【NL】不真面目な俺と真面目な会長の放課後生徒会室【♀募集】

おう、今年もよろしくな。まぁ俺は一人だな…ってかそもそも初詣とは思わないでここに来ちゃったからな。引き返そうにも引き返せないし、このままお参りしていこうかと。一ノ瀬はどうしたんだ？あ、もしかして家族をはぐれて泣いてたのか？
(いつも制服姿でしか会わないため着物姿の相手はとても新鮮であり、似合っていると思ったのだが自分の性格上思っただけで口には出さずサラッと挨拶を返して。一人暮らしのため自分は1人なのは当然だが相手も1人ということに違和感を感じ周りを見るが、親っぽい人物は見当たらず、少し考えたあとニヤリと意地の悪い笑みを浮かべて相手をからかって)

…なるほど。家族とはぐれたのは合ってるけど泣いてません。…じゃあお互い1人で目的も同じなら一緒に行かない？新年早々こんな場所で会うのも何かの縁だし、きっと神様も初詣を通して貴方が真面目になるのを願ってるんだわ。ね、そう思わない？
(ここにいる理由に多々察するものがあるのか一人納得すると意地悪な顔に対し一瞬の迷いもなくピシャリと否定してみせ、一緒に行こうと誘うと同時に、先程のお返しとばかりに先程の相手と同じような笑みを作ると少し上にある相手の顔を見上げて同意を求めると有無を言わさぬ様な笑みを浮かべ)

え？いやなんで一緒に行かないと……いやごめんなさい何でもないです。ぜひ一緒に行かせて頂きます！一ノ瀬と一緒に初詣行きたいです！…まぁ、今年は前以上にサボれますようにってお願いをしないといけないしな。それじゃ行くか。
（自分的には一人のほうが気が楽だし行動しやすいため一人が良かったのだが、相手の笑みに肩をゾクッと奮わせて情けなく一瞬で意見を変えて。とはいっても相手のことはよく知っているし一緒にいても気が楽なため嫌ということはなく、むしろ二人で初詣ということに悪くないと思ってる自分がいることに疑問を感じながらも相手の言葉とは正反対のお願いごとを口にして、人混みの中歩き出して）

そこまでの返事は求めてなかったけど、悪い気はしないわね。そして残念だけど初詣の願い事は口にすると叶わないんだって、という訳でその願いは叶わないから今年は頑張りましょうね！
(相手に倣い人混みの隙間を歩くように隣を歩きながらくすくすと小さく笑い声漏らし、相手らしいと言える願い事の内容にピッと人差し指を立てると悪戯っぽく口角上げて相手の願い事否定するとそのままその手で相手の背中ぽんぽん叩き激励を送り、その間も終始楽しそうに笑い続けて)

うわマジかよ…言わなきゃよかった…。にしても一ノ瀬、家族は大丈夫なのか？はぐれたんだったらどっかで待ち合わせでもすればいいのに。
(願いが叶わないという言葉にため息と共にガックリと肩を落とすが、相手の楽しそうな笑顔を見ているといつの間にか帰りたいという気持ちが先程より薄れており、つられるようにして小さく笑みを浮かべて。家族連れなどで来ている人達を目にすると相手も家族と来たことを思い出して、大丈夫なのかと思いふと尋ねてみて)

…あ、うん。お互い子供じゃないんだし、このまま一人で行くって伝えてあるから。…まあでもそのお陰で佐野くんと会えて、さらにおサボリ祈願も阻止できたからこれはこれでラッキーだったかな。…っ、きゃ…！
(初めて見るような柔らかい表情に少しだけ心奪われそれに見入るも投げ掛けられる疑問に慌てて口開き返事を返すと意地悪く先程のネタを引っ張り出し相手を揶揄うも神社に近付くにつれ更に増える人波に押され履きなれない下駄である事が災いしバランスを崩して倒れ込みそうになり)

おさぼり祈願の阻止てお前…っおっと、大丈夫か？まぁ慣れない着物だから仕方ないか…。人混みも凄いし転んだら大変だから気をつけろよ？俺ともはぐれたらいよいよ迷子の一ノ瀬になるからな。
（サボり祈願も阻止され、いよいよ本気でなにを祈ろうか考えようとしたところ視界の横で相手で転びそうになっている姿が目に入り、反射的の腕を掴んで抱えるように支え、転ぶのを阻止すると何事もなかったかのように手を離し、いつも通りニヤリとした笑みを浮かべて）

…はぁ、びっくりした…ありがとう。佐野くんともはぐれたらそしたら今度こそ一人で行くから大丈夫よ。全く、私をなんだと思ってるの…
(相手に支えられ事なきを得て体制を整えると、不慮の事故であるにも関わらず間近に感じた相手の感触に不謹慎にも心臓が跳ね、直ぐに離れた事にほんの少しだけ寂しさを感じながらも平静を装いお礼を述べれば意地悪に対し少しだけ拗ねたように唇尖らせ)

一ノ瀬のことをなんだと…か。それは…なぁ？ポンコツ生徒会長…だろ？はぐれないように手でも繋いでやろうか？…なんてな、もうすぐお参りするところに着くぞ。
(拗ねたようの相手を見て楽しそうに笑ったあと、相手をなんだと思うという言葉に対してふと考えると、まるで正解を堂々と答えるかのように先程と同じニヤリとして答えると、今の状況をどこか楽しいと思っている自分がいるのか更に冗談を口にして。しかし調子に乗りすぎると後で恐ろしい目にあいそうだと思い、からかうのはここらへんまでにして視線を前に戻して)

