兄弟愛

>史哉

──…あー、重かった…！
（家のドアを開け両手に1週間分の食材が入った袋を重そうにドサリと玄関に置き、スリッパに履き替えると再び袋を両手に提げながらリビングに向かえば既に帰宅していた双子の兄の姿を見かけると「あれ、今日早かったんだね？」とテーブルに買い物袋を置けば食材を冷蔵庫に次々と入れていき）

（／早速絡ませて頂きました！これからよろしくお願い致します…！）

（／主様、部屋の件了解いたしました！こちらも特に希望等ありませんので皆様の意見に合わせるつもりです。）

>彩香

定時に上がれるように言ってあるから。そう言うとこ融通利くんだよね。
…買い物？片付け手伝うよ。…てかこんなに重かっただろ。
（大荷物を手に入ってきた双子の妹に軽く頷きながら職場の利便性を答えれば、先に荷物の整理を手伝おうと一度火を止めて。テーブルへ行き野菜を日持ちがするように保存袋に入れていき終わったものから相手に渡し。その量にやや顔を顰めては「手、痛くなかった？」と気にかけて）

>20史哉兄さん

あれ、おかえりなさい、兄さん。
（いつも通り学校の制服で寝転がりながら、携帯ゲーム機を両手で弄んでいると、結構な時間が経っており。何となく喉が渇き、水でも飲もうかと慣れた廊下をゲーム画面を見ながら歩いて行けば、いつの間にか帰っていた長男に不思議そうにして挨拶して）


（/絡み文ありがとうございます！はい、大体そんな感じの認識で大丈夫です）




>all

暇……
（そう言いながらも両手にはしっかりと携帯ゲーム機を握り、高校の制服のまま皴になってしまうのも構うそぶりもなく畳の上に寝転がって。眠そうな目を時折こすりながら、何週もプレイしたゲームには飽きがきているものの、他のゲームもクリア済みなためやる気が起きず。ゲームの電源を落とすと、そのまま手足をまっすぐに投げ出して、ううーと唸りながら体を伸ばして）


（/こちらでも絡み文一応出しておきますね！）

>史哉

公務員のそういう所羨ましーい…。1週間分まとめ買いするようにしてるからさー。──あ、ごめんありがとう。
（さすが公務員だな…と心の中で思いながらも自分の会社では絶対そんな事は通用しないと考えれば小さくため息をついて。相手から保存袋を受け取り冷蔵庫に収めていきながら気にかけてくれる気遣いに「重すぎて指ちぎれるかと思った」と冗談混じりに笑って答えて）


>雪音

あ、雪音ー？暇なら洗濯物畳むの手伝ってくれない？…ていうかまーた制服のまま寝転んでる…！皺になるから着替えなよー？
（洗濯物を取り込みながら畳の部屋を覗けば寝転がっている妹の姿が目に入り母親じみたセリフを言いながら手伝うようにお願いすれば、制服姿が目に入り腰に手を当てながら「皺になったら誰がアイロンかけると思ってるのー？」とため息混じりに問いかけて）

>雪音　>23

ただいま。…ちゃんと前見て歩けよ。…何のゲームしてんの？
（ながらで歩く光景は日常なのだがつい危なっかしく見えて注意するも特に本気で怒ってるわけではないためすぐ話を変えて。「いま紅茶いれてるけど飲むか？…それとも別の？」と沸騰したお湯を止めて引き出しから茶葉の入った缶詰を取り出しながら問い）


（/絡んで頂き有難うございます。部屋割りの件了解しました。今後もよろしくお願いします）



>彩香　>24

まあたまに残業はあるけどな。…お前も息抜きできるとこでちゃんと休めよ。そういうとこ不器用だからな。
（仕事に買い物、家事に下の兄弟の世話までこなす妹の苦労は計り知れないし感謝しているもののそれを口にするのは照れくさく、少しからかい気味に言えば小さく笑い。「どれ、見せてみろ。手のマッサージくらいならしてやるよ」とちょっとえらそうに手を出して、手を置くように促して）

