女提督と艦娘たちの日常。

提督提督ぅ
今度こそ、わたしの漢字覚えてくれましたぁ？
（／はじめまして
レス短遅だけど、それでもよかったらユルくお相手お願いします～）

あら、阿武隈…！　ちょっと待って、もうすぐ終わるから…
(阿武隈に話しかけられれば書き物を一旦止め、顔を上げてにこっと微笑み)

（／はじめまして！　こちらこそレス遅いですがお相手お願いします…！）

忙しかった？
新しい作戦なの？
（きょと、と首を傾げて机の書類を覗きこんで）

いや、本部に頼まれた論文を仕上げないといけなくて…
(手元に散らばっている原稿用紙には綺麗な筆記体の英文が書き連なっていて)

(/レス遅れてしまいました…)

（原稿用紙の細かい字を見ると頭がくらくらして）
こんなの読み書きできるなんて提督はやっぱりすごいや
むっ
ならあぶくまの漢字くらい、ちゃんと覚えてください～！
（ぷぅ、と頬を膨らませて）

（／だいじょーぶだよー♪）

阿武隈の漢字…確かこうだったかしら？
(原稿用紙の隅に鉛筆で「阿武隈」と書いて見せて)

（じぃ～～～っと穴が空きそうなほど見て）
正解です！
やっと覚えてくれましたね、提督
そんな提督にはご褒美として、さっき購買で買ってきた塩キャラメルをさしあげます
（２、３粒握った手を差し出して）

塩キャラメル！　一粒いただくわね！
(差し出されるや否や即座に一粒口に放り込み)
おいしいっ…！
(どうやら塩キャラメルが大好物のようで、まるで小さな子供のように幸せそうな顔をして味わっていて)

難しーことを考える時は甘いものがいいといーますからね（と、大淀さんが言ってた気がする）
これで提督のお仕事も早く終わるに違いありません！
（ひとりうんうん頷いて）

よし、これでお仕事も頑張れる気がするわ！
ありがとうね、阿武隈！
(阿武隈の頭をぽんぽん撫でてあげて)

誉めてくれるのもなでなでも嬉しいんですけど、前髪を触るのはやめてくださいね
（前髪に触れそうな提督の手のひらをひょいと避けて、頭のてっぺんをなでなでさせてご満悦の様子で）
提督
お仕事済んだらごはん、ごいっしょしませんか？
（首を傾げながらたずねてみて）