死がふたりを分かつとも__ / 〆 

 死がふたりを分かつとも__ / 〆 

死神  2017-12-31 11:56:53 
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「 お前が言うか 」と、彼は笑った。






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  • No.1 by 死神  2017-12-31 12:21:34 




>624


(彼の部屋は、いつも同じ匂いがする。どんなに隈無く掃除をしても、一日掛けて換気をしても、決して消える事なくこの部屋に染み付いた酒と煙草の匂い。どちらも嗜まない己にとって、初めは不快な"臭い"であった筈のそれが、今や心地良く己を落ち着かせる"匂い"へと変化している。それに気付く時は決まって、酷く気持ちが落ち込むのである。嗚呼、まただ。またこうして、とうに手放すべき感情が自分の中に根付いてゆく――何処か焦燥感にも似たそんな気持ちは、言葉の代わりに無機質な表情に差す僅かな翳りとなって表れた。こんな事を考えていると、時間というものは不思議とその歩みを早めてしまう様な気がする。何処かで中断しなければそれこそキリがない、迷宮入り寸前の思考をぷつりと断ち切って今や己の指定席と化した窓際のカウチから立ち上がると「酒は要らん――何か出してくれると言うのなら、珈琲を頼む。」と、彼がキッチンの棚からグラスを取り出すその音に気づき、釘を刺すような声を掛けて)


(/お声掛けと、こちらへのご移動を有難うございます。早速では御座いますが、当方のサンプルロルを投稿させて頂きますので、こちらへの返信を以てロルテストとさせて頂ければと存じます。尚、長期間のやり取りが前提と言う背景から相性を重視させて頂いておりますので、ロルテストを拝見させて頂いた上で相性を考慮し、残念ながらお断りさせて頂く場合がある事を予め御承知置き頂けますと幸いです。それでは、お待ち致しております。)


  • No.2 by 624  2017-12-31 12:51:24 

そうやってリクエストしてくれる方がありがたいね。(背後からの声に応えながら、グラスを戻してマグカップを戸棚から取り出す。この部屋で、こうして背後から同じ声を聞くようになってどのくらいになるだろう。その存在がデフォルトになっている日常を思いながら、ドリップ式コーヒーの袋を開ける。)ミルクと砂糖は?(ついでに自分もコーヒーにしようと、戸棚からもう一つマグカップを出しつつ問いかける。―マグカップか。男二人、マグカップを手にカウチに並んで座るのだ。全く、何と言う…。)マイルドだよなぁ…。(思考と同時に、偶然コーヒーの袋に書かれた"Mild Blend"の文字が目に入り、思わず独り言ちる。とはいえ、今までの人生がハードだったとか、そういった背景は一切無い。ただ、こうしたどこか中間色な空間に自分が組み込まれるという状況が少しくすぐったく感じたのだ。)

(/まだ詳細が分からないためあまり詳しくは書けませんでしたが、この様な感じになります。
場合によってはこれより長くも、また短くも出来ます。良いご縁になれる事を祈って、お返事
お待ちしております。)

  • No.3 by 死神  2017-12-31 13:29:21 





(/迅速なご提出を有難う御座いました。詳細を何も決めないままに、少々無理なお願いとなってしまった事をご容赦ください。ロルテストを拝見させて頂き、是非ともこのままお相手をお願い致したく思っております。素敵なご縁が結ばれた事に心より感謝をしつつ、宜しくお願い申し上げます。
つきましては、早速では御座いますが双方の意見を出し合いつつ詳細を決めていけたらと…!
ひとつずつ順番に決めていこうと考えておりますので、暫し相談に時間を割かせて頂く事をご了承ください。尚、話し合いを重ねていく中で、思っていたものと違っていたり合わないなと感じた場合には御遠慮なく仰って下さいませ。

それではまず、時代背景と舞台についてを決めていきましょう。
こちらと致しましては、時代背景は中世から現代まで幅広くどの辺りでも対応可能です。ただ、生活様式や全体的な世界観をイメージする上での便宜を考えると、現代が最も適しているのかも知れません。しかしながら、死神と言うややファンタジーな題材を扱うと言う特性から、レトロな時代背景の方がしっくりくると言う場合もあるかと思いますので、これに関しては貴方様のご意見もお伺いしたいと思っております。
舞台に関してですが、現時点ではもし可能であれば英国とさせて頂ければと考えております。とは言え、英国の生活様式に抜群に詳しいと言う訳では無い為、貴方様のご希望によっては勿論変更も可能ですので、舞台についても何か希望が御座いましたらお申し付け下さいませ。)



  • No.4 by 624  2017-12-31 13:41:37 

(/まずは採用いただきありがとうございました。
こちらもじっくり相談して始める形式の方が安心できるためありがたいです。
時代背景、舞台に関しては特別強い希望はありませんので、現代の英国で異存ありません。
ただ、やはり英国の生活様式は私も詳しくは無いので、文章を見ているだけではどこの国か
イマイチわからない描写、という感じになってしまうと思います。
それでもよろしいでしょうか?)