（/先程は挨拶が抜けてすみません。絡んで頂き嬉しいです。年齢の件も合わせて頂き有難うございます。これからもよろしくお願いします！此方は蹴り可です）

>史哉

息抜きって言われてもそんな時間があったら他に家事してた方が効率いいって思っちゃうんだよね。でも心配してくれてありがとう。
（兄の言うことは分かってはいるものの、やはり自分が息抜きする事は考えられずにこりと微笑みながらお礼を伝えて。兄の優しさに甘えればそっと手を差し出し「え、マッサージできるの？」と少しだけ疑いの目を向けながらくすくす笑って）

>彩香

ほんと苦労症。俺が心配しないと気にかけてくれる男もいないだろ？
（相変わらず優しい妹に自分も手伝えることを増やそうと思いながら呆れ気味に笑うも、お礼を言われては照れから、妹はモテると思っているのについ失礼なからかいをして。「それなりに？一応臨床心理でリラクゼーション系の講義も受けてたからな。…あ、紅茶飲むか？」と学んだ知識を活かして、毎日一家を支える手にマッサージを施し、ある程度終えるといれかけていた紅茶の存在を思い出して）

>史哉

余計なお世話ですー、それにあたし今は恋愛する気にならないんだよね。とりあえず一番下が大学入るまでは傍にいなきゃいけないかなーって…
（“苦労症”と言われれば苦笑いしながら頷いて。次いで出た兄の言葉に口を尖らせながら反抗しつつ、ふと兄弟達の顔を浮かべれば「ま、こんな事言ってたら婚期逃しちゃうのかな？」と笑ってその場は誤魔化し。さすがは講義を受けていただけある、マッサージはとてもリラックスできて自然と笑みが零れ「ありがとう…！これでまた家事頑張れる！──あ、うん紅茶もらおうかな」と残りの材料を片付ければ兄が用意してくれる紅茶を心待ちにし←）

>彩香

それ、洒落になんないから。……俺がいるんだからお前はもっと自由にしていいの。
（流石双子、性別は違えど考える事は同じなようで、自分も末が自立するまでは恋愛をする気はなく、相手の言葉に目を瞬かせるも、後の誤魔化しを聞けばため息混じりの冗談を。でもすぐ兄の顔になり相手の頭を軽く撫でるとその優しさを誤魔化すように紅茶を入れる準備を始め。「ミルクと砂糖入れるか？……あ、あとこれ」茶葉からいれるこだわりの紅茶。問いかけながら思い出したように一度部屋に戻ると一冊のカフェ雑誌を持ってきて付箋のあるページを開いてテーブルの上に置き「ここ新しく出来たカフェも兼ねてるネイルの店。田舎だから小さいけど新人が練習でネイルモデル探してて安くやってくれるって。良ければ行けよ」とまた紅茶の準備を始め）

>史哉

…じゃあ、あたしの代わりに料理も掃除も洗濯物も何もかもやってくれるわけ？
（兄の言葉にじー、と見つめ問いかければ「毎日献立考えなきゃいけないし、制服のシャツにアイロンかけなきゃだしそれお兄ちゃんにできる？」と追い討ちをかけるように言葉を続けて。しかし以前半日留守にしていた事があったがたった半日の間でさえ家の中はしっちゃかめっちゃかになっていた事を思い出せばため息混じりに苦笑いを浮かべて←「あ、うん。砂糖多めでよろしくー」と椅子に座りながらテーブルに置かれた雑誌に目をやり、「へー、こんな田舎にカフェできたんだ？ネイル安くしてもらえるなんてラッキーなんだけど！今度の休みに行ってみようかな…」とそのページを楽しそうに見つめてはポツリと呟いて）

>彩香

……今すぐには、無理。でも、努力するし。
（妹の言葉にうっと言葉を詰まらせ頭が上がらないなと視線を夜に流してボソリと呟くも、いざとなれば努力は惜しまないつもり。「てか素直じゃない」とちょっと悔しくて頭を撫でていた手で額を小突いては「…今度アイロン掛け教えろよ」と一番苦手なアイロン掛けのご教授を頼み←　「はい、どうぞ。…行って来い行って来い。いつも自分の為にお金も時間も使ってないんだから。有休消化。…たしか近くに雪音の好きなお菓子売ってる店もあるから買ってってやれば？」と甘いミルクティーを相手の前に置いて自分も相手の向かいの席に座り紅茶を口にしては少しぶっきらぼうに言い。何か話が堂々巡りしそうと思いつつ自分のことだけでは行かなそうなため四番目の妹の名を上げてみて）

