× × × がしゃどくろ。 × × ×

メリーメリー
女 ／ 177cm ／ 死産課

容姿：膝裏まで伸びる髪は燃え盛るような緋色。前髪はやや右側に寄せて流し、後ろはゆるく三つ編みにしてトーク帽を被っている。目は切れ長でいつも眠そう。虹彩は琥珀色で縦筋瞳孔。目元は黒い透かしレースのアイマスクで隠している。化粧は真っ赤なルージュのみ。元の顔立ちは西洋人風でなかなか整っているがクマに縁取られた目元とやつれた表情のせいかかえって恐さに拍車をかけている。見た目は20後半ば程。肉付きは並。人間の両耳があるべき場所と肩甲骨付近、腰骨の辺りに三対の鳩～鴉程度の緋色の翼が生えている。爪は元から黒い。背中一面を出し太腿までスリットの入った黒のハイネックノースリーブのロングドレスを着用しストールを羽織っている。絹の長手袋、ガーターベルトとストッキング、ハイヒールを着用。片手にはレースの日傘を携えており小物は全て黒で統一している。事務作業中は小物の類いは全て外し、下もロングパンツとぺたんこのサンダル。トップスの形はドレスと共通。アイマスクの代わりにやぼったい黒縁眼鏡をかけている。

性格：一見落ち着いた風に見えるが内面は苛烈。ほとんど表に出ないだけでとても感情的。子供に対してはどこまでも聖母だが大人や同僚相手には全くといっていいほど容赦がない。しかし本能的というか手のかかる相手の姿を見かけるとついなんやかんやで世話を焼いてしまう根っからの母親属性。何に対してもすぐに情がわいてしまう。

備考：生まれる前に亡くなった子達を迎える担当。務めは見た目よりずっと長くもはやお局様的存在だが、未だにお迎えの際は真顔のままぼろぼろ泣いている。デスクワーク中は機械の如く不動不眠不休でとりかかり、自分の手が空いている時は他の死神のフォローに勤しむ。鎌の代わりに持ち手部分を真っ赤な糸で巻いた古めかしい裁ち鋏を持ち歩いている。暖かい場所とお茶全般、無垢なものを好み、無責任と身勝手、理不尽を嫌う。


(　この上無く疲れた顔でpf用紙をスッと置き　)　…はい、これでよかった？ …ごめん、仕事、まだあるから何か問題あったらまた呼んで。時間取れたら後でいくらでも手直しするから……あいたっ　(　慌ただしい様子でうっかり机の角に太腿をぶつけながら立ち去り　)