夢と葉桜　／　〆　　

…はい、お願いします。
(　──嗚呼、やはりお優しい方だ。と任務を失敗した身である己を叱る様子の無い姿に内心然う思い乍も、同時に心配させた挙げ句泣きそうな顔を見ると心に痛み感じて。まずは手入れを行わなければ主のお役に立つ事も、御側に仕える事も出来ないため眉を下げて控え目にじっと見据え頼んで、 )

＿＿何かあった？
(　矢張り元気の無い様子が見て取れては相当落ち込んでいるのだろうと心中を察し、彼の表情に胸の奥が痛む感覚を覚えつつ慰める様に優しく髪を撫で。少し布団を捲り上げれば手入れを始め、彼が斯様な重傷を負ってしまった原因探ろうと口を開き。強敵だったという理由であれば彼以外の隊員も軽傷くらいは負うだろう、然し彼しか怪我を負っていない事実に何か他の理由が有ったに違いないと捉えては心配そうな顔で問い掛け　)

──！
(　丁寧かつ慎重に怪我が酷い腹部辺りから治療を開始して貰う中、なるべく彼女の邪魔をしない様微動にせず黙って手入れされていて。一言も発さずに彼女の顔を盗み見ると、己が重傷を負った理由問われれば戦闘中に主の事を考えていた、等と口が裂けても言えず分かり易く動揺が顔に出て視線逸らし。主が好き─その感情は主従関係を越え何時しか一人の女性として彼女を見る様になり、近侍となった者や必要以上に主に近付く輩に影でこそこそと注意する程。誰にも渡したくない、俺だけを見て欲しいという気持ちが強すぎる余りの行動で、今なら言えると「 ……主。伝えたい事があります。 」再び視線を戻し真っ直ぐに見つめ、 )

えっ、＿＿なぁに？
(　中々答え難そうな彼に余程のことなのだろうか、と益々心配になり表情は曇るばかりで、急かすことなく唯々黙って返答を待っており。然し彼の口から紡がれたのは問いに対する答えではなく意外な科白で、思わず一瞬瞠目するもの手入れをする隻手止めれば向き直って聞く姿勢になり　)

───主、俺は…貴女の事が好きです。
(　矢張り己の気持ちを告げる事は緊張するもの小さく深呼吸をしては手入れ途中である以上、急に起き上がると逆に傷口が広がる為動かずに真意が伝わる様彼女の目を見て、心の臓がバクバクする中勇気を出して真剣な声色で告白し　)

＿＿私も大好き！
(　予想外な科白を耳にすれば先程以上に驚きを露わにし、暫し口を噤んで思考を巡らせていたもの呆然としていた表情ぱっと明るくさせたかと思えば、笑顔と共に然う返し。告げられた言葉に特別な意味が込められていることも理解していないまま、純粋な表情で彼を見つめ返して　)

…主が思っている以上に、俺は貴女を一人の女性として好きなんです。
(　大好き、その三文字の言葉には彼女と己の思っている基準が異なるものと笑顔を見せる様子に容易に察する事が出来。然しここで諦める訳には行かず少しの期待を込め、今度は無理してでもゆっくり起き上がると直球に告げた言葉は見事に理解して貰えず。どうにか己の気持ちに気付いて欲しくて意識させる様な言葉を選び　)

一人の…？
(　彼の紡ぐ言葉に明るく咲かせていた笑みはきょとんと締まりの無い表情へ化し、鈍い上色恋沙汰の知識に疎い自身はその言葉の意味を理解するのに暫し時間が掛かり。再び思考を巡らせ考えた末漸く理解すれば、一気に顔を真っ赤に染め「 そ、それって…えっと、つまり…恋愛対象として、ってこと？ 」動揺のあまり途切れ途切れになってしまうも思わず聞き返して、　)

はい…、そうです。
(　お互いの間に少しの沈黙が流れてその所為で緊張や不安といった感情が混じりつつも、唯返事を待てば己が告げた言葉の意味を理解した事が顔に出ている様で色付いた表情で聞き返す其の言葉に微かに頬を染め小さく笑い乍頷いて見せ。漸く彼女に己の気持ちを伝えれた安心感はあれど然し肝心の其れに対する返事は貰えておらず「 貴女に俺の気持ちを知って欲しくて伝えました。お返事はいつでも待っています。」告白したばかりで無理に急がす訳にも行かず、上記の物に付け加える様言葉を紡ぎ　)


