アンドロイドは夢を見ない（ほのぼの/ギャグ/シリアス/指名制/NBL）

>>I-089
…っ
(はぁーと手に息を吹きかけ温まろうと摩っていると片腕に何か暖かいもの感じ、横に引っ張られるようにして引き寄せられるもこういうのに慣れておらず少しだけ身を引く様に離れ)

>>アリス

（アリスの様子など気に留めることなくマーケットに向かい歩いていって。何人も人とすれ違うが二人の様子を気にかける人な居なくて。5分ほど歩けばマーケットについて、店の前に付くと彼も離れて買い物かごと手に取って、振り向くと首を傾げ）

ん？どうした？

>>I-089
…何でもない、材料探してくる
(ふいっと恥ずかしそうに顔を逸らし見た目は完全に人間でもやはりアンドロイドだと、そそくさと彼から離れるよう夕食の食材を探しに行き)

>>アリス

…？
（なぜこうした態度を取るのか理解できず首を傾げるが気に留めず、アリスの後を付いて歩く。食材の中でも状態のいいものを選んでは買い物かごの中に入れていき）

>>I-089
(たとえアンドロイドであろうとも意識はしてしまうものでもし知り合いにあったらと考えると余計意識していまい、必要な材料を手に取り彼の元へもどり)
これで十分かな…

>>アリス

合計12＄70￠だな。これだけあれば一週間は大丈夫だろうな。
よし、帰って飯にするか。
（カゴを持ってレジに並ぶと、彼が宣言した通りの金額で。アリスが払うのを見てから紙袋に食材を詰め込んでいき、詰め終わると小脇に抱えてアリスを待って）

>女性型アンドロイドPｰ109
うん、ふおふおいひいよ
(空腹を思い出したのかトーストを勢いよく口に頬張り、すごく美味しいと伝えてスープを飲んで体を温めて、一息ついて落ち着いたのかその後は他の具材もゆっくりと味わって食べて)
そういえばPｰ109は食事はしなくてもいいの？
(アンドロイドの栄養源と言えばいいのか動力源と言えばいいのかは分からなかったが、ふと疑問に思い、もし食事を摂れるのなら二人でカフェ巡りなどもいいかもしれないと期待を込めて聞いてみて)

>>I-089
(彼が言い当てた分だけのお金を用意して待ち、自分たちの番が回ってきていざ会計をすればその通りの金額にすごいと呟き、待っている彼のところに戻り)
お待たせ、帰ろうか

>>小森様

お口に合ってよかったです！
（美味しいと言いながら食べてくれる暁美の姿を見て安堵の笑みを浮かべて。食後のリンゴを剥こうかと手にした時に問いかけられると、ナイフを置いて苦笑し、自分の充電用ポッドを指さして）

私はアンドロイドですから、食事は要らないんです。いるのは充電用の電気だけです。それに……私は味も臭いも分からないので……
（悲しそうな、寂しそうな笑みを浮かべると、ハッとし「すみません、朝からこんなお話してしまって。すぐにリンゴ剥きますから」と気丈に振る舞いリンゴを剥き始めて）

>>アリス

ん、了解…
（アリスと合流するとマーケットの外に出て。すでに日は沈み切っており行き交う人の数も減っていて寂しい夜の訪れを感じるほどで。しばらく歩くとチラチラと雪が降り始め、先ほどの様に抱き寄せて温めようと思いが、荷物が邪魔な為できず、代わりに手を握って温めようとして）

>>I-089
(日は傾き、空は暗く街の明かりがポツポツと付き始め。より一層寒くなり始め、片手を繋がれ一瞬離しかけそうになるが彼の優しさを無駄しないようそっと触れるように握り返し)

>女性型アンドロイドPｰ109
そっか、残念だね……
(考えてみたら当たり前のことで少し申し訳ないような気持ちになったがアンドロイドが何事もなかったかのようにリンゴの皮を剥き始めたのを見て、自分の頬をぺちぺちと叩き)
デザートまで用意してくれて、凄い！ありがとう

>>アリス

（握り返した手にチラリと目をやる。細く華奢な手が自分の、機械で出来た手を握っている事に違和感を覚えながら、握り返した手をけして離さないように繋ぎ街灯が照らす夜道を歩いて）

>>小森様

アケミ様が気にすることじゃないですよ。
はい、ウサギさんリンゴです。
（首を振っては気丈に笑いかけて、白い皿に盛られたリンゴはうさぎさんカットがしてあり、ツヤツヤと美味しそうに見えて）

デザートだなんて、ただリンゴを切っただけですよ…アケミ様は優しいですね。こうして何をしても喜んでくださって…

>>I-089
…ねぇ、これからあなたの事アイって呼んでいい？
(手から伝わってくる温もりを感じながら家までの道のりを歩み、これから一緒にいるにつれ名前を呼んでいくであろう彼の呼び方をどう呼んでいくかと提案し)

>女性型アンドロイドPｰ109
おおっ！お母さんもこんなの作ったことないよ！
(可愛く切られたリンゴを見て、記憶を掘り起こしたが家で出てきたことはなく自分も教えられてはいないので恐らく苦手か或いは出来なかったのだろうと想像して、フォークをリンゴに突き刺し元気よく食べて)
Pｰ109は凄いよ？戦場では救護班？みたいなところにいたって聞いたけど、家事も出来たんだね

>>アリス

アイ、か…アンタがそう呼びたいなら、そう呼べばいい。
（帰り道の方を真っ直ぐに見るアリスからの提案に驚きつつ、提案を飲んで。興味なく言っているが内心どう反応を返すべきか戸惑っていた。シリアルナンバーで呼ばれてきたためこうして個別の名前を貰ったことはない為、つんけな態度を取ってしまう）

>>小森様

私は……そんな、アケミ様が言うような立派な存在じゃないですよ。家事も、戦争が終わってからデータとしてインストールされたの。
（暁美の言葉に首を振って困ったように笑い、ふと自分の手に目線を落として。アケミが食べ終わっている食器を洗って）

>>アイ
じゃぁ、改めてよろしく…アイ
(嬉しいのか嬉しくないのかハッキリと分からない彼を横目で見ながら、家に着き先に室内に入っては明日の学校の準備をして「先にお風呂に入るから作っておいてよ」着替えを持ってはそう言って)

>女性型アンドロイドPｰ109
……何だそうだったのか
(アンドロイドに感情があると言ってもいいのか分からなかったが、何だか困っているように見えてこれ以上この話題はやめることにして、そう思ったと同時に食べ進めていたリンゴを全て食べ終えて、ごちそうさまと食後の挨拶をして)
食べ終わったからそっち持っていくね？……ねえPｰ109、これからは家事以外の事も少しずつ覚えていってのんびり過ごそうね？