鈍　色　思　い　.　　

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鈍色空、今日も私の心を映している。

鬱々としたこの思いを君は受け止めてくれるのかい？いいえ、この思いを受け止めてくれるのは、仄暗い鈍色空だけだよ。

おや？コメの投稿時間がぴったりだ、こんなちょっとした偶然が私の心を躍らせる。このまま偶然が続いてみたら、面白いかもしれないね。

それは幸福の偶然でも、不幸の偶然でも。

君の恋心を全て受け取ろう。君が悲しまないように。でも、私の恋心は誰にも受け止められないのさ。

恋心とは淡い物である、互いの恋心が合わさって初めて愛という濃い物になる。

君の傍に永遠に居られたらどれだけ幸せな事か。君だけを見ていれたらどれだけ幸せな事か。あの輪の中へ入ってしまった以上、私には君だけを見るという事が不可能だったみたいだよ。

私の周りは既に鈍色、地も空も全てが鈍色の世界でぽつんと独り立っている。嗚呼、大丈夫。此処からはずっと独りだ。

綺麗なあの子に、汚い手で触るな。君の本性が見て取れる。嗚呼、気持ち悪い。この気持ちを私は知っている。嫉んで妬く事。

この思いは鈍色の場所に置いて、鈍色の侭放っておくんだ。