(　/　すみません、お返事が遅くなりました…！；　)

ッ……───わ、たしも…
(　返事を聞くや否や一層頬紅潮し、改めて先程の言葉を脳内で再生させれば鼓動が高鳴る一方で。此方へ向けられる其の表情に愛おしさが込み上げつつ彼の後述お構い無しに口を開くと「 私もっ…長谷部のことが好き…一人の男性として、 」やはり嬉しさやら照れのあまりいまいち語呂が悪いもの、真っ直ぐと彼の瞳を見据え乍告げ返して　)


(　／　全っ然大丈夫です…！寧ろお返事を頂けて嬉しい限りです；；レス関係は寛大なので、お気軽に為さってください！　)

───！……ほ、本当、ですか…？
(　目の前の彼女は己の事を恋愛感情として意識してはいないだろうと勝手に心の中で思っていた為、まるで此方の返事に答える様な科白に同じく どくんと鼓動が高鳴るのを感じて。瞳に映る彼女の顔を見れば一目瞭然、其の言葉に特別な意味が込められていると聞く迄もなく理解すると、思わず嬉しさの余り口許が緩むのを片手で隠し乍もう一度聞いて　)


(　/　４日も間を空けてしまい申し訳ありません…！家のネット環境が悪く中々繋がらない状況が続いておりまして…、本当にすみません。今は調子が良いので遅ればせながらお返事を返して置きます…！　)

うんっ、ほんと…！
(　表情や仕草の一つ一つに愛おしい感情が込み上げつつ双眸細め乍照れ交じりの柔らかい微笑浮かべてはこくり頷いて答え、「 長谷部大好きっ、 」と嬉しさの余り手当ての途中だということも忘れ覆い被さるように抱きついて　)


(　／　わわ、そうだったのですね…；全然大丈夫ですよ！此方こそ反応が遅くなってしまい申し訳ありません。遅レスでも構いません故、末永くやり取りしていけたらなと思います…！　)

っ…あ、主……！？
(　布団の上に背中がつき、突然のことで吃驚すると共に一気に距離が縮まりお互いの体が密着した状況に胸が早鐘を打ち。思い切って伝えた告白に良い返事を貰えたこと、何より彼女と結ばれたことが夢のようだと内心思いつつ嬉しそうに頬を赤らめ乍「 俺も大好きです、主。 」と、　)


(　/　そう言って下さりありがとうございます…；；いえ、いつもお待たせしてしまっているので謝らないで下さい…！お優しい言葉の数々、本当に助かります…。こちらゆっくりペースかも知れませんが、必ずお返事は返しますのでこれからもどうかお相手させて頂けたら嬉しいです…！　)

ん…──両想い、だね。
(　覆い被さっていた彼の身体から下りて隣へ横たわればふにゃりと締まりの無い笑み浮かべた侭愛しそうな眼差し向け、赤く染まっている頬へ手を伸ばし優しく撫で乍「 いつから私のこと好きでいてくれた？ 」少し囁くような声量で問い掛け、　)


(　／　此方こそ拙い創作のお相手をして下さって本当に有難い限りです；；そう仰って頂きとても嬉しいです…！是非是非、今後とも宜しくお願い致します！　)

(　／　上げますね！　)

(　／　んわ、大分久方振りです…；長谷部くんの背後様はお元気でしょうか。駄目元ではございますが、またお逢い出来ることを願って上げさせて頂きます　)

(　/　あわわ、お久し振りです…！中々顔を出せず申し訳ありません…。こんな事を言うのは図々しいと百も承知ですが、また主様のお相手させて頂けないでしょうか…？　)

(　／　わああお久し振りでございます…！！再会出来てとても嬉しいです；；；；勿論大歓迎ですよ！是非とも宜しくお願い致します…！！　)

(　/　ずっとお待たせしちゃって申し訳ないです；；；；あああ、ありがとうございます！主様のお言葉がとても嬉しいです…！！>28のレスに返信を返すという形で良いのでしょうか…？　)

(　／　いえいえ、こうしてまたお逢い出来ただけで何よりでございます…！！此方こそ戻って来て下さり本当に有難うございます；；；(嬉泣/←)そうですね、宜しければお返し頂けると幸いです！　)