  • No.5 by 死神  2017-12-31 14:07:46 




(/それでは、お言葉に甘えさせて頂き、時代背景及び舞台は現代の英国と致しましょう。
生活様式に関しましては、此方もざっくり知識となりますので全く問題ありません。ぼんやりと、日本ではなく海外なんだなあ程度の認識で大丈夫です。

次に、2人の馴れ初めと現在の関係性について。
現時点では、
「死神がいつも通っているバーに、同じく常連客として通っていたのが後に恋人となる男。必ず店のカウンターの一番端の席に座り、誰と言葉を交わすでもなく独りぼっちで酒を飲んで帰る死神の姿を何となく気にかけていた男がある日死神に声を掛けてみたのが始まり。当初は、人付き合いを必要としない死神は男を邪険に扱うが、その後店で居合わせる度に声を掛けてくる男と次第に打ち解け、友人関係へと発展する。友人となってから更に時が経ち、恋人に別れを告げられたショックで自棄酒、泥酔状態となった男を死神が彼の家まで運ぶと言う出来事が発生。初めて出来た友人と言う事もあり、とても放って置ける状態ではなかった上、寂しさに加えて酔いも手伝ってか"此処に居て欲しい"と言う男の願いを断り切れず、死神は翌朝まで男を見守る事に。この一件をきっかけに、2人の距離はまた少しずつ縮まっていくこととなり、やがて恋仲へと発展することとなる」
と、大まかにこの様な流れを考えております。個人的には、冷酷な筈の死神が隠し持った「世話焼き」の側面をこの一件で知る事となった男は、そのギャップに惹かれ始める。常に明るく何度追い払っても諦めずに声を掛けてきた筈の男が見せた「弱さ」を見た死神もまた、そのギャップに惹かれ始める。と言う展開があればな、と…
何かご要望や、変更希望点など御座いましたら、御遠慮なくどうぞ!

現在の関係については、既に恋仲と言う事にしておいても構いませんし、恋仲へ至るまでの過程をじっくりと楽しんでも構いません。エンディングに向けて、ある程度2人への思い入れを作っていくと言う観点では、全くの初期からと言う訳では無いにしろ少し慣れてきた辺り、或いは友人関係となった辺りから始めていく方が良いのかなあと思っていたりします。)




  • No.6 by 624  2017-12-31 14:43:13 

(/設定のご説明ありがとうございます。
素敵な馴れ初めですね。双方惹かれあうきっかけも、入りやすそうです。
会う度アプローチをする件に関しては上手く運ぶ自信が無いため、少なくとも
それよりは後の段階の方が助かります。
希望としては自棄酒エピソードを実際にやってみたいというのがありますので、
やはり私も友人関係くらいからがスムーズに関係を築けそうな気がします。)

  • No.7 by 死神  2017-12-31 15:14:36 




(/有難うございます。では、馴れ初めは前レスの通り、現在の関係については友人関係辺りとさせて頂きます。双方のキャラクターを掴む為、友人関係と言う前提で酒を飲んだり世間話をしたりとある程度交流を進めておいて、慣れてきた頃合を見て自棄酒エピソードを組み込んでみましょう。

