怪談について

なにぶん古いものですのでいわくつきかどうかまでは分かりませんし、既に調べられている事も多いかと思いますが、私が調べたことを書いておきますね。


おばあさまの若いころとのことで、勝手に１９５０～１９７０年代に限定しました。
また、いわくつきにも限らずすぐにヒットしないということから、テレビシリーズのとある一話または今では見ることのできない映像作品と推測しました。加えて１９７０年代は日本でホラーがはやったために此処まで残らないこともないだろうと思い、以下にあげるのは１９６０年代までのものです。


まずテレビシリーズものをテレビの登場の１９５３年から
「玉藻前」…１９５３。これは章立てされているので、ところによっては男性の名前を含む回もありました。１９６０年代にリメイク（？）されたために、いわくつきの可能性は低そうです。

「ナショナル劇場」…１９５６～２００８。よく知られたものですと水戸黄門がこれにあたります。ただそれは比較的新しい話で、放送当初は一日限りの番組もやっていたようです。長く続くものが多いなかで放送時期が短いというのがいわくつき、として広まる可能性があるのではないかと思います。

「ナショナル日曜観劇会」…１９５７～１９６５。劇場中継で題目一切不明ですが、初の中継ものということもあり放送が不定期など、いわくつきと広まるような要素は大いにありそうです。


次に、当時のテレビでは「金曜ロードショー」など特定の名前がつかずに単発で映画を放送することはあったそうなので、映画を。

「小幡小平次」…１９２５、１９５７、１９８２。１９２５のものに関しては内容は一切出てきません。ただ１９７２、１９７９にテレビドラマ化されているのでいわくつきではなさそうです。

「文弥殺し」…１９２９。歌舞伎の演目の一つで、映像化されたのはこの名前では他になさそうです。