ユウタ 2017-11-19 17:00:15 |
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第一話「豪邸一家殺人事件」(1/8)
1950年 とある豪邸屋敷。
????「はっ・・・・はっ・・・・・っ。」
明かりの点いていない屋敷の地下に一人、息を切らしながら逃げている。
背後からコッ・・・コッ・・・・と、ゆっくり、足音を立てながら近づいてくる人が居た。
????「逃げても無駄よ。その先は行き止まりなんだもの。」
明暗のわからない少し太い声を発した人が言う。
逃げている方の人は顔を青草森永ら必死に逃げる。が、しかし
????「・・・・・?!そ、そんな!!」
逃げている方の人は見えない壁にぶつかり慌てて立ち上がる。だが、
????「だから言ったでしょう?貴方はまだ此処を理解していなさすぎる。ここで死になさい。」
拳銃を片手にチャカッと音を出して逃げ道を塞ぎながら相手に銃口を向ける。
????「いやっ!やめてっ!・・・お願い!」
????「ふっ、・・・・・もう、これで・・・・・終わりよ。――――」
時は進み1956年、とある場所。
そこには、一人の少年が一人、ベットの上に寝ていた。
????「ん・・・・・ここは・・・・俺は確か・・・。」
誰かがタッタッタッと足音がして近づいてくる。
ガチャガチャガチャと慌てて木製のドアを開ける。
????「?誰だ?」
青年はドアの向こう側にいる人に話しかける。そして
????「ギン君?!銀君居るの?!」
青年の名は南雲 銀次。頭は冴える方だが面倒臭がり屋な大学生。
銀次「・・・・彩智(サチ)か。ちと待ってろ。」
銀次はドアを開けようとするが・・・・・、開かない。ガタガタと音を立てるだけだ。
銀次「・・・・・・すまん。押し引きしたが、ガタガタ言ってるだけだ。開かない。」
彩智「?!・・・・・・。OK、んじゃ左右に引いてみて!」
彼女はそう言うと何処かへ行ってしまった。
銀次「・・・・・。(いや、そっちからも開けれるだろ・・・・ん?なんだこれ?)」
銀次がドアをよく見ると、鍵穴が
銀次「・・・・・・なんで鍵穴?・・・・あぁ、この部屋にあるのか・・・・探そう。」
銀次はごちゃごちゃとした空間の中で部屋の鍵を探し始めた。
1/8終わり。2/8は毎週の休日(土曜日または日曜日)にて掲載予定中。※祝日にも載せる事があります
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