では、この後はそれぞれPFの作成に取り掛かる形となりますが、その前にひとつ。

死神のルールについてです。
募集板での書き込みでも触れていましたが、死神は定期的に「死亡予定者リスト」を与えられており、基本的にはそれに従って仕事をしています。世界中に多数の死神が散らばっており、それぞれ管轄が決められているのでその管轄内で動いているとイメージして下さい。死神は、死亡予定者リストに書かれている人物の居場所を特定し、死亡予定時刻きっかりに対象者の命を刈り取る(=対象者の死亡)ことになっています。対象者によって死因は様々である為、直接手を下すと言うよりは対象者が死亡する場面に立ち会い、肉体から抜け出そうとする魂を捕獲して冥界へ送り届けると言うものです。事故死から病死、或いは殺人まで様々な死因を見届けなければならないという特性上、死神は基本的に人間の死に方には無関心且つ無慈悲でなければなりません。今回扱う死神についても、本来仕事熱心で死神の宿命には忠実な男でしたが、恋人との心の触れ合いを通して本来もってはいけない感情をもつ、と言う流れです。原則として死神がその宿命に逆らうと言う事態は想定されていない筈なのですが、ひとつのルールとして死神が宿命に逆らった場合には重いペナルティがかせられる事となっています。
死神は宿命に逆らい、任意の対象者を死の運命から救う事が出来ます。その際には、対象者の肉体から抜け出そうとする魂を捕獲する際に使う死神の鎌で自らの首を落とす必要があり、首を落とした瞬間に死神の体は灰となって崩れ落ちる事になります。つまり、死神としての生の終わりは死神の宿命に逆らい誰かの命を救った時、と言うシステムです。こうして死を迎えない限り、死神には寿命が無い為、死ぬことはありません。
死の運命から救われた人間は、その後一律80歳までの寿命を与えられ、自ら命を絶たない限りは80歳の誕生日を迎えるまで死ぬことはありません。

長くなってしまいましたが、この様な内容となっております。
エンディングについては、初めに決めておいても構いませんし、交流を続けていく中でじっくりと悩んでも構いません。死神のルールとの兼ね合いから、どちらかが死ぬorどちらも死ぬのいずれかになると言う前提があるかと思いますので、エンディングの決め方については貴方様との相談と言う形にさせて頂ければと!

ちなみに、男の生い立ちや職業については自由に決めて頂いて構いません。募集板に書かせて頂いた優遇冷遇及び年齢枠のみ考慮して頂ければ、貴方様のお好きなキャラクターを造り上げて頂ければと思います。
PFは、名前/年齢/性格/容姿/備考と、この辺りを纏めて下さいますと幸いです。

PF作成について、或いは設定全般について、何か御不明な点が御座いましたらどうぞ!)




  • No.8 by 624  2017-12-31 15:55:13 

(/死神さんの設定について、承知いたしました。
スタートの段階だとこれら一切を男性は知らないという事だと思いますが、
死神さんの世を忍ぶ仮の職業設定などはあるのでしょうか?

こちらの設定は
デリック・グッドール/32才/大らかで基本的にプラス思考だが、多少野暮と感じられる部分もあり。
酒が入っていると性格の明るさ、社交性がより高くなる傾向にあるため、素面の時と若干イメージ
が違う事もある。/身長176cm/体重69kg/金髪・碧眼/職業・市役所職員
生い立ちについては今のところ構想はありません。一般的な家庭で一般的な進路であっただろう、
くらいです。不自然じゃない程度にバイト経験などを後付けするかも知れませんが。

それから、こちらのキャラクターの交際遍歴ですが、
1.今までずっと男性オンリー
2.昔は女性とも付き合ったが今は男性オンリー
2.どっちでもOK
4.男性を好きになるのは今回が初めて
どのような感じをご希望でしょう?
加えて、必要な場合は初期設定で別れた相手の性別の指定もお願いします。

ラストについては、差し支えなければ二人に任せたいと思っています。
その時の二人の関係次第で、それぞれが決断してくれる事に期待したいです。)

  • No.9 by 死神  2017-12-31 16:23:31 






(/死神が自らの正体や、恋人である彼へ死の運命についてを最終的に打ち明けるのは物語の終盤になるかと思いますので、それまでは死神の正体は一切知らないままの進行となります。本当に死の直前になって打ち明けるのか、それともある程度期間を残して打ち明けるのか、これも後々の相談項目になるかなと考えております。
死神は人に紛れて暮らす為に街の郵便配達員として働いており、優れた土地勘を身につける、という観点からこの職業を選んだと言う経緯があります。

設定については拝見致しました。それを元に、貴方様のお好みに合わせて肉付けしていったPFを作成して頂ければと思います。ごく一般的なキャラクター制はとても身近に感じられ、その分感情移入もし易いのでとても望ましい構成だと思っております。有難う御座います。

