ノーマル彼氏 2018-01-08 22:37:51 |
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は、はじめくん…大丈夫?逆上せちゃってるんじゃない?( 急に黙りこくってしまったものだから慌てて離れると、逆上せてるのではないかと思い湯船から出ては引っ張り上げようと腕をぎゅ、と掴み )逆上せてるなら早くいえばいいのにっ…私の為に頑張って入っててくれたの?( こちらの勘違いとは気付かずに尋ねるが、自分の為に長くまで入っててくれたのだと思い込むと顔を赤く染め上げにやりと笑い )
あー..、うん。ちょっと逆上せたかも。( 此方の真の意図が彼女に分からないように言葉を合わせては上がって、) まぁ、うん、そうだね。( 赤くなる頰を逆上せと彼女に認識させておきながら苦笑い溢すと脱衣所へ。身体を拭けば衣服を着て部屋へと戻り、
ちゃんとお水飲んだ?( こちらも数分後に出てきてはタオルを被りながら心配そうに覗き込む )とりあえずグラタン温まるまでお水飲んで横になっといた方がいいよ( ソファで横になることを提案し持ってきた水入りのコップを渡し、 )
んー、飲んでないかも。( 言われてみれば、と虚空見つめては苦笑い溢して、) はいさーい。( コップ受け取り直ぐに飲み干せばそのままソファへと横に寝転んで、
うん、できたら呼ぶね。( コップを受け取り微笑みかけ、頬にキスを1つ。グラタンを温め始めるとインターホンが鳴り玄関へと駆けつけるとそれはきっと彼の女友達で )…はい、どちら様ですか?( 咄嗟にキッチンにあったフォークを握り締め無愛想にドアを開けて )
んー..、( ソファの心地良さに段々と眠気を催すと少し寝ようと横向きになって、) ん?どうしたの、さあや....、ちょ、待った!( 何処かへ行った物音で目を覚ますと起き上がる。ふと、視界に入ったフォークに玄関先で聞こえた知らない声にまさか、と考え着いて行くと自身が予想していた通り。) ごめん!今日は帰って!( と友達に伝えては扉を閉める。彼女の手首を掴めば、) さあや、落ち着いて..!
はじめくん…どうしてあの人帰しちゃったの?ダメじゃない。( 落ち着いてと言われても自分は落ち着いていると言わんばかりに首を傾げ、帰ってしまった女の足音を聞けば肩を竦めて残念そうに問いかけ )ねぇ、なんで私だけじゃダメなの?向こうから言い寄られてるの?…それなら私に言ってくれれば助けてあげるのに!!( 最初は笑顔でいたものの感情を抑えられず眉間に皺を寄せ怒鳴ってしまう。数秒後に平静を取り戻すと慌ててごめんと頭を下げ )
いや、ほら。今は二人の時間が大切だし。( 雰囲気の変わった彼女を下手に刺激する事無いように気をつけ乍帰した理由述べて、) っ____違うんだ。今日はたまたまこうなっただけだから、ね?大丈夫だから。( 笑顔から一変、怒鳴りあげる彼女の表情に怯えながらもぎゅ、と抱きしめては離れ、肩に手を置けばそう伝えて。
うん。でも、アイツにお仕置きする方が先じゃないかな。幸せな二人の時間邪魔されて悲しくない?( 二人の時間の事を考えて貰えていたことは嬉しいが、どうしても許せないと言ったふうで、 )う、うん…うんっ…ごめんなさい、急に怒鳴っちゃった( 怯える姿を捉えた時ズキリと心が痛くなり思わず涙を零す。今ので嫌われたのかもしれない、そう思うと手に持ったフォークを見つめ静かに泣き、 )
それは良いから。今はさ、ほら。グラタン食べよ?冷めちゃうじゃん、( 何とか誤魔化し話題を逸らしては、ね?と首傾げて、) ううん、大丈夫。大丈夫だから、( よしよし、と頭を撫でるとぎゅう、と抱きしめて。
そう…だね、ごめんね。ほんとにごめん。( こくり、とゆっくり頷くと少し雑に涙を拭いへらと笑みを浮かべてはぎゅ、と彼に抱きつき落ち着きをとりもどそうとし。 )グラタンあんまり自信ないから期待しないで食べてね( 少しでも自分の悲しみが消えるようにと軽く冗談を零して )
....うん。( 少しでも落ち着けばと、力強く抱きしめて。)
今はまだいいよ。少しゆっくりしよ?( 彼女の状態が治るまでと考えてはソファまで抱き上げて移動。ソファに座れば膝の上に座らせ再び抱きしめて、
───っわ…!!…ありがと、はじめくん。( 抱き上げられた事に驚くもその後の行動に再び涙をぽろり零し。彼がいなければ自分は果たしてここまで生きてこれたのだろうか、そんな事をふと思うと急に彼が愛おしくなり )あ、あの…キスして貰ってもいい…ですか?( 控えめに尋ね、強請るようにお互いの額をコツン、と合わせて見つめ )
ん?うん、もちろんですとも。( 急にしおらしくなった彼女にとりあえず安堵すれば合わさる額と言葉に笑顔で頷けば啄ばむように数回キスをして、
っ…ふふ、ありがと( すっかり涙が止まれば赤い目を擦り、優しいキスに目をトロませる。ふぅ、と息をつくと少し休憩と言うように肩に顔を埋めゆっくりと体重を任せ )あ、グラタン食べる…?( ついついゆっくりしてしまった、バッと起き上がると首を傾げ )
ん、どういたしまして。( 肩に埋まる顔。それを優しく包むように掌で後頭部に触れればよしよし、と撫でて。)
ああ、うん。そうだね、食べよっか。( そう言えば、と言わんばかりに気がつけば頷いて。
あ、ちょうど出来たみたい。用意するから待っててね!( 心地よく撫でられて目を閉じもう少しこのままで居たいと思っていた矢先にグラタンの温め終わった音を聞けばむくりと起き上がり食器をだしはじめ )ふふっ美味しそうに出来てるよ〜( ミトンを付けながらテーブルへグラタンを置くと嬉しそうにこちらに手招きをして )
うん、ありがとう。( どうやら完全に元には戻った様子。レンジの完了音で此方から離れた彼女を横目に床へと座ればテーブルの上の物を片付ける。) すげー、美味そう。( 手招きされた方へと向かえば鼻孔を擽る香ばしい香りに腹の虫が鳴く。
ふふ、よかった。それじゃあいただきます。( 彼の腹の虫が鳴く声に微笑み手を合わせ )ねぇ、はじめくん私の事嫌いじゃない?( もぐもぐ食べ進めていく中、ふと頭に浮かんだことを問いかける )
いただきます。( 此方も手を合わせては熱さに気を付けながら一口ずつ口にしていって。美味い、そう言わずとも表情は幸せそうに笑っていて、) ん?好きだよ。( 食事中、突然的な質問に最初理解が追いつかないが、分かればサラリと答えて、
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