ポンコツは余計！もう、冗談ばかり言う佐野くんの方が子供みたいで目が離せないから繋いであげるわよ。
(からかわれているのは十二分に理解している為本気で受け取ろうとはせずも相手からの申し出には僅かに心が動き、理由を相手の方に置き換えながらも敢えて“手”とは言わず相手の袖口をキュッと摘むと相手の視線に釣られるように前を向くと、境内に入るところで相手を引っ張り端に寄ると鳥居の前で一礼してから再び歩みを進め)

は、おま……え、ちょ…えぇ…？
(自分の中では完全に冗談であったため何事もない様子でいたのだが突然袖口を摘まれたことに対して呆然としてしまい、どちらかと言えば自分はからかう側で所謂攻めの方であり突然の出来事に、らしくもなく明らかに動揺してしまい。いつも眠そうにしている表情も今だけは違っていて)

…ぷっ、あはは！なぁにその顔？もしかして本当に手を繋ぐと思った？
(袖口を引っ張る途中で相手の動きが鈍くなったことに疑問を感じ振り返ってみると見たことも無い表情でいる相手に驚きよりも真っ先に吹き出すと可笑しそうに笑いながら若干見当違いな推測を立てて悪戯っぽく問い掛け)

……っ。ったく…絶対許さないぞお前…。そうやってモテない男の心を弄ぶとは…悪女め…。
(本気でどうしたものかと悩んでいたところ、目に入ったのは振り返る相手と、同時に悪戯っぽい笑顔で完全に自分がからかわれたのだと分かるとバツが悪そうに後頭部を掻き大きくため息をついて。ジトッとした目で相手を見ると、騙された仕返しに相手を置いていくように早足で歩いて)

上げておきますー！

そんなつもりなかったのに、何だかごめんなさい。というか、そんなに早く歩かれたら着いていけない。……はぁ、こんな事になるならやっぱり普通の服で来ればよかったな。
(触れてはいけない部分に触れたのだろうと少しだけ困ったように笑いながら謝罪するとさっさと先を歩いていく相手について行こうと小走りに追いかけるも人の波で思うように進めずそのままゆったりと足を止めれば少し遠くなった相手の背中を見つめながら溜息を漏らし、しかしここで立ち止まるのは他の参拝客の迷惑になると思えば再び足を動かし)

(/ 何度目かもわかりませんが、お待たせ致しまして申し訳ございません…。下げで投稿、気付いてくれたら感謝感謝でお返事させて頂きますね。)

……はぁ。ったく仕方ない…！もしその慣れない服装で転んだりしたら他の人達に迷惑だからな。そう、迷惑だから仕方ない。…ほら、行くぞ。
(少し先を歩いたところでふと後ろを振り返ればどこか困ったような大変そうな相手の姿が目に入り、さすがに少しは自分も言い過ぎたと心の中で反省すると、いつも真面目で頑張っている相手はせめて今日くらい笑顔で楽しむべきだと思いあることを決意すると人混みの中で手を伸ばし相手の手を掴んで。これは迷惑にならないようにと相手が大変そうだからという理由であって決して下心は無いと自分に言い聞かせ、本当なら恥ずかしい気持ちはあるがいつものような無気力表情でポーカーフェイスを装って)

(/お久しぶりです…！！たまたま見たら更新されてたので驚きました笑 返信頂ければもちろんこっちも返しますよ…！)

…わ！さ、佐野くん…あ、あの、て、手……！
(相手の背中を見失わないよう後を追いながら歩いていると不意に振り返られ咄嗟に距離が離れてしまった事に相手が気を遣わないようにと慌てて駆け寄ろうとするもそれよりも先に手を掴まれれば予想もしなかった事に声を上げ、先程までの反応を見ている為現状が理解出来ず直ぐ様相手の意図をはかろうとその顔を見上げるもいつも通りの様子に更に困惑し、それを隠すこともできず頭の中を表すかのような到底“言葉”として成立しないような単語を並べ)


(/ お久しぶりです、が、気付くのがお早くて驚きです！)

…なんだよその反応…中学生でもあるまいし、手くらい繋ぎ慣れてるだろ？それにはぐれたら大変だからな。嫌かもしれないけどちょっと我慢してくれ
(きっと相手のことだから案外冷静に受け止めるかと思ったのだがそんなことはなく、慌てている相手の様子に小さく笑いながらもなんとか軽口で返して。本当ならば自分も似たような反応になるだろうし、今だってギリギリ冷静を保てているため相手をからかってはぐらかすしかなく)

(/自分でも驚いています…笑。自分はただ埋もれているのを上げているだけなのに返信いだければ何も問題なしです！！)

っあ、貴方と一緒にしないで…！理由はわかったけど、異性と手を繋ぐなんて早々ないわよ…っ
(羞恥に染まる顔色を見られないようにと俯きながら少しだけ強い調子で言い返すも引かれる手を自分からもそっと握り返し、自分ばかりが緊張している事実が相手に意識しているようで納得がいかずそれを振り払うように首を左右に振りその考えを否定し)

(/ 何も問題なくはないと思うのですが、寛大なお心に盛大に甘えさせて頂いている自身を鋭利なものでぶん殴りたい気分です。笑)

…まぁ、嫌だったら離してくれていいからな。ほら、もうすぐ着くぞ
(最初こそは自分もかなり恥ずかしかったのだがそれ以上に相手の方がかなり恥ずかっているため、なんだか恥ずかしさがどこかに飛んでいってしまったみたいである程度気持ちは落ち着いて。相手の反応がなんだが面白く見えてきて小さく笑いを浮かべつつ、相手となるべく歩幅を合わせて歩いているとようやく目的の場所目前で)

(/ご自身のタイミングで大丈夫ですので…！！笑)