交際遍歴については、可能であれば4でお願い出来ればと思います。
これにより、死神と言うひとりの男性に対して真剣な恋慕の気持ちを抱くようになった自分に対し、デリックが戸惑いと葛藤を抱くと言う展開があれば面白いかなと思っておりまして…
男性同士の恋愛、自身の恋愛遍歴から見ても、同性愛者に対する世間の偏見が未だ残っていると言う観点から見ても、心理的迷いが生じる事を避けられない。綺麗で何事も都合の良い純愛にはなれず、葛藤を抱えながらそれでも想わずにはいられない、そんな切なさを描いていけましたら幸いです。
よって、別れた相手の性別は女性となります。

エンディングについては私も同じように考えておりましたので、2人の関係性を見守りながらじっくりと決めていきましょう。

それでは、双方PF作成後、投稿する形とさせて頂ければと思います。途中、質問等が御座いましたらお気軽にお声掛けください。
当方は本日中の完成を予定しておりますが、もしお忙しいようでしたら一週間以内の提出を目安にして頂いて構いません。どうか焦らず、ごゆっくりとPFの作成にあたって頂ければと思います。

それでは、よろしくお願い申し上げます。)




  • No.10 by 624  2017-12-31 16:38:32 

(/私も実は4で同じ様な事を希望していたので嬉しい限りです。
キャラクターに関しては、基本をシンプルにしておいて、死神さんとの関りの中で
デリックにも変化が出るのではないか、という期待を込めて設定しました。
なので、もし何かご希望がありましたらお知らせください。

さて、今更で大変申し訳ないのですが、当方なりチャ歴はまぁまぁ長いのですが
こういった公のサイトでというのが10年以上ぶりで一般的な作法が手探り状態です。
なので、PFに関して、そちら様のものを拝見してからそれを基準として作成したい
と思っております。
大変恐縮ではありますがよろしくお願いいたします。)

  • No.11 by 死神  2017-12-31 17:26:50 




名前/ルイス・バスカヴィル
年齢/外見年齢30代半ば 実年齢推定500歳前後
性格/生真面目で堅物、仕事は熱心にこなすが融通が利かない。元々あまり明るい性格では無かったが、日々数え切れない程の死を見届けなければならないと言う死神の宿命故、温かみと呼べる部分が欠落している。人に対しても物事に対しても果ては自分自身に対しても関心が薄く、言うまでもなく人付き合いは苦手。自ら望んで生み出した孤独を好み、他者の存在を必要とせず、何処までも味気の無い毎日を送っている。自分自身も気付かぬ本質的な部分には、優しさと世話焼きの一面をもっているが、如何せん発揮する機会が無い為にすっかり錆び付いている様だ。最低限の礼儀は弁えているものの決して愛想が良いとは言えず、突っ慳貪な物言いが目立つ。所謂人間的な温かみは死神である自分には一切不要のものと考える一方、何処かでそれに憧憬の念を抱く部分があるのもまた事実。そうした意味では、幾らか優しさに弱い傾向があると言える。
容姿/身長178cm、そう鍛えている訳でもなくかと言って肉や脂肪もついていない痩せた体に青白い肌。混じり気無く純粋な黒を保つ短髪のオールバック、吊り上がった切れ長の目に輝きの失せた何処までも底の見えぬ黒い瞳をもつ。顔立ちそのものは端正な造りをしているが、無表情で居るか仏頂面で居るか、ほぼその二択に絞られてしまう為に印象は決して良いとは言えない。薄い唇は常にきゅっと結ばれ、つい眉間に皺を寄せてしまうのが癖。仕事中は郵便配達員の制服を着ているが、プライベートでは常に全身黒尽くめ。露出を嫌う為夏場でも殆ど肌を見せる事はなく、基本的にいつもタートルネック。同じような服を何着も持っている。装飾品の類は一切身に付けず、徹底して地味。中途半端に視力が悪く、読書をする時やリストを確認する時のみ銀縁の眼鏡をかける。
備考/デリックの住まう街を管轄とする死神。定期的に与えられる死亡者リストに則り、人間の生を基準にして考えれば途方も無く経過してきた年月を、死神の宿命を果たしながら生きてきた。時代の流れと共に死神の体制も変化し、人に紛れて暮らしながら仕事をこなすと言う現在の体制に至る。人間としての仮の姿は街の郵便配達員。職業柄、この街においては優れた土地勘を身につけている。住まいは街外れの安アパート、質素な暮らしをしているが本人にとっては十分であり満足している様子。毎週金曜日の晩に、街のとあるバーへ足を運び独りで酒を飲んで帰るのが個人的な習慣。デリックに声を掛けられるようになるまで、職場の人間と仕事上必要な会話をする事こそあったものの、それ以外の人付き合いはほぼ無いに等しい状態であった。その為、初めの内は彼に対して邪険な態度を取らざるを得なかったが、熱心な彼のアプローチにより少しずつ心を開き始め、現在に至る。休日の過ごし方は、専ら自宅に引き篭り読書に耽ると言うもの。家具の少ない殺風景な部屋にも本だけは所狭しと溢れかえっており、その知識欲の深さが伺える。


