オタクでネクラな僕の秘密《bl》/募

(/それにしましょう！
想像するだけで可愛いです！言い訳するにもできないし、見て見ぬふりもできないしそんな2人のこれからが楽しみです！
きっかけも出来たことだし始めちゃっても大丈夫ですか？他になにか決めたいことありますか？)

(/青春って感じがします〜！甘酸っぱくなりそうな予感ですね。
うーん、お互いの気持ち的にはどう思ってる感じですかね…！そこからお互い意識していくようなら、なんとなく、湊くんがは悠希を 秘密がバレた誰にいうかわからない！ ってら思ってそうな感じですねぇ。)

(/甘酸っぱい青春いいですね〜
んー最初は湊の方は悠希くんのこと信じれないけど、徐々に心を開いてくって感じですかね？最終的には惹かれ合えばいいなって思ってます。
悠希くんの方は湊に対してはどうしますか？)

(/悠希は、湊くんのことを根暗だと思っていたし、女装趣味があることを面白いやつだなんて思ってそうです。女装趣味を他人にばらすもなく…って感じですかねえ)

(/いきなり仲良くなるというより最初はぎこちない方が後々いい関係が築けるって感じですかね〜。)

(/確かにそのほうがいいかもですね〜！いきなり仲良くなると、周りからえっ？っていう視線で見られちゃいますし…)

(/そうですよね〜周りから見ても「あぁ、いじってるだけか」みたいな感じの方がいいですよね。あ、湊は腐男子では無いけどBL本などは持ってて同性の恋愛もありだとは思ってます。他に決めたい事とか確認したい事ありますか？)

(/なるほどなるほど…。一応同性愛に偏見はないけど、どうしていいのか分からない感じですかね。特にないですかね…)

(/了解です。進めていく中でなにかあったら言ってくださいね。)

ん〜、美味しかった〜。学校に近かったけどやっぱり来て正解だったかも。
(女性客が多いお店から出てきたは可愛い格好をした1人の少年。周りから見たら出てきたのは少女に見えるが女装をした男である。彼は、口の中に広がるクリームやチョコの甘さを感じ幸せそうな声を漏らす。一息つくとどこか寄ろうかなと考え、周りを気にしつつ人の多い方に進んでいき。スマホを取り出し立ち上がっているサイトを見ているとすれ違った人にぶつかってしまい「あ、ごめんなさい」と小さく謝ってすぐにその場を離れて。)

(/学校からよりも女装のところから始めちゃいました。)

(/ありがとうございます！また何かあれば言いますね。)

ははっ、もう！…っと、ごめんなさい！
(仲の良い友達数人と笑いながら適度にふざけあっていると、前方からくる相手に気づかなかったのかそのままぶつかってしまい、立ち止まって謝り乍相手が何か落としたことに気付き拾い上げて｢あの…｣と声を掛けるも既に相手の姿は見えずに、追いかけようと友達に｢ごめん先行っててくれ！｣なんて声を掛ければ追い掛けて)

っと…でしょ。え？あの、、、ごめんなさい
(サイトを見ながら小さく何かを呟きながら歩いていると、知らない男性がにやにやしながら話しかけてきて《これがナンパか》と少し困ったような表情で謝り。すぐに逃げようとするが腕を掴まれ逃げきれず困ってしまい。)

どこいったんだ……って、いた…！けど、隣に人？
(走りながらきょろきょろと辺りを見回して、ぶつかった相手を探していると数メートル先に相手と、見知らぬ男がいるのを見つけ首を傾げる。どう見ても嫌がっているし、困っているような気がして走ったまま相手のそばまで行けば間に割り込むように体を滑り込ませれば｢すみません、うちの連れに何か用ですか｣とナンパしている男を見つめ)

いい加減にっ...して...え？
(断っても離してくれない男にだんだんイライラしてきて、この際ウィッグを外してこっちも男だとばらそうかと考え。最後にもう一度断ろうとすると、もう1人の声が聞こえてきたと思えばその声にすぐ反応したのはナンパした男で「なんだ、男いるのかよ」と言いながらどこかに行ってしまい。掴まれてた腕を擦りながら助けてくれた相手に「助けてくれてありがとうございます」と安心したのか笑顔を少し見せてペコッとお辞儀をして)

…はー、多いですよね。大丈夫でしたか？
(お礼には笑顔でとんでもない、と首を振りつつ問い掛ければ相手の顔をどこか見たことあるような気がして違和感を覚えれば声もどこかで聞いたことがあるようななんて考え乍｢あっそういえば、これ、落とされましたよ｣と先程拾った相手のだろうキーホルダーを差し出して)

はい、ちょっと腕を掴まれましたけど大丈夫です。
(腕を触るがすぐに大丈夫だと伝えて、カバンにつけていたはずのキーホルダーが相手から渡されると驚いてカバンを見て「あ、すいません。これ、私のです。っ...え、っとありがとうございます」限定ものだったから良かったと内心喜び。キーホルダーを貰って再度お礼を言おうと相手の顔を見れば同じクラスの人だと気づいてパッと顔を下に向けて小さな声でお礼をして)

さっき、ぶつかった時に落としてしまったようで…。お渡しできてよかっ……？
(声、そしていきなり顔を逸らすことに違和感が確信に近付いたのか、もしかして、と相手をじっと見れば｢…人違いだったら申し訳ないんですけど、芦屋…？｣と問い掛ければ、先程渡したキーホルダーも芦屋というクラスメイトは持っていたし、顔も声もそこはかとなく似ている。確信しても良いだろうかと見つめたままで)

ちがっ...あ、えっと...誰にも言わないで
(自分の名字を呼ぶ相手に身体がこわばり、手に持っていたキーホルダーを気づかず強く握りしめていて。人違いと言って逃げようと思い、相手に違うと伝えようとしたが見つめられてることに気づくと言葉が詰まってしまい。頭が真っ白になり言い訳も思い浮かばず、女装がバレたことに対する焦りから小さく震えてお願いしますと小さく呟き)

え、や、…誰にも言わないから、そんな震えなくても…
(やっぱりクラスメイトの相手に驚きつつも、震えている相手に手を左右にふり誰にも告げないと言いつつ。でもなぜこんな場所で女装なんてしているのか、と疑問を浮かべ乍苦笑して相手から視線をそらして)

う、うん。ごめんなさい...
(言わないと告げられてもどうしても不安で、本当に言わないかと相手を少し疑ってしまい。自分の震えを抑えるように腕をさすりながらどうして相手は自分だと思ったのか、このまま別れてもいいのだろうかと悩み「あの、どうして僕だって思ったんですか…？なにかわかりやすい特徴とか、、あったんですか？」と問いかけ。もし誰が見てもわかりやすいなら色々変えなければいけないと気にしていて。)