>史哉

ま、頑張ってねっ、お兄ちゃんっ？
（何となく上から目線になれば兄の肩をポンっと軽く叩いて← その後兄に額を小突かれると「…ったいなあ、小突かなくてもいいでしょっ」と大袈裟に額を摩り「教えてあげてもいいけど、講習料取るけどいい？」摩っていた手を兄に差し出させばお金を請求する仕草をして見せ。兄の言葉に暫く考えたものの頬を緩ませながら「うん、今度の休み行ってくる。あ、でも終わったらすぐ帰ってくるからね？──それほんと？雪音に買って帰ろーっと。」と兄弟の中で1番贔屓にしている妹の名前が上がれば嬉しそうな表情を浮かべながら頷き、兄の入れてくれたミルクティを冷ましながらひと口啜って）

>24彩香姉さん

えぇ……。今は寝るのに忙しいから無理ですー
（寝転がった状態のまま顔だけを姉に向ければ、人数分の洗濯物が目に入り顔をわずかにしかめて。制服のことに注意されれば上体を起こし、軽く皴を伸ばしながら「どうせ誰も注目しないから皴ついてても気にしないのに」と口をとがらせて。表情や最初に言ったセリフとは反対に、手は真面目に洗濯物へと伸ばし手伝おうとして）


（/絡んでいただきありがとうございます！これからよろしくお願い致します！）


>25史哉兄さん

はーい……。ネズミのゲームしてる。中古で千円もしなかったやつ
（本気で怒られているわけではないと理解しているため、変わらずゲームを続けながら適当に返事を返して。ゲームの内容を問われれば、兄の近くに歩み寄り可愛らしいタッチで描かれたゲームのポーズ画面を見せ、説明して。ちょうど喉が渇いていたので、紅茶の誘いに小さく頷いて「ストレートで飲む。あ、ちょうどクッキーあるの。兄弟の誰かが隠してるやつ。ちょっとならばれないと思う」食べる？と首を傾げて）

（/こちらこそ宜しくお願い致します！）

>雪音

とか言いながら手伝ってくれてるじゃん？
（妹の近くに座れば慣れた手つきで洗濯物を次々と畳んでいけば行動とセリフが矛盾していることにくすっ可笑しそうに笑って。「全くもう…もしそうだとしても女の子は身だしなみが1番なんだからね？」と妹をじっと見つめながら呟き、ふと思い出したように「あ、そうだ。今日夕飯何か食べたいものある？」と流石妹を溺愛し贔屓しているだけあるのかなるべくリクエストに応えようと思い問いかけて）


（／こちらこそよろしくお願い致します！！）

>彩香

赤くなった？…見せてみ。
（肩を叩かれ言われた言葉に苦い顔をしつつ、大袈裟に額を擦るのを見てはその手を取ってどかすと顔を近づけて腫れてないか見て←　講習料と言われ一瞬目を見張るも微かに口元を緩ませ「いいよ。…なにが欲しいの？」と差し出された手に自分の手を乗せ。「…ゆっくりしてこいって言いたいところだけど、そうして貰えると助かる。…ここでの暮しもだいぶ慣れたけど彩香いないととっくに路頭に迷ってそうだもんな」苦笑を漏らしつつ、端々までチェックされたスーパーの広告などを思い浮かべ、妹の細かい努力にこっそり感謝していて）