(/お待たせ致しました。それでは、先に死神のPFを投下させて頂きますので、お役に立てるかどうか聊か不安ではありますが、もし宜しければご参考までにどうぞ。デリックとの関係については今後変化していきますので、ひとまず現段階での状態を書くに留め、これからの事については記述を控えております。PFだけでは分からない部分などは実際に交流をしながら、必要に応じて質問し合いながら補完していくスタイルでと思っておりますので、どうか楽な気持ちで作って頂けますと幸いです。それでは、のんびりとお待ち致しております。)


  • No.12 by 624  2017-12-31 20:45:07 

名前/デリック・グッドール
年齢/32歳/生年月日1985年7月9日
性格/大らかで基本的にプラス思考だが、多少野暮と感じられる部分もある。元々明るく社交的ではあるが、酒が入るとよりその特徴に拍車がかかり、結果的に鬱陶しいと思われる事も。対人関係は良好な状態を保つよう心掛けるタイプだが、その一方で好き嫌いも割とはっきりしており、嫌いな相手に対して必要以上の努力は好まない。人の感情の機微を感じ取る事は得意な筈なのだが、それをどう扱うかに関しては全くの不器用。中でも怒りという感情は一番手に負えず、自分に対して怒る人間には弱い。また、大らかな半面、何か一つ決めた事に関しては納得がいくまでやらなければ気が済まない、という扱い辛い癖も持っており、その対象は趣味から恋愛まで多岐に渡る。
容姿/176cm/体重69kg/平均的な体つき/少し癖のある金髪を役人らしく大人しくまとめている。相貌について「誰に似ているか」、という問いに用意している答えは「ちょっとかっこよくした羊」という、大学時代の友人からもらった曖昧な評価を愛用している。現状に異論を受けた事は無い。私服について強いこだわりは無く、量販店で毎回似た様なものを買い足す程度。主にポロシャツ、トレーナー、パーカーにジーンズといったラフなものが多く、色は黒・白・アースカラーに加え薄いブルーを好む。
備考/酒と煙草を好み、仕事帰りは週2-3のペースで馴染みのバーに通う。以前は曜日など決めもせず気分次第だったのだが、ルイスと出会ってからは毎週金曜は欠かさず通うようになった。何が自分をあそこまで熱心にさせたのか、と考えると未だにその理由は解らないが、邪険にされればされる程彼の事が知りたくなり、結局自分の悪い癖に火がついてしまったのだろう、と今のところは無難な解釈をしている。仕事は市役所の職員。仕事だけが人生ではない、と思っているためかあまり熱心ではなく、ほぼ毎日ぴったり定時で終業。住居は市街地にあるアパートだが、遠からず自分の家を買いたいと思い貯金をしている。多趣味だが、一番長く現在も続いているものは模型集め。飛行機や車、ヘリコプターなどの模型が好きで、時折気に入ったものを見つけては自分で製作し、部屋に飾っている。かなり吟味するため数は多くないが、それぞれに大変愛着を持っている。他にも、釣りやトレッキング、ギター等も一通りは齧っており、押入れにはそれらの序盤で購入しそうな品々が大事にしまってある。たまに思い出したり、友人に誘われた時には一応陽の目を見ているようだ。現在付き合っている女性は大学時代の乗馬サークル仲間だが、その当時から付き合っているわけでは無く、数年前、偶然仕事関係の飲み会で再会した事から交際が始まった。名前はヘレナ・モーガン(31歳)。交際の状態は、よく言えば安定、悪く言えば停滞といった所。

(/遅くなりました。このような感じで大丈夫でしょうか?コレは止めて欲しい、といったものがあれば遠慮なくお知らせください。ご要望の「父性」と「男性的」に関しては、今後動かしていく中で出していければと思っております。)

