いか?
と交渉を開始して)
>ビブラ・キール
ちげぇーねぇ……魔道具、名前だけなら聞いたことはあったがまさかホントにあるとは思ってなかったぜ?…テメェ、元はこっち側とか言ってたが何が目的だ?その取引、そもそもテメェに得がなさそうだが…。(笑っていた顔は締まりのある顔に変わり、相手が持掛ける交渉に疑問を持っていて何かあるのか?と視線で問いかけ)
<ファントム
俺は兄を見つけたいだけだ,それなら何でも差し出す,
どちらが勝とうとどうでもいい、いっそ、
戦争を一瞬で終わらせる兵器を持ってきたっていいんだ。
今回は、戦争が終わるのが早くなる、という俺のメリットがある。(相手と同様キリッとした顔になると、そのままそう説明し、その眼は本気で)
>ビブラ・キール
ギーファ・キール…さっき言ってたやつがテメェの兄貴か?
まぁ別に、テメェが誰を探してようが知った事じゃねぇーが……その取引には応じねぇ、何せ俺にとってのデメリットが発生しちまうからだ…。(話になんねぇーなと突っぱねるように肩を竦めて見せ)
<ファントム
その通り、俺はビブラ・キール。
……ふむ、どんなデメリットだ?(改めて名乗った後、不思議そうにそう聞いて)
>ビブラ・キール
ビブラ・キール……戦争ってのは人間を進化させる起爆剤だ、それを終わらせちまうと人間の進化は遅れちまう…つまりそれだけ強者との闘いも減るわけだ。そんなことになっちまえば、俺は退屈でどーにかなっちまう…だからテメェの交渉には乗れねぇ…。(不思議そうにする相手に持論をぶつければ、今以上につまらんのは論外だと再び横になり)
<ファントム
ほうほう、上等な心構えだ。
……ワイバーン!(相手の持論を書き終え、横になった相手に向けて、用済みだと判断して機装腕を叩きつけて)
>ビブラ・キール
……けかかっ!交渉決裂したら直ぐに武力行使たァ大したヤツだぜ、テメェ!(砂塵が舞う中、足で機装腕により叩きつけを防いでおり、そのまま蹴りだせば斬艦刀も抜いて相手と距離を置き愉快そうに笑って)
<ファントム
知らないなら生かす理由が無いんでな!(距離を置いた相手に地を蹴って駆け抜け、直ぐそばまで接近すると顔を機装腕で掴もうとして)
>ビブラ・キール
おうおう、俺が言えねぇーが血気盛んなことで…(紙一重で身体を反り回避するとそのまま腕を弾く様に掌底を入れ)
まぁまぁ話を聞けよ、別にテメェにギーファ・キールとか言うやつの情報を渡すのはどうでもいいんだよ…(めんどくさそうに頭を掻きながらそう言うと、あぐらをかいて砂浜に座り)
<ファントム
汎用機装のポンコツめ……。
どうでも良い、か、つまりお前は、強い奴と戦いたい、って事か?(ワイバーンを解くと相手と正面向かい合ってそう聞いて)
トピック検索 |