＊ 森のお茶会 ／ 〆 ＊

（/有難うございます！これからよろしくお願いします…！）



帽子屋

…お？あんた、こんなところでどうした？（ 散歩中に相手を見つけて声をかけ ）…この辺じゃ見ねえ顔だな。（ 相手の顔をじろじろと見て ）



アリス

…周り全部キノコばっかり。不思議だけど、まあ悪くないわ。（ 巨大なキノコの真下で目覚めるも夢だと思い込み少しも慌てず ）…色は毒キノコっぽいけど。

　芋虫

…おや？見慣れない顔だね。お嬢さんは新しいお客さんかな？(　見慣れぬ相手の姿を不躾にじろじろと眺め　) ‥ それを食べてはいけないよ。(　紫と白のキノコ顎で示し　)


　アリス

薔薇愛でてるんだよ。(　にんまり　)＿＿えーっと、オジ…オニーサンこの庭の人？(　首傾け　)


(/ 此方こそよろしくお願い致します！一先ず背後は居なくなりますが何かありましたら呼んでください！ )

帽子屋

おい、今オジサンって言いかけただろ。（ ため息つき咳払いして仕切り直し ）いや？ここは赤の女王の庭のはしっこ。あんた、女王に会いに来たのか？



アリス

ふーん…。（ キノコを興味津々で見上げながら ）私の夢に急に出て来た貴方の方がお客さんなんじゃないの？

　芋虫

…夢？(　はて　)＿＿そうか、君は此処を夢だと思っているんだね。まぁいい、取り敢えず此方へおいで。お茶でもご馳走しよう。(　手招きちょいちょい　)


　アリス

細かい事は気にしちゃ負けだよ！(　うんうん　)…女王ねぇ…、(　庭ぐるりと見回し　) ‥ んーん、オニーサンに会いに来たのー！(　にんまり ／ おい　)

帽子屋

俺に？あー、仕事の依頼か。( ふむふむ ／ 帽子の客と勘違いし )どーして女王の庭にいるのか知らねえが…まあいいだろ。茶会でもしながら寸法を聞こうか？( 手差し出し )



アリス

お茶ね…それも悪くないわ。( 歩み寄りながら )お茶菓子は何？おとものお菓子は大事でしょう…カラスが黒色なのと同じくらい大事。白いカラスはつまらないもの。

　芋虫

確かにそうだね、カラスは黒と決まっている。でも此処は不思議の国だよ。(　森の奥、簡単に作られた木のテーブルと椅子へ案内し　) ‥ それこそ黒のカラスなんてつまらないよ。それと同じ。お茶菓子だって普通じゃつまらない。(　着色料満載の虹色のシフォンケーキじゃ-ん　)


　アリス

アリスさんはお客さんじゃないよ。(　はて ／ 出された手握り締め　)あのね、オニーサンの事気に入ったから口説きに来たのさ！私の事お嫁さんにして下さいっ！(　にんまり ／ )

帽子屋

…は？（ 一瞬フリーズ ／ 目ぱちぱち ）…あのな、嬢ちゃん。面白半分でオジサンをからかうんじゃねえよ。（ ため息つき ）からかうんならもっと若い連中にでも言ってやれ。ここじゃ冗談が本当にならねえとも限らねえぞ。



アリス

不思議の国…ますます面白い夢になってきた。（ 独り言を言いながら椅子に座り ）黒のカラスがつまらないっていうのには異議を唱えたいけど…それは後にするわ。このケーキはすごくすごくすごく…独創的。（ 目きらきら ）

　芋虫

＿＿私は芋虫。お嬢さんの名前を聞いても？(　相変わらず夢だと思ってる相手に小さく笑み　) ‥ 気に入って貰えたようで良かった。おかわりはたくさんあるからね、遠慮しないで食べなさい。(　向かいに座り ／ ティーセット用意　)


　アリス

オジサンって認めてるじゃんか。(　ｸｽｸｽ　)若い連中ってオジサンのお店の従業員？(　オジサン.. ／　)＿＿此処ってそんな特別な場所なの？確かに薔薇はウネウネしてるしおかしな事ばっかだけどさ。

帽子屋

自分で言うのはいーけど人に言われんのは傷つくんだよ…オジサンは繊細な生き物なんだよ。（ 頭かきかき ）…あ？薔薇はウネウネするもんだろ。どうも話が噛み合わねえが…お嬢ちゃんこの辺は初めてか？（ しゃがみこみ相手の顔を覗き込み ）



アリス

ありがとう。芋虫とお茶をするのは女の子の夢よね…毛虫とは違うもの。（ くすくす ／ からかうように笑い ）名前？名前はアリス。ありきたりな名前でしょ。好きなように呼んでくれたらいいわ。



（/遅れてすみません…。）