  • No.13 by ルイス・バスカヴィル  2017-12-31 22:14:03 




(/此方こそ遅くなってしまいました。丁寧に作り込まれたPFを有難うございました。改めて、こうして素敵な縁が結ばれました事をとても嬉しく思っております。父性や男性的な部分に関しましては、あくまでも「あったら良いな」くらいのものと思って頂いて差し支えございませんので、無理なく自然に醸せそうだと判断した時に含んで頂く程度で大丈夫です。勿論、実際に動かしていく中でデリックには合わない要素だと判断された際には、含まないままでも大丈夫ですので、どうかご心配なさらず。
それでは、これにて設定の相談を一通り終え、PFも揃いましたので開始の準備が一旦整いました。
開始前に、今後のレスについてですが、基本はプライベート優先ののんびり進行で楽しんでいけたらと考えております。募集板にて、一週間に一度レス可能な方を微優遇とさせて頂いたのは、あくまでも此方が少なくとも一週間に一度はレスが出来そうだと言う見込みである為目安として、と言う意味合いが強いです。その為、レス頻度は特に問いませんので其方様のペースでお返事を頂けますと幸いです。
基本は置きレスでやり取り、時間のあった時には随時即レス、と言うような形になっていくかと思われます。双方無理の無いよう、長期間じっくりと楽しんでいけたらと考えていますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

では、次のレスより開始させて頂ければと思います。
開始場面としては友人関係の状態で、金曜日の晩に例のバーで顔を合わせた辺りとなります。暫く酒を飲みながらゆっくりと談笑し、別れる前にルイスより週末に食事でもと何気なく誘いを持ちかけてみますので、その後は流れに合わせて週末の様子を描いていけたらと。同居状態では無い為、暫くは金曜日のバーでのやり取り、どちらかの家に遊びに行く、2人で出掛けるなど、一日一日を切り取る様な形での進行になるかと思われますので、展開について何か希望があれば随時声を掛け合っていきましょう。

現時点で何か展開等にご要望がある場合、何か確認事項等がある場合は、お気軽に仰ってくださいませ。)


  • No.14 by デリック・グッドール  2017-12-31 22:32:53 

(/こちらこそ、初参加でこのようなご縁に恵まれ嬉しく思っております。
進行について、私もそのくらいのペースが無理なく作り込めてありがたいです。また性格についても、お言葉に甘えまして自然に振る舞える範囲での反映とさせていただきます。

ルイスさんからのお誘いを楽しみにしております。
では、よろしくお願いします。)

  • No.15 by ルイス・バスカヴィル  2017-12-31 23:44:44 




(金曜日の晩はパブで過ごす――いつからか、それが習慣のひとつとなっていた。街外れにぽつんと佇む寂れた小さなパブだったが、賑わいからそっと切り離された様な心地良い静けさに包まれる独特の雰囲気が好きで、足を運ぶのは専らこの店ばかりである。あまりにきっちりと通うものだから、これまたいつからか、金曜日の晩、決まった時間に店に顔を出すと自分がいつも座るカウンターの一番右端の席には"reserved"なんて小さなプレートが立てられるようになっていた。今夜も例外ではない。チリン、と控えめなベルの音と共に立て付けの悪い入口の扉をくぐると、相も変わらずしっとりとした静けさに包まれる店内を進む。慣れた座り心地の丸椅子に腰掛け、くすんだ金色のプレートを脇に置いた頃合いを見計らって目の前にことん、と置かれたのは所謂"いつもの"だ。ハーフパイントのエール一杯分の料金を慣れた様子で手渡し、空いたその手でグラスを持ち上げつつちらりと目を遣ったのは小さな壁掛け時計だった。そろそろか、頭の隅でぼんやりと思い返すのは、金曜日のこの時間、決まって声をかけにくるたった1人の友人の存在だった。)



(/満を持して開始とさせて頂きます。途中何かご要望や気になる事が御座いましたが、背後会話にてお声かけ下さいませ。それでは、背後は一旦失礼致します。/蹴り可です)


