ななみん 2017-08-06 13:18:59 |
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社会人なりたてで行ったフィリピン。
一生懸命働いたお金で旅行にきて、少し偉くなった気分と、
セブ島でプチセレブ気分で、ウキウキしていたのですが、
夜、現地ガイドさんに誘われて、マニラへ食事に行くことになり、
途中、ストリート・チルドレンを目の当たりにして
ショックを受けました。
レストランでは、日本人男性クループがフィリピンの女の子達を
同伴して食事をしていたので、気まずい思いをしました。
お勧めコースを注文したら、テープルが広げられて、
食べきれない程の料理が運ばれてきたので、びっくり。
「多すぎる。間違えてないか。」と聞くと、
ガイドさんは笑顔で、
「残せばいい。値段は同じ。」
外には貧困にあえぐ子供達がいるのに、私達は何してるんだろう、
と 情けなくなりました。
不思議そうな顔しているガイドさん(20代女性)に
日本人男性グループは不愉快じゃないか、と聞いたら
「日本人は優しくて、彼女たちに暴力をふるったという話は聞かない。
それに気前がいいので、みんな喜んでいる。」
そこには私達の想像もつかない生活があるのだ、と思いました。
ガイドさんは
「日本人はおもしろい。あそこで食事している日本人の新婚カップルの
旦那さんが あのグループを見て、怒っていた。
私にはちょっと理解できない。でも、日本人が好き。日本語が好き。
だから、この仕事が好き。もっと勉強する。」
彼女の言葉に少し救われたけど、
その後、私達はちょっと口数が少なくなった・・。
この世界には 何かがうまくいっていない現実が確実にあるのだ、
と 思い知らされた旅行になりました。
忘れられません。
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