>雪音

やすっ、これ結構流行ってやつじゃん。
（ゲーム画面を覗きながらその値段を聞けば驚き「今度やらせて」と妹との話題を増やしたさに言えば、紅茶のリクエストに頷き準備を始め。しかしクッキーの話を聞けば一瞬手を止め相手を見て「いや駄目だろ。それ絶対恨まれるぞ。彩香なら笑って許してくれそうだけど食べ物の恨み怖いからな。……確か町内の人に貰ったビ○コがあったからそっちにしとけ」兄弟間での、特に大人数では食べ物の取り合いはあるある話。隠しているなら尚更で、クッキーは却下すれば奥から例のお菓子を取り出しテーブルに紅茶と一緒に置いて「食べるときはゲームやめろよ」と注意して）

>史哉

いや、大丈夫だから…。
（不意に額に添えていた手をどかされれば兄の顔が間近にあり咄嗟に顔が赤くなるのを感じればふいっと視線逸らしつつ兄からぱっと離れ。「…うーん、とりあえず今月分の食費ちょーだい？」と暫く考えたあとにっこりと笑みを浮かべながら可愛げもない答えを返して← 「あは、了解。あたしも少しだけ自由な時間貰えれば充分だし。それにみんなを路頭に迷わすわけにいかないからさー？」と兄の言葉にくすっと笑い思い出したように「あ、そうだ。今日の晩御飯何食べたい？」とミルクティを飲みながら問いかけて）

>彩香

…たくっ、こういうときは素直に欲しいもの言っとけよ。
（顔が赤くなる相手に気付きつつ小さく笑うだけで留め、続く可愛げない返答に本当自分のことは無頓着で兄弟のことばっかだなと思いながら「食費はもう入れといたから、生活費多めに入れとく。…そう言えば廊下の電気切れかけてたから変えないとな…」とブツブツ言いながらスマホに電球を買うメモを残していて。「…晩飯か。下のやつらが食べたそうなのでいいよ。彩香の作る料理なら何でもうまいし。…てか、時間あるから手伝う」と一瞬辛いものが浮かぶも弟妹を考えると即消し去り本心を告げておき、料理なら相手ほどでないにしても出来るため手伝いを申し出て）

>史哉

だって別に今欲しいものないんだもん…。
（本音を言えば化粧品や服などが欲しいのだが家族の家計を支えてもらっている兄にそんな事は言えるはずもなく今度給料が入ったら買おうかな、と心の中で留めておくだけにして。「え、いつの間に。毎月ありがとう、ほんとお兄ちゃんのおかげで助かってる。…あ、ごめん電気の事全然気付かなかった」と普段家事に追われているためそこまで気が付いていなかったことに小さくため息漏らし。「うーん、今日割と時間あるからお兄ちゃん専用の“激辛の麻婆豆腐”とあの子達にはハンバーグとサラダでも作ってあげよっかな」と兄の心を察しているのかそんな事を話しながらエプロンをかけ「お手伝いよろしく」と兄に微笑みかけて）

>彩香

まぁ…いいけどさ。………それ以上モテたら困るし…。
（本当は相手がファッション誌などをチェックしているのを知っていてもっとお洒落したいのだろうと察しはついているが、これ以上妹が綺麗になったら本気で男共が殺到するとボソボソ零し←　「こういうのは男の仕事だろ。…俺くらいしか電気届かないだろうし」溜息を吐く妹に他を頑張りすぎなくらい頑張ってるのだから気にするなと言う意味で述べれば、続く此方の気持ちを汲んだ献立に敵わないなと苦笑を漏らして「…なにエスパーなの？やっぱり腹ん中から一緒にいるから分かるとか？……とりあえず野菜切る」言いながら自分も黒いエプロンをかけると涙を堪えつつ玉ねぎを微塵切りにしていき←）

>史哉

…え、待って。あたしモテないから。もー、お兄ちゃんてば何言ってんの？
（兄の発言にきょとんとした表情を浮かばせながらも否定をし続け、頭の上にハテナを何個か乗せているように首を傾げて← 「うん、さすがお兄ちゃん。やっぱ男って頼りになるよねー！」となるほどと納得したように頷けばやはり辛いものが食べたかった兄の言葉に「エスパーとかじゃないってば。双子だから分かるんじゃなーい？」とくすっと笑いながら答えれば玉ねぎを微塵切りにする兄を横目に見ながら麻婆豆腐を作り始め）