  • No.16 by デリック・グッドール  2018-01-01 14:46:45 

(この前は少し喧しすぎたかな…。チラリとスマホで時間を確認しながら七日前の晩を思い出す。そもそもが酒を飲むと浮かれやすいタチなのだ。それを、止せば良いのにチェイサーだなどと格好をつけて見せたりするものだから、その煩わしさは相当なものだったであろう。ブーツを貫通する寒さはやはり今夜もスコッチだと言って来るが、その手に乗るわけには行かない。しかし、そこまで考えてから、少し可笑しくなってふ、と一人白い吐息を洩らす。馴染みのパブに向かうのに、こんなに考え事をするとは思わなかったのだ。いつからだったか、カウンターの右端に座る少し変わった雰囲気の男性が気になり始めていた。陰鬱な表情、線の細い体つき。端正といっても良い顔立ちだが、女連れでもなく、ただそこに居て静かに飲んでいるだけだ。ーたまに見かけるタイプかもな。最初はその程度しか考えなかったと思う。だが、次第に彼が何を飲んでいるのかに目が行き、ともすれば本人にも興味が沸き始める。それから実際に声を掛けるまでには、そう長くは掛からなかった。初めはあからさまに邪険な表情をされたものだが、日を変えて何度か粘るうちに少しずつ会話が成立するようになり、どうにか気安く言葉を交わせる様になったのだ。またごちゃごちゃとそんな回想に耽っている間にも、足はキチンと仕事を果たしてくれたらしい。気づけば店のドアが目の前にあった。)「ふー、お疲れさん。今日は一段と冷えるな」(いつもの場所にその姿をみつけると、言いながらコートを脱いで隣に腰掛ける。注文は、いつものギネスではなく、軽めのエールにしておいた。)

  • No.17 by ルイス・バスカヴィル  2018-01-02 14:47:33 



(グラスに口をつけ、泡の少ないエールをちびりと一口。このぬるさもいつも通り、鼻から抜けていく麦の香りを楽しむ様に敢えてゆっくりと時間を掛けて飲むのが己のスタイルだった。特別酒に弱いと言う訳では無いのだが、毎週欠かさずパブに通う割に飲酒量は少ない。酔いが回り、思考能力がゆっくりと低下していくあの独特の感覚が嫌いで、いつもそこへ行き着く前に止めてしまう。自制を捨て、飲める所まで飲み、どっぷりと酔いに浸かったとすれば一体自分はどうなるのだろう――後方のテーブルから聞こえて来る酔った男達の世間話をBGMに柄にも無くそんな事を考えていた所為か、彼の声への反応はやや遅れた。思えば初めの頃は、掛けられる声に気が付いていながら視線のひとつもくれてやらない、そんな事も珍しくはなかったと言うのに、今では確りと彼の方へ顔を向けて「ああ、お疲れ様。」などと返事をする様になっている。これは立派な進歩だ。隣に腰掛ける見慣れた動作をこの日もいつもの様にぼうっと眺めつつ、乾杯を促す様にグラスを持つ左手を軽く掲げれば「…大雑把に見えて、此処へ来るのはいつもきっかり同じ時間だな。」と、友人を迎える言葉にしては聊か捻くれた言葉を添えて)

  • No.18 by デリック・グッドール  2018-01-02 19:55:15 

「無駄な残業はしない主義なんだ。働いて飯食って寝るだけの毎日じゃつまらないだろ?」(軽く毒づいて来た相手に笑みを返し、互いのグラスをカチリと合わせる。本音を言えばいち早くここへ来たかったからなのだが、どこか気恥ずかしくてそれは言えない。だが、言わずとも勝手に首から上の体温が上昇した気がして、それが今しがた肌に触れた外気との差のためなのか、それともこの心境によるものなのか、判然としないまま誤魔化す様にエールをゴクゴクと喉に流し込んだ。どうにも不思議な気分だ。今までにもパブで誰かと意気投合する事はあった筈なのに、一体何が違うと言うのだろう。無意識にそんな事を考えながら、何気無く相手の顔を見遣る。漆黒の瞳は、全ての光を飲み込んでしまいそうな程に深い。目を合わせると、まるで深淵を覗き込んでいるかの様な気分にさせられる。青白い頬と暗い表情からは、あまり酒を楽しんでいる様子は伺えない。思えば、気になったのはその横顔が最初だったかもしれない。彼がこの場所とアルコールに何を求めているのか。それが知りたくなったのだ。余りジロジロ見ては不躾かと思い、なるべく自然に目線を逸らす。大分打ち解けてきたとは言え、元々パーソナルスペースが広そうな彼だ。不必要な接触は好まないだろう。)

  • No.19 by デリックPL  2018-01-24 00:20:48 

(/最終書き込みから大分経ちますので、無期限中断と判断させていただきます。時々見に来ますので、よろしければ再開してください。)

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