現実と漫画の落差に絶望して体が動きません

＞空想の世界に沈まされていた結果

沈んでいたのは君自身がそうしたかったからだよ。他でもない君が君にそうさせた。誰かや何かは、君に何もしていない。君が自分で選んだこと。



＞鍛えようと前に進んだ先には今まで見えていたもの以下のものしか無いというのが初めからわかっているので先に進めません


まず、今の君では「ごく普通に鍛えた人」にすら、肉体だけではなく心が劣っていることに気づこう。

今の君は、空手の有段者や、オリンピックにも出られるようなスポーツ選手かな。
それどころか、学校という小さな世界においてでも、トップに君臨しているかい？

そうじゃないなら、君は、そんな実力なんてないのに「上に行くだけ無駄」と吠えていることになるよ。

ヒロアカのデクが、個性すら持っていないうちから、「どれだけ鍛えたって無駄。僕は無個性だから、個性を持っている人たちのようなかっこいい戦いは決してできない。無個性の僕がどれだけ鍛えたって程度が知れている。なのに、オールマイトに憧れさせられたこの気持ちはどうすればいいんだ」なんて言っていたら、デクはヒーローになれなかった。

デクはまず有言実行で、能力もないのにかっちゃんを助けに行った、ヒーローとしての心を持っていたから、オールマイトに目をかけて貰えた。
そのあと６か月鍛えて、ヒーローとして最低限必要な「鍛えた身体」を手に入れたから、そこでようやく個性を譲渡してもらえた。

君は何もしていないうちから諦めて、しかもそれを他のなにかのせいにしようとしている。

「上を目指したって無駄」というのは、少なくとも何かの世界で実際に上まで上り詰めた人が癒えること。
何の実力もない人が言ったって、それは現実が見えていない人の泣き言。


キツイいい方したけど、かっこよくなりたいなら本当に鍛えてごらん！

栄光って、本気で努力したら手に入れられるかもしれないんだぜ。